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TPPはなぜ基本非公開なの?

TPPはなぜ基本非公開なのでしょうか? 交渉過程は非公開、TPPの内容自体も交渉中は非公開。 最終的内容公開も協定発効後4年間秘匿後の事になるのだとか。 TPPの記事をいくつか読んだのですが、TPPの中身は基本非公開なのだそうで、その情報のほとんどは周辺事情として漏れでてきたものによって議論されているといくつかの記事で書かれていました。 これではTPPのメリット・デメリットなどが予測の範疇でしか議論ができず、まともな議論など成立しないのではないでしょうか? TPPの内容が基本非公開なのはなぜなのでしょうか?

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  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.2

 企業間の取引や合併などの交渉が秘密裏に行われると同様、外交交渉の内容が原則非公開であるのは当然で、情報公開法でも以下の規定があります。自国の主張もさることながら、相手国の主張もこちらから漏れることになったら、外交交渉に応じる国はなくなりかねません。 ≪第5条第3号(不開示情報3―防衛・外交情報)  公にすることにより、国の安全が害されるおそれ、他国若しくは国際機関との信頼関係が損なわれるおそれ又は他国若しくは国際機関との交渉上不利益を被るおそれがあると行政機関の長が認めることにつき相当の理由がある情報 【解説】  いわゆる防衛外交情報については、「国の安全や他国などとの信頼関係が損なわれ、又、外交交渉上不利益があるおそれ」ではなく、そのように行政機関の長が判断することに相当の理由がある情報は不開示とできることになっており、行政機関の長の開示、不開示の判断の相当性が問題とされるに過ぎません。 外交情報の中でも、地球環境に関する条約交渉や原子力発電、貿易交渉など市民生活に大きく関わる重要なものがあります。「他国との信頼関係が損なわれ、また外交交渉上不利益があるおそれ」は厳格に解釈されるべきです。≫  なお、交渉の内容が分からなければ議論ができないというのは、基本的な分析能力を欠く自称評論家のたわごとです。当事者でさえ交渉の落ち着き先が分からないのに、局外者が何を議論するのでしょうか。データそのものは秘密でもなんでもないので、さまざまなケースを想定した議論を妨げるものはないはずです。

gatenten
質問者

お礼

なるほど。 諸外国との条約などの交渉事はTPPに限らす常に非公開として秘密裏に進める事が認められていることなのですね。 政治家や企業関係者が黒船ドクトリンが便利だと使いたがる事情がよくわかりました。 とても参考になりました。ありがとうございました。

その他の回答 (2)

回答No.3

 環太平洋...と言う事ですが、まず巨大な領域なのではないでしょうか。 巨大な領域では有りますが日本には居場所が無い。世界社会の基礎的・基本的な問題であり、資源、原油、農業_食糧生産/農地面積と言うことであり、日本にはそれに持ち寄る話題は無い と言うことではないでしょうか。 産油国と農業国の稼動率の問題であり、訳の判らない政情/ゴシップ等とは一線を画す必要でもあるのではないでしょうか。

  • mekuriya
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回答No.1

まともな議論などを成立させない為です。TPPの本質は、大多数の人を犠牲にして、ごく一部の人だけが幸せになろうということです。そういう正体がばれてしまうと誰もハンコを押しません。バラ色のイメージだけを振りまいて、騙してハンコを押させようとする。悪徳商法、詐欺と同じです。初めから、まともな議論などする気がないのです。TPPを成立させる為には、それが不利益になる大多数の人を騙す必要があります。TPP推進派は、それを十分理解しているのです。TPPの本質は民主主義の否定です。騙してハンコを押させようという謀略なのです。 「TPP交渉への早期参加を求める国民会議」なる団体は、「日本もこの仲間に入って、もっと豊かな日本をつくりましょう。」といった漠然としたイメージを振りまくだけで、TPP交渉の現実には触れようともしません。彼らは現実を全く見ようとせずに、夢をばらまいて賛成者を増やそうとするだけなのです。議論等する気がないのです。新興宗教の勧誘と同じです。 秘密にされているのは国民に対してだけではありません。それは各国の国会議員にも秘密にされています。国会でも議論をさせる気がないからです。議論をさせずに、なしくずし的に条約を批准させようと企んでいるということです。 TPPは関税を撤廃するだけではない。それだけでも明治時代の先人が血と汗と涙で勝ち取った関税自主権を放棄するといったことですから、十分とんでもない話です。 しかし、TPPはそんなものではない。消費者を保護し、企業を規制する各国の法制度をTPPの美名の元に廃止してしまおうというものなのです。それじゃあ、今まで国会での討議を経て、成立させた法律はなんだったのか。 「TPP交渉への早期参加を求める国民会議」なる団体は、「誤解や噂に惑わされることなく、きちんとした知識と情報を手に入れて、TPPを正しく理解しましょう。」などと謳っていますが、彼ら自身がTPPの欺瞞的な本質を全く理解せずに謀略に加担しているのです。 TPP推進派は、TPPの交渉過程が非公開である事実も秘密にしていました。それだけでも彼らの不誠実さは明白ではないでしょうか。

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