• 締切済み

ボディ構造による、エレキギターの音の違い

実在するギター同士の比較というよりは、音響学的な話になりそうです。 組み立て品質や他の仕様(形状、材質、ピックアップ(PU)含む電装部品等)を全く同一にした状況で、 ソリッドとセンターブロック有りのセミアコの2本を、 ソリッドの構造を ・ボディにPUとブリッジをネジ止め セミアコの構造を ・ブロックは1ピースで、ネック下からサイド板まで。また、ピックアップ(PU)と配線の穴をのぞいてトップ板と バック板に密着するように作る。 ・PUとブリッジはブロックにネジ止め。 2本ともPUはダイレクトマウント(直付け)で。 として比べた場合、音にどのような違いが出るのでしょうか? セミアコの方がサスティーンが短くなることは分かります。ですが、周波数特性や生音は どのように違うのか、 フィードバックの起きやすさに違いがあるかどうか、といったことが分かりません。 もう一つ疑問なのは、 Super400のような、最大サイズの空洞を持つギターと、 それを、かなり不自然ですが、上のブロック入りの構造に改造したものとを比較した場合です。 低中音域にブロックのサイズ分以上の差が見られるのでしょうか? 差があるとしたら、 ・ボディの共鳴自体は関係なくとも、トップ板の振動がPUを揺らして、 出音に影響を与えるのでしょうか? ・それとも、トップ板の振動がブリッジを通して弦振動に影響を与えるのでしょうか? ・両方の要素が合わさったものなのでしょうか? お礼をし、また可能な限りベストアンサーを決定いたしますので、 二つの疑問のうち、どちらかだけでも教えていただけたら幸いです。

みんなの回答

  • k_kota
  • ベストアンサー率19% (434/2186)
回答No.4

一点補足です。 ブリッジの固定の有無ももちろん影響はあります。 2回目の回答は空洞と天板のサイズについての話はこうであるって話です。 波動方程式とホルムヘルツ共振器くらい分かればアレくらいの話はできますけど、 実際詳細な動作がどうかとなると説明できません。 結局~だと~である、というように1対1でできる表現はありますけど、 どれがどれだけの割合でと言うのは難しいのです。 逆に言うと、質問者様が直感で思いつくレベルとそんなに大差ある内容は出てこないと思います。 結局かたまりとしてどうなるかです。 解析よりは実験の方がしっくりした結果が出せる分野だと思います。 まあ、実験も難しいのですけどね。

aberrancy
質問者

お礼

三度もの回答どうもありがとうございます。

  • k_kota
  • ベストアンサー率19% (434/2186)
回答No.3

箱物ギターの特性、と言うのが何を指すかというとまた長い話になりますが、そこは置いときます。 ブリッジの固定度合いが異なることでの音色の違いはあるでしょう。 それが箱っぽさを減らす方向なのは間違い無いとは思います。 ただ、その結果ソリッドに近いと感じるか、箱っぽさが維持されるかと言うのは定性的な回答はできません。 トップの振動は当然センターブロックにも伝わりますが、それがどの程度どのように作用するかについては詳細に説明はできません。 このレベルであればシンラインとソリッドテレの比較でもそんなに変わらないかなと思います。 逆に言うとどのレベルの回答が欲しいのでしょうか。 共鳴胴のサイズについては単純に面積も体積も大きければ低い周波数で共振する方向ではありますが、どちらがどれだけかは分かりません。 一応解析的にアプローチする方法はあるのですが、私は技術がありません。 また、その結果を主観的な所に落とし込むのはそれはそれで大変だと思います。

aberrancy
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 フィードバックの発生には空洞と穴が開いていることが重要なのですね。 てっきりブリッジがトップ板に載っていて振動がしやすいことが重要だと思っていました。一つ理解が深まりました。 締切るまで暫くお待ちください。

回答No.2

原理はシンプルです。 弦の振動がギター本体の特性により変わるのです。 ブリッジを介する事は当然です。 ギター本体も含め全てがノウハウ、音色は結果です。 良い楽器は生音自体で深み等、音色が完成されています。 国産ライセンス生産Ovile by Gibson ES-175D、見た目は本物より美しくも音色が細く薄く全く鳴らない、 生でもアンプを通しても。 「弦振動波形」立ち上がり、振幅、減衰波形も含め特徴が、その楽器たる所以でピックアップはそれを電気信号に変換しているだけです。

aberrancy
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 >「弦振動波形」立ち上がり、振幅、減衰波形も含め特徴が その特徴がどのような原理で生まれているのか、ということが 教えていただきたかったことなのですが…

  • k_kota
  • ベストアンサー率19% (434/2186)
回答No.1

物理的に曖昧な条件が多いので、回答も曖昧になります。 ですので、もっと具体的な解が欲しいなら条件を具体化してくださいと一応言っておきます。 まず、形状を同一とた上でセンターブロックが云々と言っていますが、複雑過ぎる割に回答の品質が上がらないので問題を単純化して回答します。 あるテレキャスターがあって、全く同じ物からボディの中身を取ったものがあるとする。 その場合どのような差があるか。 異なるのは重量、空洞、形状で特にトップとバックが薄くなることですかね。 軽い、柔らかいとサスティーンが短くなる傾向は間違いないです。 また、空洞とトップの効果で共振が出ます、おそらくフィードバックは発生しやすいでしょう。 ただ、系としてはひとかたまりなので、何をしたからどうとか定量的に言うのは難しいと思いますし、結局実際やってみるしか人間の感覚にマッチする解は無いと思います。 それくらいややこしい話です。 後半も特性とサイズの影響の基準が不明確なのでなんともいえませんが、 ありとあらゆる要素が影響はして、ただ、その割合がどれくらいなのかは分からないと言うことです。

aberrancy
質問者

お礼

回答ありがとうございました。 補足により再び回答をいただけるなら 是非お願いします。

aberrancy
質問者

補足

一番目の疑問の条件を具体化いたしますと、 ・完全に単板で、ES-335とぴったり一致するシェイプのソリッドボディーを作る。 ・ES335と同じ形状のセミアコギターの空洞に、センターブロックをぎゅうぎゅう詰めにトップ板・バック板に密着させて入れる。 前から見ると http://homepage3.nifty.com/~tulip/335sum04/020100/zu/cb58.jpg のような形でブロックが入っていることになります。 書きそびれていました。センターブロックは1プライのものです。335に入っているものとは別物です。失礼いたしました。 要するに、ブリッジ幅のソリッドボディの両サイドにFホール付きの箱を2つ足したかたちとなります。 そしてボディ構造以外の仕様を全く同一にする。木材は全てメイプル、1プライのセットネックとします。 この構造にすると、明らかにトップ板の振動が抑制されるはずです。 トップ板が固定されていても、箱物ギターとして特性は維持されているのだろうか? というのが疑問の基本的なところです。 空洞により共振してトップ板に影響を与えるというのは分かるのですが、 センターブロックに影響を与えるのかどうかが分からなかったので、 質問を投稿するにいたりました。 テレキャスターの中身を抜くのとはまた異なった話だと思われます。 二番目の疑問については、割合がどれくらいなのかというより、 共鳴胴の大きいエレキギターが低中域の量が豊かなのは何故だろうか、という疑問です。 容積が大きいことによるのか、反響体の面積によるものなのかも分かりません。 一番目の疑問とも重なりますが、 トップ板の振動を抑制すると、低中域の量に影響が有るのか無いのかが良く分からないのです。