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★佐賀弁「とぜんなか~」は「徒然草」から?
佐賀弁で『とぜんなか』は「物悲しい」「寂しい」の意味ですが、これが「徒然草」の音読み(徒然=とぜん)から来てるってホントでしょうか?全国で他に雅(みやび)な言葉が現在に残っている例を教えてください。
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- r-suzuki
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回答No.1
徒然草からきているかどうかについては、ちょっと違うように思います。中国から来た言葉「徒然(とぜん)」に日本の読みを当てて「つれづれ」と読ませるようにしたのが、言葉の由来ではないかと思います。 1603年の日葡辞書のなかにも「 Tojen(トゼン)」(一人ぼっちで寂しくしていること)という語句があるそうです。いまでも「とぜん」を使っているところは東北や九州の一部にあります。当時は京都で使われた言葉が同心円状に伝わり、だんだん全国へ及び、いまは同心円のはじっこにだけ残っているのですね。(方言周圏論といいます)
お礼
ありがとうございました。随分奥が深いテーマだったのですね。フォーラムまであるとは思いませんでした。他にないですかね