「死にたい」と泣き叫ぶ要介護者の親族として
実体験に基づく話ですが
その昔、要介護者の祖父母の介護をしていました。
もっとも複雑な事情があって、両親は、自分と祖父母を捨てて愛国思想団体に逃げ込んで、現在、自分が生活保護していますが・・・
自分の祖父母は、要介護者でしたが、精神・心の部分は壮健で身体機能だけ衰えてしまった要介護者でした
心・精神は壮健でも身体機能が追いつかない祖父母は、自分に介護される度に、目に涙を溜めて
「死にたい」と号泣します
祖父母は、孫に介護されるのがイヤだったことに対する自己嫌悪もあったのでしょうが
祖父母・自分を捨てて国家主義思想に走った自分の両親・祖父母の子供に対する悲しみで涙したように思います
最後まで涙の理由を打ち明けてくれなかったの祖父母だったので、真実は不明ですが
アンケート・質問というのは、
もし、回答者が、心・精神は壮健なまま身体機能だけ衰えた要介護者になった時に
(1)”死にたい”という願望は抱きませんか?
(2)抱かないとして、そんな気持ちになる人間は非道徳的ですか?
(3)上記の事例のような”死にたい”という願望を社会的に制度化する必要性はありますか?
次に、介護する側になっての回答してください
(4)現実に介護が重い社会負担である状態である場合、迷うことなく、祖父母の延命に専心できますか?
(5)「死にたい」と泣き叫ぶ祖父母に対して、介護以外にどうしたら良かったでしょうか?
(6)仮に、(4)のケースにおいて介護者が要介護者を殺害した場合は、嘱託殺人という刑事犯罪になります。刑期は仔細の事情を勘案して一人なら執行猶予5年(概数)の懲役3年(概数)の判決が多いようですが、判決は妥当だと思いますか?
(7)仮に本件が裁判員裁判になったとして、回答者はどのように判決しますか?(6)の基準を踏まえての回答も可
次に、”福井大野火葬場心中事件”という事件があるのですが、参考資料だけ下に提示しておきます
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E4%BA%95%E7%81%AB%E8%91%AC%E5%A0%B4%E5%BF%83%E4%B8%AD%E4%BA%8B%E4%BB%B6
(8)仮にこの事件の当事者になったとして回答してください
(独身者は伴侶を得たと仮定した上での回答でも可)
(9)仮に伴侶が重い要介護者になって、自分も介護が必要な状況になった場合、”世間様に迷惑をかけたくない”という気持ちの果てに、上記した事件のような心中という方法について、否定的になれますか?もしくは、全面的に否定できますか?
(10)もし、上記事件の事例の親族であったとして、当人の心中の意思が強い場合ではどう対応しますか?