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パーツや部品を扱っている会社は不況に強いですか?

衣服についているジッパーを 商品にしているYKKという会社が儲かっているのを見て 思ったのですが、 パーツや部品を扱っている会社は、不況に強いですか? 住宅そのものより→アルミサッシなど住器など 衣服→ジッパーやボタンなど 個人だけでなく、法人にも商品を売れると思ったのですが。 経済の知識にお詳しい方 よろしくお願いいたします。

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回答No.3

有る商品分野での世界シェアの高さが価格競争力と非価格競争力の両方を強化し、儲けが最大化可能となります。 最終製品の分野で世界シェアが高いと、先進国の政府から独占禁止法準拠で営業活動を制限されることがあったり、価格決定に関しても色々を透明性を求められたりします。 ところが、部品の世界では顧客が消費者でないことから独占禁止法(=消費者保護が目的)の対象からお目こぼしされるようです。つまり、この分野では世界シェア80%とか90%などという企業が現れると、価格競争から解放され、純分な利益を享受することができる場合があります。 世界中で販売競争が激烈なフラット・パネル・ディスプレイ(=液晶テレビなど)ですが、この製品に必ず使われるTACフィルムという素材は、世界市場の80%を富士フィルムがにぎっており、残りの20%はコニカ・ミノルタが握っております。 このビジネスで、最終製品では、韓国のサムスン電子やLG電子が勝ち残り、日本の最終製品メーカーは軒並み赤字垂れながし状態のようですが、TACフィルム・メーカーは日本の2社しかない為に、韓国勢が勝とうが、中国勢が勝とうが、TACフィルムビジネスは影響なく、儲けることが出来るのです。 パーツや素材を作っているメーカーでも世界シェアが大きく無い企業は、常に価格競争力にさらされており、決して不況に強い会社ばかりではありませんので、その商品の世界シェアに注目する必要があります。 ちなみにYKKはスライドファスナー分野で世界シェアの45%程を占めているようですが、連結純利益が69億円程の赤字です。(営業利益は黒字ですが、、、)

naturegreen
質問者

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ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

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  • terhi
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回答No.2

YKKが儲かっているのは、世界的シュアを持っているからで、通常部品を作る下請けは、安い海外製品に押され火の車状態です。 自動車などで言うと、今現在、国内部品メーカーはシュアが偏っている部品を作っている所以外は軒並み海外部品に取って代わられ、統廃合を繰り返しています。 また、特定の自動車メーカの下請けをしていた会社も複数のメーカーの下請けをこなし、仕事の無くなった所はどんどんつぶれて行っています。 現在売り上げを伸ばしている部品メーカーは特殊な製品を作り、シュアを独占出来ている所だけです。

naturegreen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

回答No.1

基本的に、工業製品が、価格だけの競争になった時、流通の出だしと最後の部分の企業が強くなります。 最初に統合化され、淘汰されることと、価格についてのイニシアチブが取れるからです。

naturegreen
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 参考にさせていただきます。

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