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赤色が暖かく感じる理由
光の色とエネルギーについて質問です。 先日、テレビで目隠しをした人に赤い紙と青い紙を触らせて、色を当ててもらうという実験をしていました。 見事に識別できた人に理由を聞くと、 「こっちが暖かく感じたので…」 と、赤色の紙を指してました。 赤い光は波長が長く振動数が少ないので、青い光よりもエネルギーが小さい(E=hνより)のに、人は赤色に暖かさを感じ、青色には感じません。 日焼けだって赤外線でなく、短波長の紫外線で起こるのに……。 波長が長い方が識別しやすいのでしょうか……。 さっぱりわかりません。 どなたかご教授ください。
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人間の脳には、五感の相関した経験の蓄積において、 次にその1つの感覚を同じパターンで刺激された時に、 五感の総合したイメージを励起させるという働きがあります。 その最も分かりやすい例が、色でしょう。 物理的には、「色」とは電磁波の可視領域の、連続的な 波長の変化に過ぎません。 「赤は青の反対」などという根拠は、どこにもありません。 その「波長の連続的変化」という一次元に、五感の相関した 経験の蓄積において、特定の波長に対して条件反射的に (その波長に伴う経験の)印象が付加されて、“多彩”さは 生じているのです。 (五感のうち情報性の強い先行感覚によって、他の生理的 感受の記憶が潜在的に励起される=直感的予測機能) 赤の印象を分析すると、火や血、肉、花などの異なる原因 による長波長を伴う現象の経験(温かい(火)、危険(血)、 食欲(肉、果実)など)が、青には、水や空といった短波長を 伴う現象の経験(冷たい、爽やか、静寂など)が、潜在して いる事が分かるでしょう。
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- Tacosan
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「テレビで」というところに胡散臭さを感じる. つまり 「たまたまあたってかつたまたま『こっちが暖かく感じたので…』といった人を放送した」 という可能性が排除できない. 実際に温めていたかもしれんけど. ちなみに「判事の法服」が黒なのは「何物にも染まらない」ことを表している, だったはず. 少なくとも今はそう.
お礼
テレビの胡散臭さは否定しません。でも、実験において少し不満(赤色と青色に限定したこと)はありましたが、「紙を暖めた」なんてことはないとサーモグラフィーで証明してましたよ。 ありがとうございます。
- osakajapan2001
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赤色が暖かく感じる理由 という御質問ですが これはカラーイメージを意味しています 波長の違いは 御存じの様になりますが これは色から感じる感覚の事ですね カラーイメージとは その色が何を感覚として呼び起させるのか という事です ちなみに (1)食欲を増進する色→赤及びピンクの暖色系の色 (2)食欲を減衰させる色→紫及び黒の寒色系の色 (3)気品のある色→これも又紫です 又は黄色です (4)大きく見える色→白(色ではありませんが一応色とも言います)・赤・ピンク(膨張色) (5)小さく見える色→黒・青・紺(後退色) 色々と色からイメージするものが人間の脳には情報として存在するのです ※暖かく感じる とお書きですが 感じるのですが 事実暖かいものの事です ※暖かいものは 炎を意味します(赤) ※冷たく感じるものは 海を意味します(青) そして これらは人間よりも早く地球上に存在しました これらの関連性から 色は人間を感覚的に縛るものでもあります 色は人間を規定しますが 又人種に依っても少しばかりの違いも見る事が出来ます ※西洋では一般的にリンゴは青です ※東洋では一般的にリンゴは赤です 全く逆のイメージを持っています これを後世に統合しています 一方 色からは色々な定義もなされました ※黒→知識や向学心を象徴します(判事の法服の黒や学生服の黒) ※白→純潔や博愛や誠実(白衣やウエディングドレスの白) ※赤→情熱や意思の強さ(血の色や決心の色) 等です 如何でしょうか
お礼
カラーイメージですか… 完全に私の盲点でした。 最近物理学を勉強し始めたので大分混乱してたのかもしれません。 わかりやすい説明ありがとうございました。
私も番組見ました。 私は専門の人ではありませんが、確かに青い光の方が波長が短いのでエネルギーが高いです、赤い光は波長が長いのでエネルギーが低いです しかし、エネルギーが高いと暖かいというわけではなく、波長の違いによって物や人体への作用の仕方が異なります、(紫外線)波長が短いと人体を温めるのではなく化学変化を生じさせるように作用するので、日焼けは熱いからではなく、皮膚に化学変化が生じる為に起こるものです、(遠赤外線、マイクロ波)波長が長いと人体を温めるように作用します、なので温めますが皮膚に化学変化は生じさせないので日焼けは起こしません、 番組では、目の中に存在する視細胞が普通の皮膚にも存在するとありましたが、視細胞は色を認識するのであって、温度や暖かさを感じるのとは別な気がしますので、赤い紙の方が手をかざすと暖かい感じがした、というのは手が色を認識したとは言えないきがします、確かに赤い光の方が本当に微かに暖かいのかもしれませんが、アイマスクをした状態で、赤い紙はどちらですか?という質問ではなく、紙の色は何色ですか?という質問に対して赤だと色を認識できたなら視細胞が働いたということになると思いますが。
お礼
そうですよね 「赤と青のどちらか」って問題がすでにダメですよね(視聴者にわかりやすいようにしたんですかね)。先入観も与えてしまいますし。 おっしゃる通り視細胞の研究ならもっといろんな色を使って実験すべきですよね。 熱いから日焼けするならスキー場で日焼けしませんよね 紫外線の光電効果で皮膚に化学変化がおこるのは知ってたんですが…… どうも頭が悪くて困ります。 ありがとうございました。
お礼
暖かいから赤ではなく、 赤と認識(長波長を感知)したから反射的に暖かく感じたんですね。 つまり、エネルギー云々ではないと。 すっきりしました。 ありがとうございます。