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太陽光発電の損得

太陽光発電は知識の無い者から見ると、大変魅力的です。然し、今後の効率化や現行の効率が どれほどのものか全く分りません。庭用の安物のライトは1年ぐらいで劣化して使えなくなります。 このことから連想するに、劣化の問題も重大です。今後の技術革新で効率がどの程度、改良される見通しなのか、ご存知の方はお教え下さい。 ●損得について ●効率化の見通し ●劣化について  以上3点についてお願いします。

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  • noe03
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回答No.5

●損得について 設置容量、設置条件(方角、影、日照条件など)、購入価格、製品の品質(何年使えるか)、 補助金の状況(国以外に地方自治体の補助金があるか?)、売電単価 によって全く違います。 メリットが出る方も居るのは事実ですが、 余剰電力でメリットを得るのであれば、4kW以上の設置はあった方が良いでしょう。 今後パネルが高効率化に向かうため、今まで2kW程度しか設置出来なかった方が、 4kW程度設置出来る時代もくると思います。 補助金については、国の補助金はあと2年で無くなると判断出来ます。 現在の基金の予算が、あと2年程度である事と、 補助金の団体、J-PECの賃貸契約があと2年という事らしいですから。 売電単価も年々下がる「見込み」です。 6月末までの申込み、設置であれば42円/kWhは確保されるよう経済産業省からも発表がありました。 条件が良い方にとっては、 今つけるのも得、数年後につけるのも得でしょう。 電気を多く使っていて、余剰電力(売電)が少ない方については、 数年待った方が良いでしょう。業者さんもそう言うはずです。 ローンを使うと、回収年数見込みが1.5~2年伸びるのが一般的です。 頭金を多めに入れるなどでローンでもメリットが出ることもあります。 15年ローンはお勧めしないです。 10年目以降で買取単価が下がれば、5年は持ち出しばかりになります。 ●効率化の見通し 現在は、高効率化と価格のバランスでメーカー側も苦しんでいるようです。 単結晶やバックコンタクトなどが人気です。 将来的には、結晶系でモジュール変換効率40%が目標(現在の2倍) とのことですが、結晶系の変換効率は理論値で30%程度です。 不可能を可能にするのが技術なのでしょうが、 本来は低コストで長寿命の物の方が評価されるべきでしょう。 日本人は、高くても「良いもの」を購入する文化があるようですので、 市場の原理に伴い、高効率化の勢いは進んでいくでしょうね。 ソーラーカーレースや人工衛星などは、ガリウムを使ったり、 3層(トリプル)の太陽光発電を使っていますが、 住宅用に使える物ではないくらいにコストが掛かりすぎます。 ぶっちゃけ、欧州などは太陽光発電よりも、 団地内でのコージェネや、小規模水力(水路に設置)の方が、 現実的になっているようですが・・・・。 ●劣化について 劣化はします。製造物ですからね。 国内大手メーカーでも、不具合はありますし、故障もあります。 ただ、国内メーカーが補償の点からも無難でしょう。 良く壊れるのは、パワーコンディショナです。 壊れたのが見た目に分かる(発電しなくなる)ので、すぐ気がつきます。 冷却用のファンが壊れた、制御基盤が壊れた、何かエラーが出て止まる、 雷が近所に落ちて止まる(ブレーカーが切れる)など。 内部の電子部品、電解コンデンサーなどが劣化して膨らみます。 10から15年くらいで、部品交換か丸ごと交換の可能性はあります。 設置してから10年間はメーカー補償がありますので、 そう簡単に壊れる物ではないですが、10年の間に設置者のうち2割ぐらいは 不具合を体験しているようです。 パネル(モジュール)自体も、セル割れ、パターン配線の劣化、 ホットスポットの発生などで、なかなか気付かない劣化もあります。 専用機材を持っていて、自社で点検してくれる業者さんが安心ですね。 最低でもサーモグラフィくらいは必要でしょう。 10年間は、メーカー補償がありますが、それ以降は有償修理になります。 三菱電機が15年補償で補償費15万円くらいでしたか・・・ 他のメーカーも延長補償を検討していく時代になるでしょう。 メーカーのサービス拠点が近くにあるかも選定要素の一つです。 有償になれば、出張サービス料の分、修理費が高くなるのですから。 何だそれなら今急いで付ける必要も無いかと思われそうですが、 年始くらいから急速に各メーカーが力を入れて販売しています。 家電メーカーの決算が悪かったせいもあり、 1年前よりもお手頃な価格で購入出来る場合もあるかと思います。 間違っても、訪問販売で15年ローンで設置費無料などと騙されないように。 たいて価格は高くて、20年でも回収出来ないようなパターンも多いようですので。 車なら買っても消耗や修理で価値も下がっていくだけですが、 価値を生み出す家電という意味では、非常に良いものだと思います。 条件が良ければ「買い」です。

その他の回答 (4)

回答No.4

「損得」に関してのみお答えします。 液晶テレビなど電力消費の機器と異なり、太陽光発電設備の損得は、設置場所によって大きく異なります。 赤道直下で、雨が降らない砂漠地帯に大量の太陽光発電設備を設置すれば「人類が得する」ことになりますが、同じ量の太陽光発電パネルを北回帰線よりも北に位置する雨の多い島国(=日本)に設置してしまっては、「人類が損する」ことになります。 また設置に必要な人件費が高い国(=日本)で設置するよりも、人件費の安い国(=インド南部やモロッコ、チュヌジア、そして南米のエクアドルやコロンビアなど)で設置すれば、同じ金額でより多くの太陽光発電パネルを設置できるのですから、「人類が得する」ことになります。 同時に、開発途上国の人々に労働の機会を与え、収入の増大をもたらし、世界の地域間経済格差の是正にも役立てる一石三鳥が可能です。 北回帰線の北側に住み、金銭的に余裕のある方は、太陽光発電に投資するよりも、住宅の断熱性向上、遮熱性向上に投資し、その分、冷暖房エネルギー消費を抑えることが「人類が得する」ことにつながります。

回答No.3

これから太陽光は安くなります、価格競争がまだ始まっていない状況では設置はやめた方が良いでしょう。マスコミ・営業・近所で設置されてあせる人もいるみたいですが騙されないよう考慮しましょう。お金が余るほど裕福な方は設置してもいいんでしょうけどね。

  • nsan007
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回答No.2

●損得については、得をする結果にはなり得ません。 提案する側(工事を勧める業者など)の計算する発電量は理想の状態の数値で、実際には取り付けの角度や方位にもよりますし、近くの建物の影響などもありますから、実際には何割かは落ちますし、下手をすれば半分程度になります。 つまり計算上で10年で元が取れると言っても実際には20年近くかかります。 今後補助金やコストダウンが進んで今の半額程度で取り付けが出来るようになって、はじめてお勧め出来るようになると思います。 設置費だけでなく、維持点検費や、コンデンサーなど取り換え費用なども本来は計算に入れるべきでもあります。 ●効率化については今後色々なタイプの物も開発されてコストダウンは進むと思われます。 現実に今でもホンダの発電パネルはかなり割安になりますが、発電効力が良くないので、同じ発電量を考えると設置面積が広さが必要ですので、甲子園球場の屋根に使用されていますが、家庭用にはかなり広大なお家でないと無理のようです。 ●劣化については、あるメーカーの工場へ見学に行った時の説明では、最初からの劣化はほんの僅かですが、15年あるいは20年あたりから急激に劣化が進み、25年以上もすると取り変えないと役立たなくなる可能性もあるようです。 前述のように維持費等を考えると25年で設置費がペイ出来ないようですが、役ただなくなったパネルだけが残りますから、 その時にはかなりの撤去費用をかけて、新しい物と取り換える必要があるようですし、屋根材の補修や葺き替えが出てくると大変な費用になります。 業者やハウスメーカー等の工事を勧める方は金儲けにつながりますから、良い事ばかり言ってきて、その気になりがちですが、現実をよく知る事が大事だと思います。

回答No.1

随分と普及が進んできていますが、まだまだ発展途上だと言えます。 エレクトロニクス製品はなんでもそうですが、どんどんいい物がでてきて、安くなります。 5年も経てば、かなりコストパフォーマンスはよくなります。 じゃあ、5年待てばいいのかというと、必ずしもそうとも言えません。メリットを享受できるのが5年先になるからです。 また、今は補助の制度や電力買い取りがありますが、5年後に世の中で普及がかなり進んできたとしたら、今の補助制度や買い取り制度がそのまま存続しているかどうかは分かりません。普及促進のための補助制度ですから、普及が進めばなくなったり、目減りしたりすることは充分に考えられます。 劣化ということについては、あまり心配なさらなくてもいいと思います。庭のライト用とはモノが全然違いますので。

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