• 締切済み

電気自動車の普及に伴う原油価格の暴落について

日本や米国では、原油の3~4割が自動車向けに使われているようです。 けれども20~30年後、電気自動車が本格的に普及した場合、こうした需要が失われ、原油価格が暴落する可能性があるのではないかと思っています。これについて調べたいと思っているので、本や論文、この分野に詳しい教授などがいましたら教えて下さい。どうぞよろしくお願いします。

みんなの回答

  • PSYMNK
  • ベストアンサー率12% (1/8)
回答No.11

電気自動車の電気はどこから? 主として火力発電所から?  でしたら効率の悪い電気自動車が万一普及すれば、 石油系燃料の消費は返って多くなりますね。 研究するほどのテーマでしょうか?

k_K
質問者

お礼

忙しくなってしまい、一部の方に対してまだお礼などをしておらず、申し訳なく思っています。 ただ、役に立たない素人の回答や意見は必要としていないので、お書き込みはお控え願えたらと存じます。

  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.10

ここまで他の回答者が出した数値だけを使って論理的に考えると... まず、原油のうち40%がガソリン+軽油。 面倒なので、この全量が自動車用とします。 次に、電気自動車の割合が現在のゼロから30~40%(計算の便宜上、33.3%)、減、 ただし、 電気自動車のための発電による揺り戻し(重油の増加)が33.3%の半分で16.7%。  ※石炭、天然ガス、原子力などの増加は無いものとして。 エネルギーベースの原油消費は、 原油100として、そのうちガソリン類が40。それが27 。 重油増が(40-27)の半分だから7 の増。すなわち、原油の需要は7%減のみだから、当初の93%。 原油のうち40%が自動車用というのも、甚だ怪しい。(航空機用ガソリンなどの存在。) ゆえに、原油需要はいいところ5%減、なんだろうね。 たったこれだけの需要減で暴落するか???  まさか。(途上国の需要増のほうが、はるかに大。当然、先進国は日本並みにダウン、と考える。) では、原油でなくガソリン価格なら暴落するか? ガソリン需要は2/3になるので、一見暴落しそうですが、それは甘い。 現在、石油精製の際に、重油を分解しガソリン(やナフサ)作っている (あ、これはまだ出てない情報。 Wikiなどで裏づけできる情報だけど。)ので、 ガソリンの生成率を今より下げられます。だからこそ、原油需要5%減ですみます。 ゆえに、ガソリン価格の暴落もありえません。石油精製のときの生成率が需要に見合うように変わるだけです。 ※あくまで、ガソリン需要が2/3程度まで減、という範囲で。

noname#252929
noname#252929
回答No.9

>自動車向けの4割の原油需要が減れば、たとえプラスチック向けの需要があっても、原油価格は大きなインパクトを受けると考えます。 勘違いされて居ると思いますよ。 自動車向けの4割の原油需要が減っても、原油の需要は減らないのです。 なぜなら、原油がそのままガソリンになる訳ではありません。 原油1バレル(160リットル)から取れる各製品のリットル数は大体下記の様な感じです。 ガソリン 41.6 C重油(電力向け) 30.4 灯油・ジェット燃料 27.2 軽油 24.0 A重油 17.6 ナフサ 8.0 潤滑油 1.6 その他 9.6 ガソリン需要が0になったとしても、ナフサ8Lが欲しければ、ガソリンの需要に関係なく原油1バレル(160リットル)が必要になるのです。 ガソリンの生産をやめたからと言って、ガソリン以外の需要がある以上、ガソリンは勝手に出来上がってくるのです。 ですからガソリンの需要が減ったからと言って、原油自体の必要量が減る訳ではないんです。 ですので、単純にガソリンの需要が減ったからと言って、原油自体への価格にインパクトを与えられるものじゃありません。 ただし、ガソリン需要が減れば、原油の価格に変動がない場合、他の製品に対する値上げインパクトは大きなものとなって発生するでしょうね。 その分ガソリンの価格は下落する事になるでしょう。 原油を原料として居ますが、原油がそのままガソリンになる訳ではありません。 ですので、ガソリンだけの需要が減っても、原油の必要量には影響が出ないんです。

k_K
質問者

お礼

ご回答どうもありがとうございました。 精製の際、原油から自動的にガソリンが一定の割合作られてしまうんですね。 私も最終的な電気自動車の影響を知る前に、原油市場の基礎を勉強しなければと思っていましたが、勉強になりました。どうもありがとうございました。

  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.8

No.6です。 政府が2030年で電気自動車の割合を30~40%としている件ですが、これは電気自動車だけでなくプラグインハイブリッドを含む数字です。さらに同時に示された資料で、民間の目標はプラグインハイブリッドを含む電気自動車の目標は10~20%でしかありません。(従来車は60~70%)しかもこの数字はあくまでも次世代自動車の普及に努めたとした努力目標ですから、実際の電気自動車だけの普及率はもっと低いと考えるべきでしょう(2030年でも数%程度?)。 日本のように電気自動車に大きな力を入れている国でもこんなものです。欧米や中国での電気自動車の普及率はもっとずっと低いでしょうから、世界の原油消費に与える影響はそれほど大きくはないでしょう。 過去にも普及が期待された新しい技術が、実際にはほとんど普及しなかったと言う例もたくさんあります。例えば原子力商船や超音速旅客機、燃料電池自動車などなど。役人は3年程度で部署が変わりますから、前の部署にいたときの予想なんてだれも責任を取りません。(笑) 余談ですが、現在、原油価格が急騰しているために様々な油田開発が進められています。特に大深度海上油田やオイルサンド、シェールオイルなどが採算に乗るようになってきており、原油の究極埋蔵量が、従来考えられていた量の2倍も3倍も膨らむと言われています。この結果、原油価格が下落する可能性がありますが、一方で中国やインド、ブラジルなどの人口の多い国が一斉にマイカーブームを迎えると石油需要は増大します。この世界的な規模のファクターが複雑にからみあって原油価格が構成されています。 日本では省燃費車の普及や若者の車離れ、さらに人口の減少によって電気自動車が普及するしないにかかわらず、ガソリン需要は減っていきます。そのため日本の石油会社の2~3社が潰れるかもしれません。しかし、それは世界の石油需給からみれば些細なことにすぎません。 電気自動車が普及するから(これも怪しいと思いますが…)、原油の価格が暴落するというような簡単な話ではないと思いますよ。

  • aburakuni
  • ベストアンサー率30% (470/1562)
回答No.7

原油価格の動向は極めて政治的・投機的事情に左右されるもので、仰る様な電気自動車の普及が実現しても一部の要素にしか過ぎず、他の要素が無視できるような決定的なものではありません。 添付したサイトには、エネルギーの推移予想については最も権威があるとされるエクソンモービル社(どちらかと言うと否定派)の予想が見れます。

参考URL:
http://www.exxonmobil.com/Corporate/energy_outlook_view.aspx
  • cat-food
  • ベストアンサー率61% (124/201)
回答No.6

将来の原油価格について、コメントしている学者や文献はたくさんありますが、(例えば http://www.rs.jx-group.co.jp/library/files/20100331_paneldiscussion.pdf)電気自動車の普及によって原油価格が暴落すると予想するものは見たことがありません。 この理由は中国のように、これから自動車が普及する国があることから、世界的に見た場合、逆に石油の需要が増える可能性があるためです。これに対し、電気自動車が普及するかどうかははっきりしません。 原油は需要と供給によって価格が決まる典型的な商品だと思います。需要が増えれば、価格は上昇しますが、一方で新しい油田の開発が活発になり、その結果たくさんの油田が操業を開始すれば逆に価格は下落します。 たとえ電気自動車が普及して原油の需要が落ちたとしても、その結果、油田の開発が遅れればかえって原油価格は上昇します。 学者や専門家は原油需要のこれからの動向と油田の開発状況を勘案して、将来の原油価格を推定しています。今のところ原油需要の中に電気自動車の普及というファクターは入っていないと思われます。 なお、私個人としては電気自動車の普及は困難だと思っています。日本では二つのメーカーが電気自動車を売り出していますが、世界的にみれば非常にローカルな話題にすぎません。電気自動車ではなく、ハイブリッド車や低燃費車の普及あるいはバイオ燃料の導入によって先進国のガソリン需要は緩やかに減っていくでしょう。しかし一方で中進国(とくに中国)での自動車の急激な普及がそれを打ち消すことになると思います。

k_K
質問者

補足

見識のあるご回答どうもありがとうございました。 電気自動車の普及の見通しについては賛否両論があると思いますが、政府が計画(2030年で電気自動車の割合を30~40%)している様に、普及が順調に成功するとの想定で、お話を頂けたらと存じます。 電気自動車の普及のためのインフラ整備には数十年の時間を要するので、これからもまだまだガソリン車が主役の時代が続くとは思いますが、やがてどこかで転換点を迎える時が来ると思います。こうした場合、原油は日米などの需要の3~4割が自動車向けに充てられているので、原油価格への影響は避けられないのではないか、また既に開発や生産されている油田との間で需給バランスが崩れる恐れもあるのではないかと考えます。 まだ電気自動車の分野はこれからの分野で、これらも含めて研究している学者や専門家はまだあまり多くいないのかもしれませんが、海外の文献や教授などでも構いませんので、教えて頂けましたら幸いです。どうぞよろしくお願い致します。

  • misawajp
  • ベストアンサー率24% (918/3743)
回答No.5

始めに結論ありきの 質問ですね 回答で指摘されていることをなんとか否定指定気持ちがありありです が 質問者の知識不足を自覚し、虚心に受け止め検討することです  質問者の理解見解は あまりにも表面的過ぎます

k_K
質問者

お礼

いえ、そんなことありませんよ。 情報収集したいので、参考となる本などを紹介してくれと言ってるのです。 役立つ回答もせず、ただ感情的な意見を書くだけでしたら、書き込みするはやめてください。

  • jkpawapuro
  • ベストアンサー率26% (816/3045)
回答No.4

まず20~30年程度では、先進国の電気自動車への乗り替わりより、後進国での自動車普及量の方が多いでしょう。 次に発電と内燃機関自動車と電気自動車のエネルギー効率ですが、 火力発電→ざっくり40% 内燃機関→25%→走行ベースで10% モーター効率→80%→走行ベースで25%ざっくりした値です また全てのデータは後進国や一部の先進国ではもっと低くなるでしょう。 電気自動車は充電時・送電時にもロスがあるはずなので、こうしてみると火力発電に頼るうちはむしろ電気自動車は非効率に見えます。

k_K
質問者

お礼

数字を入れてご解説頂き、どうもありがとうございました。勉強になりました。

noname#185422
noname#185422
回答No.3

はじめまして、よろしくお願い致します。 電気をつくるには、原油が必要です。 すなわち、電気自動車が普及しても原油の需要はあまり変わらないと思われます。 ご参考まで。

k_K
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。ただ、電気を起こす時に使う原油の効率性と、ガソリン車を走らせる時の燃費の効率性は異なると考えます。 電気自動車の普及の影響なども研究している原油分野の専門家の意見等を知りたいので、そちらの方のご紹介をよろしくお願い致します。

  • t_ohta
  • ベストアンサー率38% (5238/13705)
回答No.2

原油を精製すると、ガソリンが約25%、軽油が約15%の割合で出てきますので原油の4割は自動車の燃料となると考えてもいいかと思います。 一方需要の多いプラスチックの原料となるナフサは5%しか取り出せません。 この割合は自由に変えられるものでは無く、原油から一定の割合で各石油製品が精製されてしまいます。 なので、電気自動車が普及してガソリンなどの燃料需要が減っても、プラスチックの需要が減らなければ原油の必要量は減らないのではないでしょうか。

k_K
質問者

お礼

自動車向けの4割の原油需要が減れば、たとえプラスチック向けの需要があっても、原油価格は大きなインパクトを受けると考えます。 専門家の意見や現状認識を知りたいので、そちらのご紹介をお願いできればと思います。