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白内障と緑内障
白内障と緑内障の違いは何ですか?細かいことがよく分からないので教えてください。
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・白内障は、本来透明であるべき水晶体(レンズ)に、濁りができた状態です。レンズに濁りができるわけですから、当然ながら濁りの部位によっては視力の低下がみられることになります。 最も多いのは老人性の白内障ですが、原因はわかっていません。 治療としては混濁した水晶体(レンズ)を摘出して、眼内レンズを挿入する方法が一般的です。 ・緑内障は、大別して2種類にわかれます。ひとつは「開放隅角緑内障」と呼ばれ、初期は自覚症状が殆どありません。やがて、眼精疲労、かすみがかかる等の症状が出始め、やがて視野異常(暗点が生じたり、特定の位置が見えない等)が起こり、最後は失明に至ります。 緑内障はかつて眼圧との関係があると思われていましたが、最近では眼圧が正常での緑内障(正常眼圧緑内障)が多いことがわかっています。 もうひとつは、「閉塞隅角緑内障」と呼ばれ、急激な眼圧上昇により、急激な視力低下、眼痛、頭痛、嘔吐が見られます。また、結膜に強い充血がみとめられます。 緑内障は治療が難しいため、進行を遅らせる措置を行うのが一般的です。
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- sonorin
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#3の方の回答で、大まかなことはおわかりだとは思いますが、少しだけ補足で。 白内障は老視と共に加齢現象の一つで、どなたでも起こりうるものです。特に網膜や視神経などに異常がなければ、手術により元の視力まで回復可能です。ただ、手術では人工的に老眼を作ることになりますので、術後は安定した頃に、必要な距離に応じた眼鏡が必要になります。 白内障は、糖尿病の方やアトピーなどでステロイド治療をされている場合に二次的に起こることがあります。また、外傷などで、水晶体が外界にさらされる(破片が水晶体にまで達するほど突き刺さるなど)と、あっという間に水晶体が混濁してきます。先天性の場合、早期に手術しなければ弱視の原因になります。 緑内障は、高眼圧により、視神経が圧迫されることにより壊死を起こし、視野異常と視力低下を来すものです。白内障と名前は似ていますが、病態は全く異なるものです。治療としては、点眼やレーザー、手術などによる眼圧降下があります。しかし、失われた視野は元には回復しません。あくまで進行を遅らせる治療になります。他の方もおっしゃるように、眼圧は正常範囲内なのに緑内障を起こす正常眼圧緑内障が増えています。これは視神経の強度や網膜の血液循環不良によるものと考えられていますが、治療は同様に眼圧を下げ、血液循環を良くする手段しかありません。眼圧は眼内の角膜や水晶体を栄養する透明な血液である「房水」の産生量と排出量によりコントロールされます。 緑内障は、ステロイド治療をされている方でも特に注意が必要になります。この他、網膜静脈閉塞症などの循環障害、糖尿病、虹彩炎などで房水の出口がふさがってしまうような状態を起こすと、二次的に起こってきます。参考URLに病態など詳細に書かれています。
お礼
緑内症は壊死を起こすんですか。。眼圧が高くなるということ程度しか理解していなかったので驚きました。分かりやすい回答ありがとうございました。URLもよく読んでみます。
- banana7
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白内障は老人性のもので、手術すればたいていはなおります。 緑内障は視野がどんどん狭くなるもので、直すことはいまのところ出来ないと聞いています。進行を遅らせる治療になります。すすむと失明することもあります。若い方でもなっている人はいますよ
お礼
白内障は手術でよくなるんですね。知りませんでした。緑内障は完全に治すことは難しいんですね。若くしてなる方もいるとなると他人事ではありませんね。ご回答ありがとうございました。
- icene5mg
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白内障は眼球内の水晶体が白濁して見えにくくなるもの。 緑内障は眼球内の圧が正常より上がり、視野狭窄などの諸症状や最悪失明までするものです。
お礼
名前は似ていても緑内障の方は失明まで至るとなると怖い病気ですね。ご回答ありがとうございました。
お礼
詳しい説明ありがとうございます。なるほどよく分かりました。なんとなくで知ってはいたのですが、この二つはこうしてみて見ると全く違ったものなんですね。いずれにしても目は大事にしたいなあと思いました。