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炭、備長炭、白炭について教えてください!

こんにちわ! 先日外国人の友達からどうして日本人は炭を生活の中でよく使うのか?という質問を受けました。 そこで炭について質問させていただきます。 どうして日本人は備長炭や、炭を習慣的に使うのでしょうか? またどの使用方法が代表的でしょうか? またどうして御飯を炊く時に炭を一緒に入れるのでしょうか? 私は炭に関してほとんど無知なので、炭に関する興味深いお話などあれば教えてください!

みんなの回答

  • tpg0
  • ベストアンサー率31% (3785/11963)
回答No.3

こんにちは。 私は、還暦を少し過ぎたオジサンですが、アウトドア・ライフが好きで夏場はキャンピングを良く行います。 キャンプに欠かせないものにバーベキューがありますが、このバーベキューには例外なく「炭(木炭)を利用」してます。 ところで、ご質問の「どうして日本人は炭を習慣的に使うのでしょうか?」ですが、私の知る限りでは普通の人達は習慣的には炭を使ってないと思ってます。 と言うか、若い人達に「炭の熾こし方」を知らない人が多いのに驚きます。 私が幼い時代の1950年代半ば頃までは、地方ではプロパンガスが普及してませんでしたから、一般家庭の台所には「竈(かまど)」があった時代です。 この、竈で炊飯してましたが、その他の煮炊きは「七輪」を利用してた家庭が普通でした。 竈の燃料は主に薪でしたが、七輪の主な燃料は炭でしたから、日常の「調理用燃料に炭」を使ってましから、昔の子供は小学低学年ぐらいでも難なく炭を熾こせました。 その後、1950年代後半に入ると、地方でもプロパンガスが普及し始めて、竈や七輪がガスコンロに代わるようなり、一般家庭では燃料用としての「炭」は使われなくなりました。 従って、1960年代以降に生まれた日本人の多くは、日常的に炭を使ってた様子を知らないと思います。 しかし、炭の消臭作用などの効果が見直されて「消臭としての炭」を利用する人達が増えてきたので、炭の中でも優秀な特性を持つ「備長炭」が最近になって注目されるようになったのです。 なお、白炭は樫を代表とする堅い木材を炭竈で焼いた炭で「白炭の代表格が備長炭」です。 普通の木材を焼いた炭は「黒炭」で備長炭のような白炭に比べると安価ですが、火持ちが悪いです。 炭の代表的な使われ方 1、燃料用 2、消臭用 3、濾過用 炊飯時の炭の主な効果 1、カルキ臭の消臭 2、遠赤外線効果 ちなみに、備長炭の中でも最高級とされる「紀州備長炭」はウバメ樫を焼いたもので、1箱(10kg)で1万円以上の高値ですから「趣味の燃料とされ」料亭や鰻蒲焼き屋などでしか使われてません。

  • organic33
  • ベストアンサー率36% (615/1664)
回答No.2

今の日本人は炭はほとんど使いませんよ。 外国人の方は何を見て炭をよく使うと勘違いしたのでしょう。 旅館?焼鳥屋? 高断熱、高気密の住宅で炭をおこしたら、一酸化中毒を起こします。 BBQなら、チャコールブリックスより炭が安価に手にはいるからです。東南アジアのマングローブを切って炭を焼いて、日本に輸出しています。 昔は焚き物を焚いて余ったものを炭壺に入れて消し炭を作って、それをまとめて石臼で粉にして水で練って炭団子を作っていました。日本版チャコールブリックス。商品としては豆炭。 でも、風の通る家でないと使えません。練炭で一酸化中毒を起こす家では使えません。 備長炭というのは、生産地や製法が決まっているのではなくて、ブランドです。別の名前の方が売れそうなら、別の名前が付きます。 代表的な使用法は、火鉢、長火鉢に炭をおこして、鉄瓶をかけて、主人が半天を羽織って、キセルでたばこを吸っている。絵になるねえ。 炭を燃料にして、鉄の容器で湯を沸かして、茶を入れて飲むのが炭利用の日本人の代表。 茶道の湯も炭を燃料にして、鉄の釜で沸かします。 ご飯を炊く時炭を入れるのは、米研ぎで取りきれなかった糠が水に出てきた所を炭の穴に吸着させる。ご飯を炊く水にカルキが有る場合、それも吸着させるため。 炭を入れて焚いたのと炭を入れずに焚いたので味の違いが判るなら、超一流の舌を持つ人。 質問主様は炭に関して無知なのではなくて、これまで炭を使う生活をしてこなかっただけだと思います。このまま炭を使わずに一生を終えられるなら、その方が良いですよ。

  • dogday
  • ベストアンサー率29% (2313/7949)
回答No.1

キャンプが趣味なので一応違いはわかっていますけど、プロじゃないんで。 日本人が欧米人より炭を使うのは、米が主食か小麦が主食の違い。これは囲炉裏・竈と暖炉の違いになります。 欧米人は、暖炉から煙突で直接排煙してしまうので、煙の出る生木でもいいのです。 コメを炊くのに直火で瞬間的な火力がいる。小麦料理はオーブンの輻射熱で低温で長時間加熱。 パンでも、ピザやピタ、ナンなど、竈で火で焼く平焼きパンの文化圏は、必ずパエリヤなど米も食べる文化があります。 オーブンは釜自体が遠赤外線を発して焼き上げますが、直火の場合、炭自体が赤外線を発しないと芯まで焼けない。 そこで白炭である備長炭が必要になります。 だから、アメリカ人の大好きBBQは、成形炭であるチャコールを使います。ゴールドラッシュの開拓民だから家を持たず、パンを焼く家族もいなかったので、暖炉の文化が薄れたのです。 >またどうして御飯を炊く時に炭を一緒に入れるのでしょうか? 活性炭として吸着材の意味があります。炭は細胞壁だけのスポンジ状なので、灰汁を吸い取ります。 ウィスキーやウォッカなどもチャコールで濾過します。

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