- 締切済み
仙骨の名前の由来
仙骨の名前の由来とは何でしょうか? 人間の体で一番大事な骨は仙骨でしょうか? 家族の者が○RTという宗教のような商法を信じ込んでいて、騙されているのに気が付きません。パンフレットをみるとどうみたって中身は宗教なのに、本人は5年も健康法だと言い張っています。 センコ○クンという機械に乗っていると、仙骨が刺激されて体がよくなると思い込んでいます。 先生(M○Tの代表者)が仙骨を微妙にずらすことによって体の全てがよくなると思い込んでいます。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- doctormimizuku
- ベストアンサー率46% (45/96)
医用放射線画像解析の研究者です。 解剖学用語の仙骨sacrum(ラ)は、中国で薦骨と訳されました。 仙骨は薦骨の略字です。 日本では外来語にカタカナを充てることが多いのですが、カナの無い中国では、意味の近い音の似ている漢字を当てます。 これを音訓字とかと呼ぶそうです。 ところで、整形外科学的に見ると、仙骨の矯正はほとんどできません。 また、手術や物理的な外力によって形や位置を変えたところで、その治療的効果はほとんど無いと考えられています。 さて、現代医学を補完する形で代替医療というものがあります。 科学的な因果関係はよくわからないが、経験的にある程度の効果が期待される治療法をさし、カイロプラクティスや鍼灸、整体などがあります。 鍼灸や整体などは、基本的には現代医学と矛盾しません。 しかし、中には怪しげな原理に基づくものもあり、注意が必要です。 理論的な思考が苦手な方々は、医学的な根拠がない矛盾した理論であっても、いかにも医療用語っぽい言葉を聞いて、ころっと信じてしまうことがあります。 医学は科学ですから、物理化学的、生物学的、心理学的な法則がすべて当てはまります。 ですから、説明理論のなかに「気のエネルギー」とかそういったものが出てきたら、それはエセ医療と思って間違いないと思います。 これに引っかかって何人もの患者さんが手遅れになっています。 われわれ科学者からみると、物理法則に矛盾した笑っちゃうような理屈を大まじめに説いている人は、詐欺師か、あるいは、頭がおかしいか、いずれにしても社会の害悪としか思えません。 しかも、困ることに論理的思考が必要な医者のなかにも、このタイプの人が少なからず存在するのは悲しいことです。
- Littmann
- ベストアンサー率50% (11/22)
仙骨とは、身体のちょうど真ん中・・・骨盤の中央にあり、背骨の下端に位置する骨です。 仙骨の「仙」の字は、仙人、仙薬、神仙、などと使われているように、不老不死や、不思議な力などを表す文字です。 さらに、外国語における仙骨をみてみましょう。 フランス語では、sacreが、「仙骨の」、という意味です。この言葉は、ラテン語のsacrum 、「聖所」という言葉を語源に持ち、「神聖な」、「聖なる」という意味でよく使われる言葉です。ドイツ語では、kreuzbein。beinが「骨」で、kreuzは、「交差点」、「キリストの架けられた十字架」という意味があります。また、英語では、やはり、sacred boneやsacrum、と書くようです。 なぜ、このように仙骨が神聖視されたのかについて、福岡大学教授宮野成二氏編著の『造語方式による医学英和辞典』(広川書店刊)に次のように興味深い説が出ています。 「仙骨の原意が、“神聖な骨、sacred bone”である由来については次のような諸説があり、統一した見解を見出すのは困難である。 仙骨は死後最後に腐敗する骨であり、復活の日には肉体は仙骨を中心に再構成されるという信仰に基づく。 仙骨は脊椎、頭骨など重要な骨を載せ、前方に腸、特に男女の生殖器などを支え、保護する、すなわち霊器を守る骨であり、あたかも神に供するが如くである。 昭和20年まで薦骨と書かれたのは神に供する、すなわち神に薦(すす)めるの意による。 実際に仙骨がいけにえの儀式に供されたという説。 名は体を表す、と言いますが、昔から、仙骨の神秘的で、重要な働きはよく知られていて、このような名に残っているのでしょう。 徳川幕府の御殿医として名高い、昔の鍼医者も、「究極的には、仙骨を治療しなければ、本当に人間を治療することはできない」と言ったそうです。 ただ、仙骨は、全身のキー・ポイントといってもいい働きをもっている精妙な器官ですから、既成概念を超えた高い理解力がなければ、触れてはならない禁断の領域だったのです。 ですから、MRTの厳密な良法が開発されるまでは、仙骨の変位を正確に診断することも治良することも不可能で、それこそ聖なる領域として、謎に包まれていたといっても いいのです。
お礼
M○Tのホームページの原文のままなのですが・・・??
お礼
ありがとうございました