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柿の栽培

柿を栽培しています。剪定の仕方と、肥料のやり方らがわかりません。本を見て参考にしているのですがわかりません。初めての冬です。よろしくお願いします。 ab6060ab 困ってます

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回答No.2

こんばんは! >『柿の栽培』 >柿を栽培しています。剪定の仕方と、肥料のやり方らがわかりません。 >本を見て参考にしているのですがわかりません。 >初めての冬です。よろしくお願いします。 先の回答者も言っていますように、 渋柿・甘柿の別と品種名・植え付けた地域と土壌の種類と時期・苗か樹かなどと共に、 できれば、植え付け場所や苗・樹の判別可能な良い画像が加わればなおよいです。 これ等の情報が不足していては、柿に限らず植物における適切な栽培法を判断・選択できず、 ご質問者さまに最もあった正確な情報として自信を持って答えする事ができません。 今後のご質問の場合には、できるだけ詳細な情報を多く加えられる事が、 「ご質問者と回答者にとって、最良の結果と判断が得られる」と言う事実にご配慮ください。 今回は、ご質問に>「初めての冬です。」と、ありますので苗かな?と推測し、 「植え付けは昨年の秋から年末までに、庭に柿苗の植え付けを行った」との、 回答者の認識で可能な限り広範囲な良き回答を試みます。 まず基本的な柿に関する説明からはじめます。 柿の木は、日本原産の果実樹です。 基本的には、東京以北ではたとえ甘柿の苗であっても、 渋が抜ける前に秋が来ることで気温が低下することになり、 将来渋柿と同じ様に渋みの残る実になる可能性が存在します。 この詳細については、下記質問の私の回答を参照してください。 「教えてGoo」表題: 『渋柿はどのようにして種を維持するのですか』 http://okwave.jp/qa/q7220724.html 下記アドレスでは、栽培上で参考となる私の記述がありますのでぜひ参照してください。 『巨峰の木の植え替え』 http://okwave.jp/qa/q7246488.html 【柿の苗木】は、一本の太い根とそれに僅か数本のヒゲ根が付いているくらいです。 一般に販売されている柿の苗木は、接木が施された1年苗と考えられます。 【接木台】について 細根の多い渋柿苗の場合は、マメガキ(シナノガキ)に接木した物と考えてよいと思います。 マメガキ台木の場合、接ぎ穂が渋柿種ならばよろしいのですが、 接ぎ穂が富有柿や治郎などの甘柿系では、定植後の数年は生長が極端に緩慢になります。 反面、初結実の面でみると、とても早く2~3年目に実を付け始める効果はあります。 庭栽培の場合でも、小さな樹に開花結実の大きな負担がかかるためにお勧めできないという事です。 その事が原因で若い樹の時期に衰弱が進み、枯死する可能性が高まります。 甘柿種は同じ種類の台木を使用した『共台接木苗』を選ぶほうが、後々の肥培管理が楽です。 【定植】は苗の地上部・地下部とも、剪定は一切せずに丁寧に定植します。 柿の木は一度活着するとその後は丈夫に育つ樹であり、 定植用の植え穴も他の果実苗のように大きく掘る必要はありません。 【ご注意!!】特に甘柿の苗木の場合、翌春に萌芽しない事もあります。 梅雨明けになってようやく萌芽することも多いし、 中には一年間萌芽せず定植2年目の春に萌芽する場合も多々ありますから、 萌芽するまで「芽が伸びないからと折ったりせず見守る事も必要」です。 勿論、その期間の「施肥と剪定は厳禁」ですが、「潅水は必要」です。 【整枝・剪定】 苗の剪定ですが、 定植後の若い樹は幹が直立する樹性の為、基本的には芯抜きの大きさまでそのまま生育させます。 『植え付け苗』が、1メートル程度のサイズであれば、 購入時たとえ育苗農家に丁寧に掘り上げられた苗でも「細根が少ない物」と認識し、 定植後の初めての冬には「剪定を行わず翌春以降の株の活着・萌芽・生長を促す事を優先」します。 5~6年生長した柿の場合の剪定。 『生長後の枝振り』を考慮し、栽培地にあわせた『仕立て方』を工夫し剪定作業を進めます。 つまり、実が成り収穫をする際に容易に作業を行えるように、 枝を低く水平な枝振りを創るのか? それとも、自然に近い状態で背を高く生長させて、 収穫時に昔の田舎の風景にあるような長い竹などを用いて収穫するのか? この事を決めてから作業を進めなくてはいけません。 【整枝】 定植後の十年間は、その後の完成した樹形を想定し、整枝作業に入ります。 なるだけ低い位置で実をもぎ取り収穫できるように、 幹から四方に広げるように誘引し整枝して育てます。 枝を水平に伸ばすと、樹の枝に付いた葉一枚当たりの陽光受量が増加するので、 光合成の効率が高くなり、株の生長が良好になり。 結果として実の肥大を増進し、収穫前の実の落下が防げます。 更に樹が低い為、日常の管理作業がものすごく楽になります。 主幹の芯抜きは四方に広げた最上段の主枝の上部で行います。 つまり、この作業で『改良主幹形』に育てるわけです。 こうする事で、高い梢の実を苦労せずに収穫できるように生長させる事ができます。 高く生長させる場合は、主幹から伸びた主支4~5本芽の上部で芯抜きを行います。 自家消費が栽培目的であれば、その後は、生長に任せても大丈夫です。 時々、枝が重なったりした場合は、重ならないように適切に剪定を行う程度です。 柿は果実一個が肥大するのに必要な葉数は、約15枚と考えられています。 平均的な結実:収穫を行う為には、『一個の実に25~30枚の葉数を当てる』が、 『隔年結果を防ぐのに有効な対策』です。 つまり、実の沢山つく当たり年・ほとんど生らない不作年を防ぐには、 『葉数』と『実』の『30葉:1果の比率になるように摘果』する必要があるという事です。 【剪定】 結実年齢が近づいた柿の樹の剪定に当たり注意することは、 柿の『結実習性』を充分に知っておく事です。 《重要注意!》 柿は前年生枝の先から、5~6節の芽が『花芽』であり、これが今年の新梢として開花結実します。 そのため前年生の枝の先端を選定すると、実がつかない事になります。 【施肥】 苗木が萌芽した翌年の落葉後、根元から40センチと言う少し離れた位置を、 30センチ幅と深さで、ドーナツ型に堀り上げ、その掘り上げた土に、完全に腐熟した腐葉土と、 一握りの完熟鶏糞と少量の糠を混ぜた培養土を作り、再び埋め戻します。 落葉後の冬になる前に、幹の保護と、害虫駆除の目的でコモを巻いて、 春の萌芽前にコモを焼き捨てると、春以降の樹の生長に好い結果が期待できます。 苗が生長し大きくなると、それに併せて根の先端部を掘り上げて施肥を行う、 適切な作業方法がさまざまに考案されています。 その中から、栽培地の状況や樹の生育状況から適した方法を選択しますが、 その作業が必要になるまでには数年の歳月がありますので、ここでは割愛します。 それまでご自身で書物や農家を訪問するなりして栽培知識を拡げてください。 お近くの農協や公的な農業指導所にご相談される事もお勧めです。 農協には、専門知識を持った方が常駐しています。 昨夜は朝までかかって回答の記述をしていた為にあまり寝ていません。 今日も予定の作業を終え、数日重ねた記述を終え時計を見ると既に午前0時40分を過ぎました。 仕事の合間に記述を重ねたので文脈に可笑しい部分があるやも知れませんが、 明日の仕事に差し障る為に読み直す時間がありません。 冗長な回答になりましたが誤字脱字などある場合は、機知にてご判断いただきご笑納ください。 ご理解いただけたでしょうか。 この回答が、ご質問者様の問題解消につながり、 尚且つ知識の一端に納められ、回答の一部でもお役に立てて頂く機会があれば幸いです。 最後に『お願い』です。 貴重な時間を割いて回答をしています。 この回答でご質問に対する問題が解消できましたら、速やかにここのルールに従って、 「回答への補足」「回答へのお礼」などと共にポイントを付けて、 次回の質問でも多くの回答をいただけるように、 回答いただいた方々にも感謝を配慮して対処してください。 できれば読後のご意見など感想をいただけるとありがたいですね。 なお、ここに記述した個々の用語については、 詳細に説明を加える時間的余裕がありません。 栽培に関する書籍をお持ちのようですので、それを参考に学んでください。 それでも不明、または詳細な説明をお望みであれば「お礼」「補足」に 『新規質問を投稿する旨』を書き込んでいただければ必ずお答えいたします。 【ご注意!】回答後の「お礼」「補足」での『再質問』には、お答えいたしておりません。 その場合は、『再度の新規質問』でおねがいします。

ab6060ab
質問者

お礼

回答をありがとうございました。大蜂屋を今年初めてせん定します。悩んでいます。 大事なお時間をお丁寧な説明でありがとうございました。 ガンバッテやってみます。

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.1

 特別な柿を栽培していらっしゃるなら、品種名を書かれた方がいいかと思いますが、もしふつうの?渋柿や甘柿の木を植えたという話なら何もしなくてOKだと思います。  我が家にも何本も柿の木が生えていまして、毎年たわわに実を付けます。ほんとうにたわわすぎるほどに実を付けますが、私が生まれてから、なにか剪定だの肥料やりだのをしたことがありません。  草や枯れ葉をかき集めて近くに山にしておきます。それが堆肥になると言えば言えるかも知れませんが、それだけですね。害虫駆除などもしたことがありません。  逆にいうと、柿の木には全然関心を持たずに生きてきた人間の言うことなのですが (^_^;\(^O^ )ペチッ! 柿渋は防水防虫いろんなところに使えますので、虫などにも強いのだと思います  ものの本にも、柿は日本の風土に最高に適合した樹木で、日本中どこでも、何もしなくても実を付ける、と書いた本を読んだことがあります。  すでに本をお読みなら、それ以外そんなに気になさる必要はないのではないでしょうか。  ただ、桃栗三年柿八年(・・・ 柚?の馬鹿野郎16年?)、と言いますので、すぐには実を付けることはありません。あわてないでください(ただ8年というのは実生の場合だったと思いますので、苗木を買ってきたのならもっと早いです)。  あと、なんとか(桜? 枝を)折る馬鹿、柿折らぬ馬鹿、とかも言いますよね。  たしか、柿は新しく伸びた枝に実を付けるんだったと思いますので、適当に折っていればいいのではないかと思います。

ab6060ab
質問者

お礼

回答をありがとうございます。大蜂屋を今冬、初めてせん定します。悩んでいます。あまり考えこまないでやってみます。ありがとうございました。

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