- ベストアンサー
本が現代の仮名遣いになったのはいつからでしょうか?
数学の絶版本をネットで注文したのですが、ページを開いたら昔の歴史的仮名遣いの本でとてもがっかりしました。(昭和12年と21年) もうこんな後悔はしたくないので、 何年ぐらいの本から現代の仮名遣いになったのか知りたいです。 どなたかご存知の方がいましたら教えてください。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1946年(昭和21年) 「現代かなづかい」(新かな)公布 1986年(昭和61年) 「現代仮名遣い」公布 (改訂・大差なし) 戦後、新かなは当用漢字と一緒に公布されました。 No.1さんも書かれていますが、著者も読者も歴史的仮名遣い (旧かな)に慣れているので、すぐには切り替わっていません。 また、文学では、旧かなにこだわる読者が結構いるので、 現在でも同じ作品の新かな・旧かなが出版されています。 例えば、ちくま文庫の「宮沢賢治全集」は旧かなです。 戦前・戦後すぐに出版された本であれば旧かなの可能性大。 戦後の当用漢字・新かな教育を受けた世代が数学を学ぶのは、 昭和30年頃なので、初版が昭和20年代の本は避けた方が 無難。 また、初版が最近でも、実は昔の本を写真撮影して復刻して いる場合がありますので、注意して下さい。
その他の回答 (2)
- ABAsan
- ベストアンサー率56% (274/489)
現代かなづかいは昭和21年11月16日付けの内閣告示に基づく物です。その後、昭和61年7月1日の内閣告示によって「現代仮名遣い」として改訂されましたが、内容的には大きな変更はありません。ですから、昭和12年と21年だと当然歴史的仮名遣いとなっているはずです。 なお、その日を境に全てが切り替えられたわけではありませんが、かなり急速に広まっており、昭和30年以降になるとほとんどが現代かなづかいに切り替わっているはずです。 ただし、歴史的仮名遣いで書かれた作品に関しては、その後も現代かなづかいにしていないまま出版されている物もあります。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 昭和30年代以降というのが一つの基準なのですね。 手元の本をいくつか見てみましたが納得です。^^ どうもありがとうございました。
- k-a-r-a-p-a-n-a
- ベストアンサー率19% (257/1321)
しかし 気をつけないと 書いた人が歴史的仮名遣いでしか書かない 印刷の文字ももこれでないと出版させないという人もいますから 奥付(出版社名、住所など)が 現代の仮名遣いになっているかどうかで 判断した方がいいですね つまり奥付が現代の仮名遣いなのに 本文だけが歴史的仮名遣いですと 書いた人がそういう人の場合があります これは法律で決まったことではないので あいまいだと思いますが (新聞社はわりあいと守ります) 昭和、大正くらいで徐々に変わってきたとしか 言えないのではないでしょうか 横書きの右から書くか 左から書くかだって 最初はあいまいでしたからね
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 ネット注文なので、検索できるのもせいぜい表紙ぐらいなので、なかなか難しいです…。 確かにはっきり何年と断定は難しいかもしれないですね。 どうもありがとうございました。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。 初版発行の時期も重要なのですね。 手元の昭和30年代の歴史的仮名遣いの本も初版は昭和一桁でした。 どうもありがとうございました。