- ベストアンサー
首都機能分割
東京の過密を解消してほしい、地震が起きたことと考えると、パニックです。 現代はインターネットがあるのだから、すべての企業は東京から郊外へと移転してほしい、何か問題ありますか。 さらに直下型地震が来ることを想定して、首都機能分割をはかってほしい(例えば、○○省を、群馬県におく、など。過密がなくなる)。 どうして、この過密を解消しないのでしょうか。 変化を許容し、合理性を追求してほしいのだ。みなさんの意見をほしい (43歳。なもなきサラリーマン)
- みんなの回答 (4)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
首都機能分割はよくありません。 各省庁の所在地をばらばらにしてしまうと、省庁間の連携が希薄になり、今以上に縦割り行政が加速してしまいます。 なので、検討するとすれば「首都機能移転」です。 No.1の回答にあるように首都機能移転は一時期かなり真面目に検討されました。 そして、移転候補地として真剣に議論されたのは名古屋周辺と福島周辺の2ヶ所でした。 当時は東海地方で近いうちに大きな地震が発生するかもしれないという懸念がありましたので、 (あれ以来東海地震は発生しておらず、その懸念は現在も継続しているのですが) 地震の影響を本気で心配していた人たちは、地盤の強固な阿武隈地方を擁する福島に首都を移転すべきだと口を揃えて強く主張していました。 何だか今となっては懐かしい話題です。
その他の回答 (3)
- 角の隠居(カドノインキョ)(@kadonoinkyo)
- ベストアンサー率33% (1/3)
回答になるのかどうか、小生も自信がないのですが。 首都機能という場合、まあ政治の機能を想起しますよね。東京には、政治以外の機能も、集中しているのです。いわゆる一極集中、というやつです。 東京は政治の中心地であると同時に、経済の中心、文化の中心でもある。これは、明治以降に始まった現象で、戦後に完成した。 江戸時代は、江戸は、政治の中心ではあったが、経済は大阪、文化は京都というふうに機能が分散していた。 もうひとつ、東京に政治機能が集中している、という面もありますね。中央集権というやつです。江戸時代は、政治的にも江戸に集中してはいなかった。諸国に大名がいて、地方分権的であった。 どうしてこんなに東京に集中してしまったのか、不思議ではあるのですが、世界的に見ても珍しいのではないか。 いまさら、政治機能(国会・中央官庁など)を移転する、というのは、借金だらけの政府にはできないでしょう。 とすれば、地方分権の推進、経済、文化の分散を図っていく、ということで、どうでしょうかね。
お礼
ありがとうございました。
- onbase koubou(@onbase)
- ベストアンサー率38% (1995/5206)
●現代はインターネットがあるのだから、すべての企業は東京から郊外へと移転してほしい、何か問題ありますか。 ○IT関係企業ならそれも可能かもしれませんが、インターネットだけですべての業務が完結できるわけでもないですからそれを理由に郊外への移転は無理でしょう。 そもそも企業は利潤追求が第一ですから郊外に移転するメリットが東京にいるメリットを上回らない限り企業は移転しません。 No.1の回答で述べられているように「変化を許容しない」のではなく変化をするメリットが変化をしないメリットを上回らない、というが現実です。
お礼
ありがとうございました。
- pri_tama
- ベストアンサー率47% (678/1421)
忘れていらっしゃる方が大変多いのですが、実は「国会等の移転に関する法律」は既に成立しています。 http://law.e-gov.go.jp/htmldata/H04/H04HO109.html これに基づき、国会等移転審議会が候補地として以下の2箇所を上げています。 (震災の影響を考えると、北東地域は…。) 北東地域の「栃木・福島地域」 東海地域の「岐阜・愛知地域」 なお、ほんの数年前までは選に漏れた他の地域も含めて、TVCMも使った派手な誘致合戦があり、石原慎太郎都知事が首都機能移転に絶対反対を唱えて、都議選に出馬・当選するなど、其れなりに話題性のあるトピックスだった筈なのに…。 (日本人の熱しやすさと冷めやすさには、まいど驚くばかりです。) ところで国土交通省の担当課の「首都機能移転企画課」が2011/02/19に廃止が決定されたのですが、1ヶ月もたたない内に、移転の必要性を実感させる震災が発生したのは、何と言う皮肉な事態でしょうか…。 >どうして、この過密を解消しないのでしょうか。 単純に政府機関を移転するだけで、12兆円以上掛かるとされていたのが、実行を躊躇わせた最大の理由ではないかと思います。 (経済的効果は掛かるお金と比較しても、遥かに小さい。下手な公共事業をやった方がマシなくらい…。)
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。