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乾電池からの液体で手が融けるか?
お世話になっています。 最近、乾電池から薄い茶色の液体が出ていた様なので、触りました。その乾電池のすぐ横に茶の入ったコップもあったので、そのコップからこぼれた茶かもしれないと考えて、大して注意せず、その液体を触りました。 その後、手を洗ったのですが、その時に、手の皮膚がカサカサに剥げ落ちる様な状態になりました。 この様な場合、当方の手は乾電池から出た酸の液体等に触れてしまったと考えて良いのでしょうか? また、当方の手の一部の指の指紋がなくなったり、減ってしまいました。これも酸の働きなのでしょうか? 教えてください。
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酸ではなくアルカリの影響ですね。アルカリにはタンパク質の構造を壊す働きがあるので、皮膚を構成するタンパク質がアルカリによって分解された結果です。何かが溶ける=酸という図式は成り立ちません。酸ではまったく溶けないがアルカリには溶けるとか酸にもアルカリに溶けないが、ある種の液体には溶けるとか、物質によって何によく溶けたり分解されるかは色々です。 ちなみに今回の場合は溶液中の水酸基(OH)イオンがタンパク質内部の酸素によって結合されていた部分から、酸素を奪ってH-O-H、すなわち水を作り出すと同時に、タンパク質の一部を切り離して分解してしまったために起こったということです。 これは塩素系の漂白剤が手についたときにヌルヌルするのと同じ反応です。塩素系の漂白剤が手についたときにヌルヌルするのは石鹸のように塩素系漂白剤自体がヌルヌルするのではなく、皮膚の表面のタンパク質が分解された結果ヌルヌルしているのです。まぁ、どんな強力な酸でもアルカリでも漫画のように際限なく溶けていくようなことはありませんので、よく水洗いをしてハンドクリームでも塗っておけばよいでしょう。ただし先の方が書かれているように、目などに入ると失明などの重篤な症状を起こす可能性もありますので要注意です。
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- Kirby64
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手の融けないが、手の皮なら余裕で融けるニャ。 指紋はその内復活するニャ。
お礼
おお!猫殿! ご回答有難う御座います。 指紋は融けて当然なのですね。
- nekonynan
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乾電池の構造 http://www.baj.or.jp/knowledge/structure.html 乾電池の電解液は、強アルカリ性(ph10以上)です。当然目に入ると失明の危険がるほどの強いアルカリ性です。当然手なども溶けてほど強力です。 「有害ごみ」として分別収集するほと乾電池は危険ってことです。
お礼
ご回答有難う御座います。 大変勉強になりました。
お礼
ご回答どうも有難う御座います。 大変勉強になりました。