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理想と現実の折り合い
理想と現実の折り合いとはどういう意味ですか? 教えてください。
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こんにちは。 興味深い質問ですね。 「中学生」のカテゴリーになっていたので、その前提で回答してみます。 以下、僕個人の考えなので、「意見の1つ」程度で読んでください。 原則(お金が関係すること) 誰でも、自分の力でお金を稼いで、自分の力で生活をしなければなりません。 やりたい事、欲しい物があったとしても、自分の力で生活できる範囲でやらなければなりません。そうすると、本当にやりたい事、欲しい物はそのまま手に入らない事に気が付きます。そして、本当に欲しいものを諦めて、自分の力で手に入る物で、「折り合い」をつけて満足すること、あるいは満足しようとする事かも知れません。 原則(考え方、人間性) 例えば、自分の考えが最も正しいと思える事があったとします。そして事実正しいものだったとします。そして、世の中の全員がそれを実行したら素晴らしい世界になる事が分かっているとします。しかし、他の人がそれを選択しない事もあれば、選択出来ない時もあります。 例えば、ボランティア活動。皆がやれば素晴らしい世界になる。でも、ボランティアの時間を、生活の中でどうしてもとれない人がいる。或いは、素晴らしいと思えない人もいる。だから全員が参加すればそれはベストだけど、生活の中で時間をとれる人と、さらに、ボランティアに賛成する人の参加だけで「折り合い」をつける。参加者ゼロよりも遥かに良い結果になります。 原則(身近な人間関係) 同様に、あなたが素晴らしいと思う、家族、友人、恋人との関わり方についての考え方があるとする。「こうあるべきだ」「こうするべきだ」と思う理想の人間関係があるけれど、家族も友人も恋人も、あなたと同じように考えたり感じたりするわけだはない。こんな時、あなたが自分の考えは正しいのだから、と他の人に強要してしまうと、大切な人間関係が壊れてしまう事になります。 だから、自分は正しいとおもうけれど、「相手の意見も正しい」と折り合いをつけて自分とは違う相手の考えを肯定することも、それかも知れません。 原則(夢について) 同様に、将来の夢を考える。メジャーリーグの選手になりたい、欧州のサッカークラブチームでプレイしたい、オリンピックで金メダルをとりたい、ピアニストになりたい、などなど、皆、いろんな夢を持つ。しかし現実は、一握りの天才的才能の持ち主だけがその世界で成功して、その収入で生活できる。どこかで、自分には出来ない、と現実を受け入れる時が来る。 普通の仕事をしながら、近所の野球チームのコーチになったり、ピアノ教室の先生になることで折り合いをつける。 まとめ 「理想」は本当に欲しいもの。 「現実」は、実際に自分の力で実現させる事ができて、その結果に自分で責任をとれる範囲のもの 。 「責任」失敗した時、自分の力だけでカバーすることができるもの。100万円の指輪を無くしても弁償できない→責任がとれない。100円のペンを壊しても弁償できる→責任がとれる。 「生活は責任の集合体」 生活するお金を稼ぐことも、誰かのために良い事をすることも、自分を助けてくれる身近な人たちを尊重することも、将来の設計をすることも、全て、自分で責任をとれるように考える事が、理想と現実の折り合い。 スティーブ・ジョブスとか、イチローとかは、理想と現実に折り合いをつけなかった人達とも言えます。現実を理想に近づけるパワーを持った特別な天才なのだと思います。 ちょっと難しいかもですが、今、ギリシヤとかイタリアとか、ヨーロッパで財政破綻の危機とか言われてます。あれは、お金を返せない相手にお金をどんどん貸すことで儲けようとした銀行の人達が、理想と現実の折り合いをつけられなかった事例だと思います。 何だか、物凄く長くなってしまった。 失礼しました。
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- sarahbeeze
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テストの点でいきましょう。 現実は50点。でも理想は100点。 なかをとって75点くらいとれればいいことにしようかな。 これが理想と現実の折り合いの一例です。
お礼
返事が送れて申し訳ございませんでした。 とても分かりやすい例で納得しました。 ありがとうございました
お礼
返事が遅くなりまして申し訳ございません。 長々を書いてくださったこと本当に感謝しています。 私にとって初めての投稿だったので、こんなに書いてくださったこと うれしく思います。 ありがとうございました。