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楽譜の版について
私はヴァイオリンを弾いているのですが、先生にインターナショナルの楽譜を指定されました。 ヘンレ版やインターナショナル版、全音版など色々ありますが、それぞれどんな特徴があってどう違うのでしょうか?
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会社の編集方針とそれを引き継ぐ形で校訂を行う校訂者による違いがあります。 大雑把に言ってしまうと、 ヘンレ版は原典版を謳っているように原則的には作曲者の手稿を用いて 校訂者が斜字で利用者のための情報(指遣い等)を加えています。 ウィーン原典版(音友から日本語版も出ている)は原典や初版の研究結果のみ。 したがって勉強の初心者には指遣いもないので使いにくいと言えるでしょう。 ただし、演奏者や研究者にとっては貴重な楽譜です。 インターナショナル版には初版的なものもあるけれど 過去の別の版の権利を買って英語版にして世界へ広めたという感じがある。 全音版は古いものはほとんどがペーターズ版のコピー権を買ったものです。 (最近では色々な版から買っているようですが) なぜインターナショナル版を使うのかは先生に聞いてかまわないことですよ。 校訂者、勉強に適した内容、カデンツァの作曲者などで理由があるはずです。 お金に余裕があったら例えばバッハの無伴奏ソナタと決めて 様々な版を手に入れて比較、研究すると色々判るよ。 ヘンレ、ベーレンライター、インターナショナル、ペーターズ、 ウィーン原典、などなど・・・
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- vampi
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回答No.1
校訂の違いだと思います。 ヴァイオリンについては無知ですが、 ピアノの場合運指が違ったり、スラーが違ったり。 オペラや合唱の楽譜では歌うパートがちがう場合もあります。 確かヘンレ版はこういった余計(人によりますが)があまりないです。 また作曲家によっても版を選びます。