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ユニコーンガンダムの魅力とは?評判について考察
- ユニコーンガンダムはアニメや小説で話題となっていますが、一部の人にとっては入り込みにくい作品となっているようです。
- その理由として、設定のきっちりさや美しい絵があげられますが、主人公やヒロインに感情移入しにくいことがファン層の一部に閉塞感を与えているようです。
- 一方で、脇キャラクターや他のガンダム作品の小説と比べると違和感を感じる部分があり、ユニコーンガンダムへの入り込みに難しさを感じる人もいるようです。
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初体験が1stの30代半ばですが、一応全部小説で読みましたがのめり込まなかったですね。 原因としては、 一、原作者の富野監督が全くノータッチであるにもかかわらず、ガンダムの世界観の根幹にかかわる部分を後付設定している点。個人的にはここの部分にものすごい引っ掛かりがある(これまでの非富野ガンダムはサイドストーリーしかなかった) 一、福井晴敏がガンダムファンなのが悪い方にも作用している。ファンが勝手に妄想して作った同人的な表現が多く、原作者の富野監督が創作するようなオリジナリティが見られない。 一、バナージが子供過ぎて共感できない。小説版はまだ青年として描かれていましたが、アニメ版は意図的により幼く描いていて幼稚になっていて共感が出来ない。 一、福井晴敏の小説は、ターンエーの小説のように黒富野っぽい所は評価できるが、富野に影響を受け過ぎているせいか所々でガンダム過去作に登場したキャラクターをひきづった表現が目立つ。例えば、バナージとミネバはF91のシーブックとセシリーに被るなど。 MS戦のダメージなどの細やかな映像表現に関しては流石に技術力の向上でよくなっていると思いますが、戦闘の演出面や戦闘を動かしながらストーリーを進めていく映像の構成に関しては残念ながら富野監督のガンダムには遠く及びません。 オリジンをアニメ化すると発表しましたが、ユニコーンを見ていて映像は綺麗になってもオリジナルを超えられないだろうなと痛感してます。 時代時代で有能なアニメーターが登場してきたのですが、ここ数年に関しては特に若手の台頭が見えてこないのでダメですね。 あまりにも最近のガンダムがダメ過ぎるから久しぶりの宇宙世紀もので騒ぎ過ぎているように感じますね。
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- aiki-kun
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長いシリーズになると どこかで分岐点というか 肌に合わないものが出てきます。 そして、そこから先が気に入らなくなり 面白くないと離れていきます。 逆に、途中から入って面白いと感じて 過去のシリーズを興味もって見て、気に入るかもしれないし 何か違うと感じるかもしれないし 質問者さんがUCに入り込めないのは 単純に、肌に合わないだけだと思います。 これは正統なガンダムか、と断言は出来ませんが ガンダム好きには、かなりたまらないものがあります。 UCの良い所は、ファースト世代にド直球で持ってくる 『ガンダム』のお約束を、現代のクオリティで再現している フロンタルの台詞を、パクリとか“またか”とか思うなら それは単に、ガンダムに飽きてるのかなと。 ファースト世代からすればUCは周りと比較して特別強いわけじゃないし 一年戦争時代、ガンダムとガンキャノンだけがビーム兵器を常時装備して ゲルググが出てくるまで敵MSは全部実弾だったんですよ。 多勢に無勢で、でも性能でカバーして 「貴様の実力ではない、そのMSの性能に」云々と敵にボヤかれる。 主人公はともかくヒロインは Ζを観て「よくもミネバを、こうも育ててくれたな!」っとキレた クアトロの台詞から9年で、こんな成長したんだなとか 色々と妄想しながら隙間を補完するものなのかなと。 バナージは、自分の置かれた立場と 自分の行動で誰が死んで誰が救われてるって頭では理解しても 割り切れないジレンマみたいなので葛藤して、それでも乗らなきゃ 救える人すら救えないって そもそもガンダムは時代で評価が変わります。 08MS小隊なんか、戦争が恋愛にシフトチェンジした挙句打ち切りで 相当叩かれたのに今じゃ高評価ですし。 Vガンダムは放送当時は相当叩かれてますけど 今のAGE放送と比べれば、まだまだ可愛い叩かれ方でしたし 今は、実際評価が高い方かなと。
お礼
お返事ありがとうございます。 肌に合わない・・・。結局そうなのかもしれませんね。 設定とか人物関係図とかはものすごく自分好みだったんですが、UCを見るときは よし、見るぞ! と気合を入れないと見る気が起きなかったのはあまり好きじゃなかったんでしょうね。 いろんなガンダムシリーズの中でもこのシリーズは好き、これは嫌いというのがあるように 自分の中で今現在UCは好きなシリーズにならなかったのでしょう。 昔はZZがあまり好きでなかったのですが、今は好きになってきてるので、いつかUCも好きになるかも。
- others44
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きついい方だけど、エヴァンゲリオン同様、色々と出しすぎ。くどすぎて、飽きちゃった。 それが本音。 だから、新鮮さが感じられない。同じ世界観の同じような流れ。 ちょっとひっただけのストーリーに、オリジナル性は全く感じられない。 だから、共感できないし、熱も入らない。 だって、考えてみてください。 いまさら、仮面の男って、必要。 だって、過去の作品の流れの中から、仮面の男=ある人物。シャーって、わかっちゃうじゃないですか。 なのに、いまさら、フル・フロンタに仮面付ける意味が、いまひとつ理解できない。 まあ、仮に、フル・フロンタがシャーではなくて、別人だとしても、イメージは変わらないでしょ。 それに、相変わらずガンダムだけがやけに強い。強すぎ。 はっきり言って、あれならガンダム一機あれば、部隊なんて必要ないんじゃない。 だから、個人的にそろそろ、ガンダム性能と拮抗。対抗できるMSがあってもいいんじゃない。 ガンダムを苦しめて、苦しめぬいて、結果、ガンダムが勝利をつかむ。 なんて設定、期待できそうにないしね。 そろそろ、ガンダムアニメは、エヴァンゲリオン同様、卒業してもいいんじゃないの。 はっきり言って、くどくやりすぎると飽きられると思う。 個人的に、この二つの作品、今やお呼びでないとみている。 実際、同じだし新鮮さがない。 これなら、「這いあるニャル子さん!!」。 新感覚の新鮮味にあふれたとても面白い、とても見たいという気持ちにさせる新鮮さにあふれた作品だと思う。 それが、私の意見であり、このUCだけじゃなく、ガンダム作品すべてに感じたこと。 ついでに、エヴァもそろそろ引き際。考えてほしいと思う。 伝説的な偉大な作品が、くどいことによって壊されることに、我慢できない。 けじめはきちんと、誰もが納得できる形で終わらせてほしい。 だからこそ、伝説となるはずだから。
お礼
お返事ありがとうございます。 確かにワンパターンは否めないですね。 仮面キャラが出るたび、ああまたか、と苦笑してしまいます。 ユニコーンガンダムの異常な強さもどうかな、と思いましたね。 あの時代にあの機体性能だったら、その後の閃光のハサウェイとか、F91、V、の技術以上のような感じもするし…。 なんでもかんでも『ガンダム』というのは確かにうんざりです。
- williumblake
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今の、誰に対してもいい顔をしたがる世相を反映してか、主人公やヒロインの立ち位置が定まらないからではないでしょうか。 連邦の味方か袖つきの味方か、それすらも曖昧です。 過去の主人公らは、一応軍に所属して敵を徹底的に倒し、別の勢力に協力したりはしていませんでした。 敵になったり味方のようになったり、確固たる倒すべき敵、巨大な悪というものがはっきりしていないから、すっきりしない印象を受けるのではないでしょうか。 自分が特別な存在であると実感できれば良いという若者世代には、大いに受け入れられているのかもしれませんが、巨悪に正々堂々立ち向かい、好敵手と心を通わせながらも決着をつける、という戦いの美学のようなものを持ってしまっている中年以上の古いガンダムファンには、ややそのへんの見せ方がすっきりしないと感じられてしまいます。 でも良く考えると、主人公やヒロインに感情移入できず、脇役に感情移入できるのは、全作を通じて同じではなかったでしょうか。 アムロよりもランバラルや三連星が好きな自分、ガンダムよりもグフやドムが好きな自分がいます。 シローよりもノリスが格好よく、EZ8よりもグフカスタムが格好よかった。 デラーズフリートとその仲間に至っては最高、主人公とヒロインなど画面から排除したかったです。 そういう意味では、今回は渋いいぶし銀の脇役が多く楽しめました。
お礼
お返事ありがとうございます。 主人公の立ち位置が定まらない…。 そうなんです。それもありますね。 いったい何のために戦っているのかがいまいち見えてこない。 (なんだかミネバと一緒にいたいためだけにモビルスーツで戦っているように見えて…。) 好きな女のために戦う、というのは今までのガンダムでもあったことですが、戦う相手とかがはっきり見えていたぶん分かりやすかったんでしょうね。 箱の正体もそんなに重要度があるものなのか、私にはよく理解できなかったですし…。 ニュータイプがものすごい扱いに書かれてたのも、どうなんだ?って思ってました。 脇役に感情移入できるというのは確かに全作通じてそうかもしれませんね。 私もアムロよりはカイとかが好きでした。(年取ってランバラルの良さが分かってきました) ユニコーンは脇が本当にいいキャラぞろいでしたね。
近頃のガンダムファンに、時代設定が宇宙世紀の作品でない ガンダムのファンが多いからではないでしょうか? 『ガンダムSEED』とか『ガンダムOO』とか『ガンダムAGE』は 時代設定が宇宙世紀ではないんですよね!? 観ていないので、当たってるか分かりませんが…。
お礼
お返事ありがとうございます。 SEEDやOOは宇宙世紀ではないですね。 AGEは見てないので分かりませんが。 私はどちらかというと宇宙世紀ファンのつもりなのに、正統派なユニコーンにあんまりはまれないのが自分でも不思議なんですよね・・・。
お礼
お返事ありがとうございます。 回答されたことが、まさにもやもやの原因だったんだなーと思いました。 一・富野監督がノータッチなのに設定を後付している点 確かに富野監督の小説を読んだ後、ユニコーン見ると、あれ?そうだったの?と思うことも。 一・福井さんがガンダムファンで…の点 なるほどー。そういう見方もありますね。 一・バナージが子供過ぎて…の点 それはとても感じてます。 どうも人の心の中にずかずかと入り込んでいる描写が多くてちょっとイラっとくるのはありました。特 にアンジェロの過去を知ったシーンで『分かり合える』といったところ。 あれは、当事者でないバナージが軽々しく言っていいとはどうしても思えなかったんですよね。 そういうキャラクターとして書かれてるのかもしれませんが、そこが共感できない。 (それがニュータイプといわれたらそうですか、というしかないけど) 一・ガンダムの過去キャラクター…の点 それも納得です。 私、F91が好きだったんですが、上に立つものの義務、とかフル・フロンタルがバナージとはじめて 会ったときアンジェロに語った台詞とかもなんだか小説版マイッツァーの台詞と重なるなぁと思ってま した。 バナージとミネバがシーブックとセシリーに似てるのももやもやもや・・・。 納得しました。ありがとうございます!