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肺活量検査について
全身麻酔の手術前にはなぜ、肺活量の検査があるのでしょうか? やはり人工呼吸をするからですか? また全身麻酔では、全て肺活量の検査があるのでしょうか?
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noname#207589
回答No.1
今日は、初めまして 全身麻酔は局所麻酔等と違い、専門の麻酔科医(医師免許とは別の麻酔科医師免許)が行います、血液検査、胸部レントゲン、心電図検査、肺活量等の検査を行い、術前の身体の状態を把握し、又患者さんとの面談・問診・診断も行い患者さんの症例・症状に最も相応(ふさわ)しい麻酔法を考えます。 特に全身麻酔とも成りますと、人工呼吸器を繋ぎますので「術後肺炎」に罹り易い患者さんも居ます、特に肺機能の悪い人、ヘビースモーカーさんは重篤化し易いですね。 従って術前に、肺機能評価をして措きますと、術後肺炎に成らない予防も出来ますし、万が一成っても即対応し易い事に成りますね。 全部が全部の手術で行う訳では在りませんが、大半は行いますね。 手術の部位に依っては術後呼吸機能の低下が著しい患者さんも居ます、年齢に依る体力の違い、等総合的に判断します、体力の在る若い方は肺活量検査無しも在りますね。 最後に福島県立医科大学医学部麻酔科講座の大変為に成るページが在りますので参考にしてみて下さい。