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金属について
金属は電気を通し、金属酸化物は電気を通さないと思うのですが、 例えば金属の胴は二つの電子を放出しやすいので、それで電気が流れ、 金属酸化物は、余分な電子がないので、電気が流れないのでしょうか? よろしくお願いします。
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金属は自由電子を介した金属結合をしています。そのため、自由電子が金属原子間を自由に移動するので電気が流れやすいのです。 一方、金属酸化物は金属結合をしていません。イオン結合により作られています。たとえば CuO は、Cu2+とO2-が、静電気的な力で結合しているのです。Cu原子の二個の余分な電子がO原子に実際に移ってしまっているのです。そのため、Cu原子はCu2+となって正に帯電し、O原子はO2-となって負に帯電しています。この正と負の電荷の静電相互作用によって引き合って、CuOを形成しているのです。Cu2+の電子と、O2-の電子は、それぞれの原子核に束縛されており、原子間を自由に移動できません。そのため、CuOは(強い電圧をかければ電気が流れるかもしれませんが)、金属のCuに比べて殆ど電気を流さないのです。
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>思うのですが 物によりけり。「二酸化鉛が電気を通さない」と仮定すると.電極が二酸化鉛である鉛蓄電池は電極から電解液に電気が移動できなくなります。 「余分な電子」というよりも「自由電子」の関係です。 K軌道のような原子核に近い軌道の電子は使われません。比較的エネルギー順位が高い.かつ.軌道間のエネルギー差が低い(物が置かれている温度に対して)場合.軌道を構築せず.不特定の核が電子を共有します。このときに.電気が流れやすい.という状態になります。 エネルギーバンド関係を調べてみてください。
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ありがとうございます。 参考にさせていただきます。
- alchemist1
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「金属酸化物は電気を通さない」は間違いです。 高温超伝導に酸化物がよく使われておりますし、酸化スズ(SnO2)は液晶の透明電極として使われています。
お礼
ありがとうございます。 !
お礼
ありがとうございます。 とてもわかりやすかったです(^^) 参考にさせていただきます。