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冬山で待機中の服装(レイヤリング)について
-15℃以下の冬山で、雪景色を眺めつつお酒を飲んでのんびりするのが好きです。 現在、テント設営後はインナーにフリース+ダウンを着込んで更に行動時のアウターとは別の防寒ジャケット(透湿性の超安物!)を着ています。とても暖かいのですが、大変かさばってしまっています。 そこで、なにかいい方法がないか皆様のお知恵をお借りしたくご質問した次第です。 ちなみに、コンパクトさと防寒性能を両立させるのはやはりダウンだとすると、めいいっぱい暖かいダウンに、十分にロフトを活かせる大きめサイズのレインジャケット(小さくたためるので)を重ねることで風をシャットダウンする方法を考えました。ザック内の仕舞寸という点でいいかなとは思うのですが、体温を保つという点での効率はいかがでしょうか? ※現在の行動時のアウターはハイベントのレインジャケットで、テント設営後は脱いでいます ※冬山用のゴアジャケットで行動/待機中を統一することも考えましたが、「値段が高い」、「そもそも防寒性能だけで考えるとそこまでの優位性がなさそうなこと」「温かいモコモコのダウンのロフトを潰さないような大きいサイズのアウターを行動中に着るのが嫌」で諦めました。 行動中に関しては現在の装備で十二分に満足しているので、全体にメリットがなさそう… ※はじめに目的ありき、ですので「冬山では直ちにシュラフ/テント内で休息すべき」というマットウなご意見は無用です。 何卒、よろしくお願いい致します。
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Jagar39です。 「徘徊」しているわけではないことは理解しました。それでも極端な低温下での飲酒にはあまり肯定的にはなれませんが・・・ 紹介したモデルは「極地用」ですから、少なくとも行動時にはオーバースペックになるのは当然です。夜間に-15℃以下ということは、日中は-5からせいぜい-10℃くらいでしょうから、その条件下での行動中の休憩時に使用する防寒着と両立しないのは始めから承知した上で考えるべきでしょう。行動中の休憩はせいぜい30分くらいでしょうが、もっと低い気温下でもっと長時間ステイするための防寒着ですから、最初から別に考えないと。 少なくとも、-15℃以下での長時間ステイという、厳冬期の3000m級でも滅多にない過酷な行為を想定しているわけですから、あまり贅沢はいってられないと思うのですが。 整理しましょう。 現在は、フリース+ダウン+防寒ジャケットの装備でステイしているわけですよね。 現在の防寒ジャケットが嵩張るため代替え案を求めていると。 とすれば、ダウン+防寒ジャケットという部分の構成をダウンのみにするのが唯一の合理的な選択肢です。 防風性が心許ないのであれば、ウインドストッパー等の防風・耐水シェルを仕込んだダウンジャケットしかない、ということになります。 あとはどこまでの保温性を求めるかでダウンジャケットの具体的なモデル選択をするしかありませんよね。 http://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1101310 こんなのもありますが、一気に軽くなるのでこのモデルが-15℃下での長時間ステイに耐える保温性を持っているかどうかは判りません。あまり期待はできないように思えるのですが・・・ http://www.patagonia.com/jp/product/mens-primo-down-gore-tex-jacket?p=30470-1-155 まあこれも1kgクラスのダウンジャケットですが、これは完全防水です。 いずれにしろ、この温度条件で使用するシュラフの重量を考えると、1kgクラスのダウンジャケットは必要であるように思いますよ。防風性・耐水性も必要なので少し重くなりますし。 ところで下半身はどうされているのでしょうか。ダウンパンツも必須だと思うのですが。手はポケットに突っ込んでおけば良いにしろ、靴も半端な靴では凍傷必至ですよね・・・ ダウンパンツもどうせ必要なのだから(雪上に座るのであれば耐水性はジャケットより必須機能になりますよね)、いっそのこと極地用ワンピース、と思ったんですけどね。ワンピースならシュラフはなくても良いし。
Jagar39です。変わった趣味ですね・・・まあ気持ちは判らないでもないですが。 でも、基本的には「良いダウンジャケットを買えば解決」ということに変わりはないと思います。 そういう条件でしたらウインドストッパーのダウンを選ぶべきでしょう。 例えばこんなの。 http://webshop.montbell.jp/goods/list.php?category=132000 そういう特殊な趣味にはワンピースでも良いくらいです。 ダウンジャケットの上にアウターという構成をお奨めしないのは、十分な保温性を持ったダウンジャケットのロフトを潰さないアウターなど存在しないからです。女性のSサイズの人がメンズのXLあたりを着てようやく、といったところでしょう。その場合も袖丈が長すぎたりといった不具合はありますし。 なのでシュラフをもう少し保温性が高いものにした方が良いと思います。ダウンジャケットは就寝時には使わず、フリース+薄手のダウン程度で使用可能な程度のモノに。 というより、そもそも上記のダウン上下あるいはワンピースであれば、シュラフがなくても十分なほどの保温性があるのですが、あまり快適ではないので積極的にはお奨めしません。 このダウンの保温性を生かすのなら、シュラフを化繊の夏用にするという手もあります。化繊なら濡れに強いですから。やはりあまり快適ではありませんが。 それと、外で酒を飲むのはお奨めしません。 酒を飲むと体温調節能が低下するので、何の前触れもなく突然パタッと倒れてそのまま・・・ということが起きる可能性がありますよ。今まで大丈夫だったからといってこれからも大丈夫である保証はありませんし、これで死んでも(その状況で倒れたらほぼ確実にそのまま冷たくなるでしょう)、「なんて非常識な」と袋叩きにされるだけです。 雪山での深夜徘徊もかなり変わった趣味ですが、そこまでは何とか許容範囲だとしても、深夜徘徊しながらの飲酒は単なる自殺志願です。
もうひとつ理解できないのですが、インナー+フリース+ダウンジャケットで何の不都合があるのでしょうか? テントサイトでの防寒着ですよね?でしたらダウンジャケットの上にさらにレインジャケットを着る必要はないと思います。 そもそも現在、ダウンの上にさらに防寒着を着ているのもよく判りません。 それなりのダウンを1枚着ればそれで済む問題のように思います。 行動中の「待機用の防寒着」であれば、また違った考え方が必要でしょうけど、テント設営後の防寒具であればフリースの上にダウンジャケット、でお釣りが来るはずです。 ダウンジャケットも表地はナイロン地なのである程度の防風性はありますし、それで不足するほどの強風下でわざわざテントの外に出て酒を飲むなんて非常識な話ではないでしょう? ウインドストッパーをシェル生地に使用した、より防風性が高いダウンジャケットもありますが、コンパクト性が少々損なわれるのでそこまでのモノが必要ともちょっと思えないのですが。 良いダウンジャケットを買えば解決する問題のように思えるのですが・・・
お礼
Jagar39さん回答有難う御座います。 まず前提の説明が不足していましたので補足させていただきます。 私はだいたい15時を目安として行動を終了し、サイト設営後も23時近くまでテント付近でのんびりします。 雪が降りしきるなかヘッドライトを消して、雪あかりのみで仄明るい景色を楽しむのが好きなんです。 つまり、一般の登山者に対してとてつもなく長いこと外にいます。 また、風速を測ったことがないのでなんとも言えませんが、風に晒されて長時間に渡って停止している状態では、体験的にダウンの保温性能を活かせていないと感じてきた経緯があります。 加えて、就寝時もダウンジャケットの保温力を加味してシュラフを選定しているため、何があっても絶対に濡らしたくないのです。(雨でなくともやっぱり濡れてしまいますからね) これらのことから、自分の中ではダウンジャケットをアウターで着るという発想がなかった次第です。 なにぶん体感ですのでなんとも言えませんが、かなりの吹雪でもバラクラバ+フード、時にはゴーグルまで着用で外で飲んでいる変わった人種です。 呆れてしまわれるかも知れませんが、そんなやつにアドバイスするとしたら…という感じでお付き合いいただければ幸いです。 ものごとにはトレードオフはつきもので、私としてもわがままな悩みということは理解しているのですが…
お礼
ありがとうございます。 Jagar39さんご指摘の通り、確かにアウターのサイズ調整は難しそうですね・・・どうしたものか しかしながらご紹介をいただきましたダウンジャケットは、収納サイズ・重量(φ23.5×28cm/1.35kg)もスゴイ。 これではシュラフor「現在のダウンジャケット+防寒具」より大きくなってしまい、シュラフ無しにしてようやく荷物を減らすことができます。 行動着としては確実にオーバースペックですし、現地までの移動時/山での行動中の休憩時にちょっと引っ張り出す・・・というような場合も、これまでのように気軽にはいかないでしょう。 保温性能は間違いなく向上するでしょうが、そもそも現時点の装備のそれには不満がありませんので、総合的に考えて費用/快適性に対して見合うものとは思えません。 荷物をより減らせる方策について、改めて異なる方向からも考える必要があるかも知れません。 なお、深夜徘徊はありません。というより夜間の移動は一切控えています。 テント直ぐ横に雪で座れるところををつくり、雪/風にまかれるにまかせてのんびりしています。 また、酒量についても管理しているつもりです。酔っ払った状態で床に着くのが好きというタイプでもありません。 もちろん自然環境の中でアルコールを摂取すること自体のリスクは事実としてありますので、ご注意としてありがたく頂戴いたします。