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「とは」の「と」と「は」が単語として分けられる理由
「文章とは全体で一つのまとまった内容を表しているものだ」 この文章の「と」と「は」は単語に分けられると国文法の参考書に書いてありました。何故でしょうか? わからない、、 質問1:もしかして、この「と」と「は」は、それぞれ助詞でしょうか? だから単語(付属語)として分けられると。 質問2:質問1が正しいとするなら、「と」と「は」はそれぞれ助詞としてどういう意味があるのでしょうか?
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「文章とは全体で一つのまとまった内容を表しているものだ」 この場合の「とは」は、格助詞「と」に係助詞「は」がついて一語化したものです。 格助詞「と」は、引用の「と」といわれ、「言う」「思う」「見る」「決める」「呼ぶ」など、ある内容を表出あるいは認識する動詞を伴い、内容を引用し、それと示すのに用います。下の動詞は略されることがあるので、「と言うのは」が「とは」になります。 係助詞「は」は、多くの事柄の中から一つのものを取り出して提示するのに用います。 この2つが結合した連語の「とは」は、名詞を受けて、その意味や性質・内容がどのようなものかを述べる場合に用います。「とは…ものだ」のような形でその本質的な特徴を述べたり、「…とは…のことだ/意味だ」「…とは…ということだ/意味だ」のような形で、語句の意味や内容について定義づけを行うような場合に用います。 (参考にした資料:学研『Super日本語大辞典』、くろしお出版『日本語文型辞典』)
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- kamobedanjoh
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ANO.2 に詳しく述べられています。(1票入れました) 確かにこの場合の「とは」は、「と」と「は」の間の叙述が省略されています(言うまでも無いこと・・・なので)。既に慣用化された用法なので、「とは」と続けて、一個の接続助詞と解する方が便利でしょう。
お礼
たしかに、接続助詞と解するのが楽ですよね^^
- aokii
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この場合は、というものは→とは。
お礼
ありがとうございます^^
お礼
秀逸な回答です! すごい! ベストアンサー決定!