はじめまして 僕は去年2012年に美容院を開業しました。
女性の方で開業とは 結婚や出産もあるでしょうし大変な場面も想像できますが、でもこの先きっとずっと美容に携わっていきたいという強い決心をお持ちで志のある強い方なんだなあという印象を受けました。
すばらしいです!!
僕も開業前は全てが初めてで極度のプレッシャーの為 毎日何か食べても吐き気など…メンタル面がいろいろ大変でした。
まず僕が参考にしたのは、新美容出版の『美容と経営 美容室開業マニュアルです』
いまお勤めの美容院に出入りしている業者さんなんかにも頼めば探してくれると思いますが、僕は通販で購入しました。
わかりやすくていいと思います。本を読んでも実際どこから手をつけたらいいのかそれが不安ですよね。
僕の経験で失礼しますが、参考までに載せておきますね。
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美容室勤務時から将来の自分の店で使う為に購入したもの(例えばsaleで安くなっていたから材料・ロッドなど)は全て開業前の開業費にできますので領収書はしっかり保存しておいてください。
まず 僕はお店のイメージを常に考えていました(スタイリッシュ・シンプル・アンティーク調など)そしてコンセプトや店名を先に決めました。この時点で今勤めているお店のオーナー、親や妻、身近な人に自分のお店を持つ気持ちをしっかり伝え、共感・協力者を増やしていきます。ちなみに僕は開業約1年前に、オーナーにはこれから先1年のスパンで物件を探し見つかり次第独立に向けて動きたいと伝えていました。
次に将来、融資してもらう所 銀行や公庫などから事前に事業計画書をそれぞれ何枚も入手しにいき、いざ融資の申し込みをするときに向けて自分でざっくりと文章や想像上での数字を書き込みし、何回も下書きして焦らないように準備します。
結婚してから妻も共働きでしたが僕は最終的に融資先に申し込みをした時点で自己資金は約200万ほどでした。
事業計画書ははっきり言って希望額より減額されるものなので、現実味や信用できる丁寧な文章・美容に対する強い思いが重要かと思います。希望額は多めに書いた方がいいと思います。
事前の下書きをしていく事で、思いが強まり細かな事が明確になって行くでしょう。
さあ、物件探しです。物件が全てです。納得するイメージの場所に出会うまで根気よく探してみてください、条件を箇条書きにして自分の条件にほど遠い場所は避けましょう。ある程度物件が決まったら、融資が下りるまで不動産には『仮押さえ』で仮申し込みします。
本契約してしまうと融資先によっては『契約してるんだからお金を貸してくれないと困る』という言い方で受け取られてしまい、審査に取り合ってくれないか、いい印象を与えません。
融資申し込みをした頃には検討していた内装工事業者と打ち合わせを開始し、おおよそ融資してもらえそうな金額の範囲で内装・インテリアなどの計画をしていきます。
融資決定後
物件の本契約をし、工事着工です。
足りないものを準備し、保健所の立入検査を受け、事業所登録します。
いよいよ OPENです。
ざっくりとですが、内装工事の区画などは後から変えたくてもまた大変になるのでじっくり話し合いましょう。
後は、OPENしてから自分で気に入ったインテリアを徐々に増やしていっても変化があって面白いですし、はじめに完璧に整えようと頑張りすぎても、意外と無駄な買い物・無駄な工事が多くなってしまいます。
後からでもゆっくり実現できると思います。
夢は必ず実現します。
応援していますので、ぜひ自分だけのお店・夢を諦めず 頑張ってください。