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海外ドラマ「イ・サン」
家族がNHKの海外ドラマ「イ・サン」を見ています。 このドラマを見た知識で韓国の歴史や文化を語ってくるのですが(正直、辟易しています)、このドラマはどの程度史実に基づいた内容になっているのでしょうか? お分かりになる方がいましたらよろしくお願いします。
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史実、に関しては、wikipedia「正祖」(チョンジョ)にかなり詳細な記述があります。下記URLでご参照ください。 ちなみに、側近として書かれているホン・グギョン(漢字で洪国栄)は実在した人物で、ドラマではこのあと流刑に処されるのですが、そのあたりも史実のようです(流刑地に正祖自らが訪れ、亡骸を抱えるといったシーンは、正直フィクションだと思いますね)。 その他、史実に登場しない/史実と設定・出自等が異なる人物も多数描かれており、かなりの部分、「やっぱりドラマなんだなぁ」ということになるのではないか、と思います。 ちなみに、BSでやっている「トンイ」は、正祖の祖父に当たる英祖の幼少時代が描かれていますが、小学1年生程度の年齢でかなり難解な漢書をそらんじるなど、常識ではありえない演出もあり、明らかにドラマ風な書かれ方をしている箇所も存在します。 ドラマが即「朝鮮の歴史」と飲み込んでしまうのはいささか短絡的だと判断します。所詮は王朝のきらびやかさだけがかかれるだけであり、実際の庶民の生活に関しては、ドラマ以上に劣悪だったことも知る必要があるでしょう。
お礼
ありがとうございます。 ドラマを見て「韓国の歴史・文化はすごく華やか」と言ってくるので困っていました。 日本の大河ドラマもそうですが、事実より良く書かれてる部分、書かれない悪い事実というのはありますよね。しかし、キリスト教徒・尹持忠の事件はちょっとひどいですね。 とても参考になりました!