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DVがある家庭の子どもの心理とアプローチ方法
- DVがある家庭の子どもの心理や行動について、親がおとなしい・おだやか・暗いタイプだと子どもが明るく元気な場合が多いことがある。子どもは不足しているものを補おうとする傾向があるといわれている。
- 夫⇒妻のDVがある家庭やケンカが多い家庭でも、子どもが明るく元気な場合は、環境への慣れや不快な事象の分離認識、防衛本能などが影響している可能性がある。
- DVがある家庭の子どもの本音にアプローチする方法は、具体的な状況によるが、子どもの感情や意見を尊重し、安心感や信頼関係を築くことが重要である。また、専門家のサポートを受けることも有効な方法とされている。
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・環境への慣れ(耐性) ・不快な事象を分離して認識 はあります。日常茶飯事だから、そんなに重大なことだと思っていない。 そのうち、よその家庭にお邪魔して、「なんかうちと違う。うちよりいい」 という認識ができると、暗い気分になります。 両親同士の仲がどうであれ、子供は自分が可愛がられていたら、 問題を認識しないことはあります。 大切にされていても感覚が鋭い子供なら、両親の問題を察知して暗くなり、 ・傷を覆い隠そうとする本人の知恵(防衛本能) ・それとも、意識して演じているのか ・嫌な事を明るい方へ変換処理 となると思います。 しかし、やはり歪みは子供に溜まっていき、特に思春期以降、その結果がでます。 私も、自分が明るくて良い子でなければ家族が崩壊するような恐怖感にとらわれて 3歳~15歳くらいまではずっとそうしていました。 そのうち、弟がものすごい反抗期になったので、私自身は反抗期を逸し、 基本その後も若干暗くなりましたが良い子ではありました。 陰でリストカットと食べ吐きとマスターベーションに走り(この頃男性恐怖症です)、 大学入学後には虚脱状態で何に対しても意欲がわかなかったです。 親はずっと、私に対して私の現実とは違う認識をもったままです。 今更ばらす気はありませんが^^; 友達の前では自然と明るいです。分離して認識、というよりは、 ごく自然に分離できるんですね。友達の前での私、親の前での私、一人でいる時の私と。 ただし、一人でいる時は私はからっぽっです。知識・記憶はありますが、 それについて何の感情ももてません。苦しいので、やたらと色々なことをして 気を紛らわせ、疲労する。あるいはそれさえもする気力が起こらない時は とりあえず外的に強い感覚を求めます。 リストカット、食べ吐き、マスターベーションがそれです。 そして後はひたすら寝ています。 なぜ「からっぽ」であるか? 怒りや憎しみといった負の感情はあまりに大きすぎて自分を傷つけるので、 無意識的に閉じ込めてしまいます(ますます大きくなっていく悪循環です) しかし、明るい・楽しいなどといったプラスの感情は、 周囲の人に私が与えるものなので私のものではありません。 従って、からっぽになるのです。 …長々ととりとめのないことを書いてしまいましたが、ご参考になりましたでしょうか。 アプローチ方法としては、これまた個人的な考えですが、 一枚の紙に一緒に絵を描く、粘土等の造形、ミニチュア家具・人形などを用いて 「家」を作りごっこ遊びをする、音楽やダンス、など。 全て、その子の意思を尊重し、その子の本当の心がうまく表せるよう、 相談しながら一緒に創造していきます。 もしかしたらすごく攻撃的な行動がでてくるかもしれませんが、 それはすぐに否定せず、満足いくまでさせてから、どうすればもっとよくなるかを 一緒に考えるといいです。 言葉では、意識的になりすぎてうまくいかないように感じます。 後々自分の書いた日記を読み返しても(自分しか見てないのに)、 良いことばかりかいて、うっかりでてきた悪いことはぐしゃぐしゃに 塗りつぶしてたりしますから。
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再度再度すみません。 家事の合間にちょくちょく考えてるもので…^^; >基準値が育ってないから、悪い環境の中で違和感なく? その通りです。 悪い環境であるということには何の違和感もありません。 そこで育ってるんだし、原因作り出してるのは親。 子供は幼ければ幼いほど、親は絶対的な存在です。 例えDVの対象が子供自身だとしても、親のことは無条件に愛してるんですね。 もし夫→妻にDVがあるのみであり、子供のことは可愛がってる場合は余計です。 それがおかしいと明確に認識したのは思春期頃だった、と認識しています。 だからといって辛くないわけではないのですが、 そこから子供だけで脱却するのは容易ではありません。 原因は、子供であり認識が育っていない、ということと、 親の無意識のうちの妨害です。 DVされる妻は子供に依存してたりもしますし、 親は子供に依存すると無意識のうちに子供を抱え込み、自立を妨げる選択をします。 しかも子供が「親がかわいそう」とか認識していると、親に対する責任感で 親の元にとどまり続けようとすることになります。
お礼
ノーネームになっていて、少しさみしいです。 でも、私も定期的にID変えしてますけどね。 あれから、再度、見つめたりして、考えを深めたりしようとしましたが、、、 タイミングが合わず、、あらたに考えて見た感想を伝えようと思ったのに残念です。 でも、あなたの助言は本当に参考になりました。 その助言は日本のどこかの街で活きていると思ってください。 ほんとにありがとうございました。 (読んでくれてると嬉しい)
再度済みません。 >きょうだいが見抜きサポート よほど、しっかり自立した兄弟がいればそういうこともあります。 大体は兄弟も親の被害を受けた仲間ですから、そこまでちゃんと サポートはしてくれません。 よくてお互い支えあえながらもどうしようもなくなります。 悪ければお互い傷つけあいながらどうしようもなくなります。 私と兄は後者の関係、現在も顔を合わせれば仲が良い兄弟のフリをしますし、 離れていても心配はしますし、悩み事も相談もしますが 本当は嫌いです(笑) そして弟は気遣いさんでサポートを頑張ってきましたが、 こういう家族って気遣いとか優しさとかが通じにくいんですよね。 大変すぎて。頑張っても頑張っても返事が返ってこない。 疲れた弟は、反抗期で爆発、その後しばらく行方不明になりました。
さっそくの補足のコメントありがとうございます。 はい。具体的な状況が分かりませんので、 家庭内DVを体験していた私の経験から書かせていただきました。 創作でも想像でも教科書どおりでもございません。 その体験中というのは、意識的に特に何か考えてたり、 しようとしているわけではなかったと思います。 後になって振り返って解説すると、このようになるのですが、 体験中はともかくそれが普通なのだと感じているものです。 世の中にはもっとひどい目にあってる子もいるんだから、 自分は幸せな方だとさえ思っていましたね。 もともとが負の感情/自分が不幸な状況にあるという認識を 受け入れるキャパシティがないので、 あえて自分の中から追い出していたと考えられます。 質問者様のクライアントにはあたらないのであれば、 そこまで極端じゃなくて本当に良かったです。 しかし、ご参考にはなるとかなり自信を持ってます(笑) 特に、次の可能性には注目して検討していただきたいと思います。 DVがある家庭であるのであれば、 「自分が明るく良い子でいないと家族が崩壊してしまう」 という、「家族(=所属する世界)の崩壊」への恐怖に 無意識かもしれませんが、常にさらされていること。 また、「自分がこうしなければ」という家族に対する 子供なりの責任感があること。 意識的に明るく振る舞うことをずっと続けるのは無理ですので、 その子には根っから明るい元気なところがあるのでしょう。
お礼
ありがとうございます。子どもに限らず、家庭の状況のパターンにより、ありがちな、なりがちな傾向は何通りかは思いつきますが、知らず知らず予想や推測も偏り出します。出会った経験が少ないケースも想像しにくいです。 なので、よそ様のご意見はピンポイントでなくても自分では発想しない角度からの考察だったり、言葉の表現だったりするので、良いヒントになります。
補足
こんばんは。 1~4まで、もったいないくらい大変参考になりました。 あらためてありがとうございます。 ちょっと、実践。少し踏み込み、同調を試みます。 3、4日お時間いただきます。 また、後日。
補足
とりいぞぎ、ありがとうございます。 【考え中の独り言】 下のきょうだいが、爆発して、自分は機会を逸した。 DV、親の浮気、親の再婚、虐待、まだ構築段階の甘い倫理観が崩れていく。 (自覚あるかどうかは別として) きょうだいでも、明るくして自分を守ったり、無痛症か不感症のように閉じたり? でも、そういえば、ドライ・クールに見える子がいます。 そんなんでも、驚くようなサプライズをクスッと笑ったり。。。 遮断系や否定系の返答は危険だと感じますね。でも、事情を知らない段階の人だったら仕方ないですが。 自分には無い。人に比べて自分(自分ち)には無い。 空いてるスペースに座る。手ごろな友だちと付き合う。 そんな子の心中を親は見抜けず、きょうだいが見抜きサポートするのか。 それが明るさの原動力になるケースも? 基準値が育ってないから、悪い環境の中で違和感なく? だんだん、解ってくるのだろうか。