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ジョギングとウォーキング、疲労感の違いについて
- ジョギングとウォーキングの疲労感の違いについて詳しく解説します。
- ウォーキングの方がカロリー消費が多く、身体の負担も少ないと言われています。
- ジョギングを続けることで強化された持久力や走力が落ちる可能性もあります。
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質問者が選んだベストアンサー
運動には強度という概念があります。ジョギングとウォーキングではジョギングの方が運動強度が高いです。運動強度の高い運動を長い時間続けることは困難です。運動強度の低い運動であれば長時間続けても疲労の程度は低いですね。これが質問者様が体験したことなのでしょう。 運動強度の具体的な尺度はいくつかあります。心拍数、最大酸素摂取量、乳酸閾値、代謝適応能などです。このうち心拍数、乳酸閾値は運動頻度によって強度の高い運動でも低くなっていきますし、最大酸素摂取量は運動頻度によって高くなっていきます。いわゆるトレーニング効果によるもの、と見ることもできます。 ただし頻度にも限度があって、たとえば最大酸素摂取量は週3回までの頻度では向上するが、それを超える頻度では頭打ちとなります。他の尺度も同じような性質があります。質問者様の一日おきのジョギングというのはちょうど週3回の頻度に相当しますから、同じ強度ではこれらの尺度を最大に維持する頻度、と解釈すればいいと思います。 頻度を下げれば当然ながらやがてはトレーニング効果が薄れ、ジョギングを続けることによって強化されたものが元に戻っていきます。 つまり週3回のジョギングをウォーキングに置き換えれば、それなりの体力に落ち着くということです。 なお、強度の低い運動でも、長く続ければカロリーは稼げますし、また身体的な故障のリスクも下げられますから、健康維持のためには強度の低い運動を長く続けることがお薦めなわけですが、体力の維持・向上、という観点だとその逆のこともしなければならないということになります。 体力の維持・向上を図りながら、カロリーも安全に消費したいということなら、1日おきジョギングはこのまま継続し、それ以外の日に時間があれば長時間ウォーキングで、ということになるのでしょうね。問題ははたしてそこまで時間があるかどうかということになります。
お礼
お答え頂きまして、どうもありがとうございました。 非常に勉強になりました。 ジョギングは継続しつつ、時間のある週末は、長時間のウォーキングに切り替えたりもする、という形でやってみたいと思います。