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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:細胞性免疫は体液性免疫と似ている?)

細胞性免疫と体液性免疫の違いとは?

このQ&Aのポイント
  • 細胞性免疫は体液性免疫と同じプロセスを辿るが、攻撃役が異なる。
  • 細胞性免疫では、抗原の情報がヘルパーT細胞に伝えられ、ヘルパーT細胞はその情報をキラーT細胞に伝える。
  • 一方、体液性免疫では、抗原の情報がB細胞に伝えられ、B細胞が抗体の産生や抗体情報の記憶を行う。

質問者が選んだベストアンサー

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  • sphenis
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回答No.2

>細胞性免疫にB細胞は関与しないはず はい、その通りです。 B細胞は、♯1さんの仰る通り、確かに抗原提示細胞としての役割を持っています。 しかし、それは『同じ抗原によって活性化された』ヘルパーT細胞に、自分を活性化して貰う為です。 要するに、ヘルパーT細胞を呼ぶ為の、言わば『目印』として抗原提示をするのです。 これは、あくまでも体液性免疫の一環です。 細胞性免疫の過程への影響が全くゼロかと言うとそうではないかもしれませんが、概ね『B細胞は体液性免疫にのみ関与する』という解釈で問題無いでしょう。 確かに、細胞性免疫と体液性免疫の過程は似ています。 しかし、体液性免疫で >5、食細胞が抗原を攻撃 といきなり書くのはちょっと微妙な気もしますね…。 B細胞が産生する抗体が抗原に結合(抗原抗体反応)する事で、食細胞による食作用を増強している、と言う方が正確でしょう。 また、体液性免疫において食細胞が関与しない過程もありますから…。 『小さな』食細胞という表現も気になりますね…。 T細胞よりは、マクロファージや樹状細胞などの食細胞の方が大きいと思います。(T細胞は大きい必要はありませんが、食細胞は大きくないと相手を『食べ』られませんから。) 具体的な大きさは調べないと分かりませんが…。 一つ可能性として考えられるのが、その文章の筆者が「『細胞性免疫』と『先天性免疫』をごっちゃにしているのではないか?」ということです。(まあ、きちんとした書籍ならその可能性は低いでしょうけど…。) 細胞性免疫や体液性免疫は、両方共『後天性免疫』です。 『獲得免疫』とも呼ばれます。 これは、抗原に対して特異的な免疫である、つまり、ある抗原が入ってきてから初めて、その抗原に対して発現する免疫だからです。 対して『先天性免疫』というのは、生まれた時から備わっています。 免疫の過程は特異的ではありません。 先天性免疫では、確かに(小さいか分かりませんが)食細胞達が活躍します。 好酸球や好中球などです。 また、食細胞ではありませんが、ナチュラルキラー細胞と呼ばれる細胞による攻撃も、先天性免疫の一つです。 先天性後天性両方に関与する食細胞もいますし、キラーT細胞とナチュラルキラー細胞も名前が似てますし、その辺りがごっちゃになっている可能性は有り得ると思います。 ええと、こんな感じで良いのかな…。 分かりにくかったらすみません。

kumoyama
質問者

お礼

なるほど・・・大変詳しくありがとうございます。 B細胞の抗原提示も体液性免疫の一環なんですね。 確かに件の文章は専門書(というか、科学者・研究者による著作)などではありませんので、筆者が各種免疫について混同している可能性は考えられます。 しかし、実際に細胞性免疫と体液性免疫の過程が似ていることは初めて知りましたので、これについては抗体のはたらきと併せてもっと調べてみようと思います。 細胞の大きさについても、未だ具体的な値を示した資料を見つけるには至っていないのですが、やはりT細胞と食細胞の大きさの関係についての記述は不正確と見て良いようですね。 大変参考になりました。ありがとうございました!

その他の回答 (1)

回答No.1

B細胞も代表的な抗原提示細胞なので、細胞性免疫にも関わっているはず・・・ 抗原提示細胞で調べれば何か出てくると思いますよ。

kumoyama
質問者

お礼

抗原提示細胞について理解を深めるきっかけになりました。 回答ありがとうございました!

kumoyama
質問者

補足

お早い回答ありがとうございます! B細胞も細胞性免疫に関与しているんですか! いただいたアドバイス通り調べてみます。 もしよろしければ、件の文章の内容 (「細胞性免疫は体液性免疫のプロセスと同様の段階を踏む」)が 妥当なものなのかどうかも御教授願いたいのですが・・・