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大学と大学院の違いについて

 基本的なことかもしれませんが、教えてください。  大学と大学院でやっていることは、どういうふうに異なるのでしょうか?  また、大学生の中で、卒業後、大学院まで進む人は少数派だと思うのですが、進学する人の目的には、どういうものがあるんでしょうか?  大学卒と、大学院卒の修士では、卒業後に進む道がどう変わるんでしょうか?  専攻によっても違うものとは思いますが、大学生の方や、進学経験者の方などにお答えいただけると嬉しいです。  よろしくお願いします。

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  • kuroneko3
  • ベストアンサー率42% (250/589)
回答No.2

 学部によってかなり事情は異なりますが,私の知っている範囲でお答えします。  理系の学部(医学部や歯学部を除く)については,大学院まで行かないと自分の専攻を十分勉強したとはみなされない風潮があるようで,大学院まで進学する人は珍しくありません。大学院まで行った方が専門性の高い職場には就職しやすいでしょうが,企業が主な就職先であることには変わりないようです。具体的な学習内容はについては,私は文系(法学部)出身なので,他の人の回答を参考にして下さい。  一方,文系の学部については,そもそも世の中の役に立つ学問をあまりやっていないので,研究者になるのでなければ専攻を極めてもあまり意味がなく,理系より大学院の需要は低いように思われます。基本的に大学院は,研究者志望の人が行くところというイメージが強いです。  文部科学省も文系の大学院にはてこ入れをする必要を感じたのか,近年「専門職大学院」なるものを新たに創設しました。すなわち,弁護士その他の法律家を養成するための法科大学院,公認会計士を養成するための会計大学院,公務員等を養成するための公共政策大学院です。  会計大学院と公共政策大学院については,修了者にさしたる特権が与えられているわけでもないので,今のところ毒にも薬にもならない感じです(ただし,会計大学院修了者で公認会計士試験に合格できる人はほとんどいないと言われています)。法科大学院については,原則として司法試験を受験するには法科大学院の修了が必要ということにされましたが,やっていることは学部の延長に過ぎない,実務には何の役にも立たない,税金の無駄遣いだなどと非難の大合唱に遭っており,志望者も激減していることから存続の危機に立たされています。

Cybill
質問者

お礼

 とても詳しい回答をありがとうございます。  大学院での勉強は、社会に出て役に立つというものでもなさそうに思えてしまいますね。  でも、法科大学院は、そこを出ないと司法試験が受けられないのに、志望者が減ってしまうと法律家も減ってしまうので困りますね。  院の説明では、よく、「専攻を極める」と聞くのですが、「極める」のイメージがつかめません。  講義のスタイルや単位の取り方など、大学とはがらっと変わるものなのでしょうか? それとも、そういう点も「大学の延長」なんでしょうか。

その他の回答 (3)

  • suzuko
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回答No.4

#3です。 >教師免許の種類ですよね?教師になった際の制約が異なるということでしょうか。 教師免許とは言いません。教育職員免許状、略して教員免許と言います。 教員免許は、持ってる免許により務められる学校が違います。小学校教諭普通免許がなければ、小学校には努められません。中学校、高等学校も。その中でも、それぞれに専修(すみません、前回は誤植です)と1種と2種があります。(詳しくは参考URLを) そして、高等学校教諭普通専修免許は院などの修士でなければ習得できません。また、高等学校の校長などの管理職になる場合、専修を持っていないとなれないはずです。 >ちなみに、免許をもっていらっしゃるんですか? はい。教員ですので。^^;

参考URL:
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kyoin/main13_a2.htm
Cybill
質問者

お礼

 回答ありがとうございました。

  • suzuko
  • ベストアンサー率38% (1112/2922)
回答No.3

教育学部の場合、所得できる免許の種類がちがってきます。1種と専種と。

Cybill
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  教師免許の種類ですよね?  教師になった際の制約が異なるということでしょうか。  ちなみに、免許をもっていらっしゃるんですか?

  • urax2
  • ベストアンサー率22% (69/301)
回答No.1

日本の場合、大学の4年間のうち最初の2年間は「教養課程」といって、専門的な分野でなく自然科学や文化など広く浅く一般的な教養を身につける授業があります。3年次からゼミを含め専門的なことがらを学びます。 ただ、欧米の場合は4年間全体を「リベラルアーツ」と呼んで一般教養を学び、違う大学の大学院へ進んで2年の修士課程でみっちり専門的な研究を進めるのが一般的です。さらに専門家をめざす場合は博士課程へと進むわけです。 4年で「学士」、次の2年で「修士」、そして「博士」へとステップアップしていくためのプロセスなわけですが、より専門的な分野を極めたい人のための進路なんですね。

Cybill
質問者

お礼

 回答ありがとうございます。  学部が分かれていても、専門的なことを学ぶのは実質2年ですか。  欧米の大学は学部が違っても、やることは同じになってしまうということですか?

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