- ベストアンサー
原始棒銀の練習で勝てなかった理由は何?
- コンピュータ相手に原始棒銀の練習をしてみましたが、勝てませんでした。
- 序盤・中盤は自分が優勢だったと思うのですが、終盤で相手の怒涛の攻めで詰まされてしまいました。
- 角の打ち込む隙を与えた居玉がまずかったのかな?一体何がいけなかったのでしょうか?
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
パッと見ですが、優勢になったあとの75手目▲76角が明らかにおかしい。疑問手。 飛車いじめにもなってないし、本譜で角が死んでいます。 それに83手目の▲16歩があまりにも攻めが遅いです。 この歩が玉へ届くのに何十手とかかる攻めは、絶対に遅いです(vs穴熊のと金攻めとかじゃないんで) 僕なら83手目は▲35歩と突き、将来の▲34歩を狙います。 (▲54歩でもいいかもしれません。54に拠点が出来ると後手としては嫌です。 あと111手目の▲14歩というのも、攻めになっていません。 なぜならこのたらしの歩はさきほども言いましたが攻めには遅すぎますし、この歩は投了図まで残っています。 つまり打っただけ手損になっています。 普通に▲23成香で大丈夫です。(竜は死にません) 114手目の△49角に対する応手も間違っています。 ▲48金でいいです。 △67角成には▲68香くらいで。 「角が使えない」と思うかもしれませんが後手はそれ以上に攻め筋がないので、先手優勢です。 「何がいけなかったか」 についてですが、駒の使い方を気にしすぎていて、単純な駒の損得や飛車先を破ることができていないと思います。あまりにも大駒を使うことに気を取られて自爆しているって言う感じがします。 75手目がいい例だと思います。 前回答した中飛車の件もそうなんですが (あれは解決済み扱いになってしまい、補足の回答が不可能だったのでこちらに書きます) 「角はどうするんだ」とのつっこみですが、 それもあまりにも大駒を使うことを意識しすぎていると思います。 あのあとの変化をもう少し長く書くと ▲5五歩△同 歩▲同 銀△8六歩▲同 歩△8五歩▲同 歩△同 飛 ▲6六銀△8六歩▲9七桂△8二飛▲8五歩△9四歩▲7五銀△9五歩▲同 歩 △同 香▲8六銀△9六歩▲9五銀△9七歩成▲同 角△8五飛▲8七歩 このあと△95飛車には▲42角成で飛車が取れます。 大駒を使うことも重要なんですが、 いかに自分の形勢を悪くしないように指すかというのも大事です。 そのためには大駒を使わなかったり、場合によっては犠牲にする場合もありますから。。。
お礼
解説ありがとうございます。 攻める手段が思い付かないと大駒の活用を考えてしまうのですが、そればかり意識してはダメなのですね。 前の原始中飛車の質問では、既に受付質問数が5つになっていて、新たな質問が出来なかったので締め切りました。 補足回答前に締め切ってしまいすみませんでした。