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日本人のお茶
どうして、来客などにお茶をすすめるのですか?お茶とは、つまりコミニュケーションの何になるのですか?断るのは常識がないと、みられるのですか?
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今でこそコンビニや自販機があふれかえっていて、人は飲みたい時に飲みたい物を飲みたい温度で飲めます。 しかし昔は会社や自宅を出たらそうそう簡単には水分は取れなかったはずです。わざわざ自宅(会社)を尋ねて来てくれた人に「遠路はるばるよくきてくれました。のどが渇いたでしょう。歩いて疲れたでしょう。まずはのどを潤してください」という気遣いから来たのでは? また、歓迎の意も表していると思います。腰かけてもらってお茶を飲みながらあなたの話をゆっくり聞きましょうという意味です。 国によって来訪した人を握手で迎える国もありますが、あれと形が違うだけで歓迎の意味をあらわしているのではないでしょうか。 >断るのは常識がないと、みられるのですか? ありがとう、と受けておいて飲まないという選択肢もありますから、断ると言うのは強い拒絶を示します。断る理由(体調面でお茶は飲めないなど)を特に示さずに断れば感じは良くないですね。
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- amatsuamatsu
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人が人の家を訪ねるということが、もっと大変なことだったのです。 今のように、車や電車などで簡単にやってくることができなかった時代。 訪問するということは、「歩いてくる」ということ。しかも舗装された道など無い。ほこりっぽかったり、ドロドロだったり、山道だったりを自分の足で歩いて(しかもわらじや草履などむき出しの足で)、わざわざ訪ねるということは、今よりももっと重いものだったのです。 ですから、お客様があれば、「まあまあ大変な思いをして訪ねてくださって」。 よく時代劇でやっていますが、お客様があると、玄関先にたらいを出して「どうぞ足を洗ってください」とすすめる。まずは足をきれいにして、ホッとしてもらう。 そうして、上がっていただいたら、喉も乾いたことでしょう、どうぞおくつろぎくださいと飲み物をすすめる。自然な流れだと思います。 訪問された方は、そうして「訪ねてくださって嬉しい」という気持ちを表現し、訪問した方はわざわざ訪ねてきて「歓迎されている」と感じる。そういう気持ちのやりとりが一連の「おもてなし」になっているのです。 すすめられた飲み物を断るということは、その流れを断ち切るように感じられるので「失礼」なんだと思います。せっかくすすめてくださっているのなら、「いりません」と断るよりも、口をつけるだけでもいただく方がスマートかと思います。
- t-r-mama
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来てくださった方への「おもてなし」ということだと思います。 ようこそおいでくださいました、お上がりになってください、ということで、 家に上がればお茶やお茶菓子を…という流れですよね。 他の方もかかれてますが、日本でも、お茶でなくて紅茶やコーヒーが出てくる家もありますし、 (飲み物という意味でお茶とかかれたならすみません) ご足労頂いた方への接待・おもてなし=礼儀ということになるのではと解釈してます。 最近は、明らかに上がってもらう用事や仲でないと、 最初から双方が上がってお茶を出すという観念がない場合も結構あるので、 そういうことばかりだった場合、 たまに「お茶でも」と勧められたら「そんな大げさな」と思ったりするかもですね(^^; 断るのは、断る側もいい気もしないので、こういうご質問が出たのかな?と思いました。 本来の意味では、勧められてただ断るだけ…は、 常識がないというよりマナーに欠けている印象があります。 ただ、他の方もお書きのように、何か理由があったり、 なくても相手方が納得するような理由をつけ、それを添えて断れば、 失礼にはあたらないとは思います。 上述したように最近は家にあがらないシチュエーションも増えてますし、 相手も義理で「上がってお茶でも…」という場合も無きにしも非ず…なので、 そういう場合は勧められて断る、というのがお互いには良いだろうと思います。
イギリス人なら紅茶、中国人なら中国茶、客にお茶をすすめる文化はなにも日本に限ったことではないですね? まずお茶でも飲んでリラックスして話をしましょうというコミュニケーションの取り方は万国共通のものだと思いますが。 もちろんジュースや場合によってはアルコールでもいいわけです。 飲みたくないお茶は断わっても良いでしょうが、忙しいからお茶など飲んでる時間はありません、と受け取られるかも知れません。 つまり「あなたとゆっくり話をするのはお断りします」と言ってるようなものです。