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大学のコース選択、就職先について
4月で大学(経営学部)2年になる女です。 来年度からコース選択があり、国際系か金融系かで迷っています。 元々興味があったのは国際系で、貿易事務などの仕事が気になっていたのですが、貿易事務は派遣社員が多く正社員の採用は少ないと聞きました。 また、地元である岩手県で就職したいのですがやはり首都圏に比べると貿易関係の仕事が少ないのではと思い心配です。 それなら金融系の勉強をしてFPなどの資格を取り、地元の銀行などへの就職を考えた方が良いのかと考えています。 やはり貿易関係の仕事は地方ではあまりないのでしょうか? 金融系の勉強をして資格の取得などに力を入れた方が就職のためには良いですか? コース選択で全て決まるわけではないと思うのですが早めに目標を決めておきたいので質問させていただきました。 回答よろしくお願いします。
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- おに ぎり(@onigiri2011)
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元々、日本では専門性は問われずに、大学名を見られました。 面接も形だけで、よほど酷くなければ(有名大卒は)受かりました。 いい大学を出てるなら頭もいいし、努力家だろうから、まあ採ってみて、数年かけて育てればいいか、って感じです。 ただ日本がずっと不況になって、また勝ち組企業も競争激化で明日はどうなってるか分からない・・・って中で、学生の採用を抑制、もしくは厳しくなりました。 だから今は以前と比べれば、学部成績なんかもかなり見ますし、東大生でもダメだと思ったら平気で落とす企業が増えました。 これは欧米の大学と企業で既にある動きですが、日本でも個人のポテンシャル・能力と、専門性の有無が重視されて行くでしょう。 「法学部を出て銀行に就職する」みたいな動きは無くなって行くと思われます(今はまだありますよ) つまり (1)2流の金融系卒でいるよりは、1流の国際系で合った方が有利 (2)国際系に進めば「国際系の仕事を探すしかなくなるのでその覚悟を」 と言う感じですね。まだまだ完全にそうなってはいませんが、そういう流れは来ています。 一方で、若い優秀な人材が不足しているので「就職活動の二局化」が言われてますし、僕も実感します。 一部の人に内定が集まり、そういう人は仕事を選べ、賃金も高く、華やかな仕事に就けます(将来の1%ですね)。その他の人はその真逆のことになります(将来の99%ですね)。 これは昔は 東大>>>早稲田>>>>>>>>>明治 みたいな学歴別の階層化だったのが、同じ大学、同じ性別、ゼミなんかでも大きく別れるようになっているようです。 ある意味で低学歴での不利もないですし、ただ誰も安住できない分、今の大学生は大変だなあ(でも入るまでは昔より10倍はラクなんだけどね)、と思います。 こういうのは、どうも英語力やインターン、サークルやゼミを通じたコミュ力などのちょっとずつの差ですね。 僕の知り合いの会社でも、上司が専門卒で、部下が早稲田、京大なんてとこもあります。 (けっこう有名な会社です) 個人的に言えば、地方は(岩手に限らずに)地元銀行含むインフラ系と公務員ぐらいしか、まともな仕事がない状況です。 だから地元へのこだわりが強いのなら、そこは割り切って就職に有利な金融系を選ぶこと。またFPや証券外務員、宅建などの資格や留学など、コツコツと準備をしておくことをすすめます。 またインターンや、就活専門学校にも早めに行くことを奨めます。 そこまでして?と思うかもしれないですけど、残念ながら日本で、特に銀行のような保守的なところは1回勝負なんですよ。 実質新卒採用しかない。 入れたらよほどアホでも、定年までいられる。 入れなかったら2度と入れない。 それなら今の君が、100万円ぐらいかかっても、それなりの時間やエネルギーをかけてでもやる価値があると思うんですよ。受けたら100%の確率で受かって感じで。 それに、その就職活動を通じてかかるお金やエネルギーは、難関資格試験や、民間企業で働くことに比べれば、そこまで大変だとは思わないです。 だから「ダイエットでジムに通う」ぐらいのノリで少しずつやってくといいかと思います。