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FX急騰すると後必ずそれ以上に下落します何故?
FXドル/円チャートを見ていますが急騰すると必ずその後それ以上に急落または徐々に下落します。今日もそうでした。しかも途中で全くといって良いほど抵抗しません。抵抗しないのならいったい誰が何故買ったのでしょうか?介入なら何故一本調子で下げるのを指をくわえて見ているのでしょうか?介入って本当にヘタクソだとおもいます。介入の担当者はド素人としか思えません。何故国は税金を無駄にしない為にもっと有能な(為替特化)人に任せないのでしょうか?お分かりになる方宜しくお願い致します。
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まず誤解して欲しくないのは為替介入で日本の場合は米国との協調関係にある為、簡単には出来ない事情があります。 少し前にあったスイスフランの無制限介入の場合ですが、スイスではあれだけ大胆な発言ができた理由は「どこのグループにも属さない」と言う永世中立国だからです。 永世中立国では軍事の事は全て自国でやらなくてはなりません、例えば中国、北朝鮮、ロシアがスイスを総攻撃しても誰の助けを得ないで対処します、と言う物です。 最近はスイスは国連に加入していますが、それでも独自の徴兵制をやっていて、自分の国は自分で守ると言う意思表示をしています。 それに対して日本はそれができません、最近の事例では北朝鮮のミサイル発射実験のケースがありますが、あれは米国の支援も受けています。 日本は日米同盟など米国のグループに属しており、米国と協調しながら何でも(経済にしろ軍事にしろ)やっています。 だから、大胆な政策が難しいのです。 もうひとつ言える事は、為替の場合は国際問題であり各国の利害関係の元にどうやって利害を調整するのかは日本1国だけでは決められません。 最近は企業が為替対策に乗り出して円高に強い収益構造に変えてきています↓ http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1720034.html 国レベルの為替対策は、米国と協調して行っている為、難しい面が多いですが個人で考えると為替対策は簡単です。 例えば、現在はドル安ですが、このドル安を生かした米国株投資なども一策でしょう。 FXを使っているのならば、円高で利益が出せるポジションを組めばよい、日米短期金利差は少なくスワップは無視できるぐらい小さいからです。 実は、現在のドル安は国でやるよりも個人でやった方が簡単な事なのです。 日本は為替介入が下手なのではなくて、各国との協調しながらやる上で中々思い切った政策ができない事情があるからなんです。 最近は、実質実効為替レートで見ると3月時点では円高は解消したと考えられます(4月に再び円高傾向ですが)。 これは日本の貿易対象国は米国だけではなくてユーロ圏や豪州など別の国も考慮しないとグローバルな輸出競争力が分からないからです。 現在、米ドル、英国ポンドは安い通貨、日本円はちょうどよく、スイスフラン、豪ドルは非常に強い通貨と言えます。 その結果として日本円は米ドルに対しては強いと言えます。 為替の強さをみる時は実質実効為替レートを見るとよく分ります。 最終的な判断は自己責任です、質問者様の方でも考えて慎重にご判断ください。 最後に、為替対策は個人でやりましょう。
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- leoEphes
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日銀のことでしょうが、すでに市場では内容が折り込み済みでした。 ・発表直後→事前予測通り(または以下)での失望売り ・内容を改めて見て→若干の評価による買い その後の動きは輸出業者による売りと短期筋の便乗です。 週末や月末、輸出業者は手持ちのドルを円にかえておきたい傾向があるようですが、大型連休前はなおさらです。 逆に輸入業者は連休中に何かあるかもしれないので、相場に手を出しません。 それを見越した短期筋が大きく売りで仕掛けたのかもしれません。 輸出業者と短期筋が影響した相場でしたが、中長期的目線では連休明けの一週間が見物です。 政府による介入は介入そのものよりも短期筋に対する警戒感を与える方が狙いかもしれません。 実際下げ止まりが続いたこともあったので…。 それと現在の担当者は「ミスター円」が現役の時の実行部隊だったらしいです。おそらく有能でしょう。 指標発表で大きく値を上げたあと逆方向にさがることがありますが、短期筋による大損切りもあるようです。
- shikechin
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今回の急騰と下落についてですが。 チャートの動きを見て、基本的には、 「上がった時に、もっと上がると考える人。」 「上がった時に、下がるだろうと考える人。」 がいるかと思います。 為替の動きは、この2種類の人達のせめぎ合いかと考えています。 今回のドル/円の急騰は、日銀の追加緩和が発表されたタイミングですね。 以下、チャート的に考えてみると、 1.数日前から、日銀が追加の金融緩和を実施するとの報道あり。 2.報道によって、徐々に円安が進んでいた。 3.4月27日が近づくにつれ、緩和策の発表は無いのでは?といった憶測も・・・ 4.緩和策が、発表された。 5.発表により、一気に円安方向へ。 6.しかし、発表内容は事前に新聞等で報道されていた内容だった。 7.この内容による円安方向へのエネルギーは、すでに織り込み済みだった。 8.よって、「もっと上がる」と思う人達よりも、「下がる」と考える人が多数に。 9.結局、円高に。 こんな感じでしょうか。 急騰した後の、急落は重要指標の発表後に良くありますね。