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是非、教えてください。
松下電器の創業者である松下幸之助氏の経営者としての評価をするとしたら、どう答えたらいいか詳しく教えてください。
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名経営者、経営の神様と呼ばれた幸之助を理解できるのは毎日を真剣勝負で生きている小企業の経営者だと思います。現に小企業に同氏のファンが多く幸之助の経営を研究する人たちが沢山います。 幸之助自身が多数の著作を残していますが評論家や研究者の著した本も多くおそらく50冊以上に上ると思われます。ぜひ一冊読んでみてください。 幸之助は健康に自信がなかったことから人を育て人に任せた経営者として知られています。「松下電器は物を作る前に人を創る会社である」という言葉を残しています。 「経営者は本業に徹せよ」(少し儲けたからといって他の分野に色気を示すな)「雨が降ったら傘をさせ」(売り上げが落ちたら経費を削るなどの対策を先手先手に打て)「ダム経営」(儲けは将来の事業発展に備え蓄えるべき)などの言葉で経営者が好調時に陥りやすい誘惑を諌めています。 会社が大きくなった時会社内に商品別のグループを作り責任者をおいて経営の責任を取らせる事業部制を日本で最初に採用した経営者としても知られています。 又、今日では当たり前になっている週休二日制を採用したのも他社に先駆けています。組合の存在が健全な経営に役立つと説いたのも当時としては異例のことでした。 晩年は日本の将来を心配し、政治を良くするために国会に若い人を送らねばならないと考え私財を投じて「松下政経塾」を創設しています。現在では多くの卒業生が国会や地方議会で活躍しています。 http://www1.isc.senshu-u.ac.jp/~e120180/matushita.htm http://matsushita.co.jp/library/lib5.html
- 参考URL:
- http://www.mskj.or.jp/
- cse_ri2
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これはまた、難しい質問ですね。(^^;) 私は、作家の堺屋太一さんによる松下幸之助氏の評価に、 一番共鳴しています。 ただし松下幸之助という人は、実に奥行きの深い人物であり、 この人を凡人が正しく評価するのは至難の技であることを、 付け加えておきます。 詳しくは、参考URLに目を通してください。
お礼
本当に参考になりました。よくわからない質問を簡単に人にぶつけて答えてもらおうなんて考えが甘いと思っておりますが、このような回答をいただきとても嬉しく思ってます。どうもありがとうございました。