緑内障って

質問

６５歳になる父が緑内障で手術をしたのですが、全然見えないと言うのです。

手術をしたのに何で目が良くならないのでしょうか？
日本の技術では駄目なのでしょうか

白内障と緑内障の違いもよく判らないので教えて下さい。

回答No.5

sonorin · ベストアンサー

緑内障と白内障の違いについては他の方が詳細にお答えになっているようなので、あまり深くは申しません。

眼圧が高くなるということは、眼球の内壁が圧迫をされてしまいますので、視神経（特に眼球の鼻側奥にある視神経の集合場所である視神経乳頭）がこの圧迫により萎縮し、死んでいきます。一度このような損傷を受けると、視神経は再生できません。
緑内障は通常片眼性に起こってきますが、たいていの場合緑内障の進行に気付かないで、健康診断などで見つかったときにはかなり進行していたというケースが驚くほど多いです。
これは、患眼の視神経が冒されてそれに対応する視野が欠損してしまっていても、人間は両眼で物を見ているために、健眼がその視野を補っていることから気付かれません。また視野欠損が発見されたときには20～30％の視神経がすでにやられている状態です。これはもう回復は見込めません。

緑内障の手術は見えるようにするための手術ではなく、あくまで眼圧下降を目的とした進行を止めるあるいは遅くする意味での手術です。だからといって手術適応の人が手術を受けないでいると、あっという間に病状は進行していきます。緑内障はこういった意味で、長いスタンスで根気よく付き合って行かなくてはいけない病気です。

緑内障は決して珍しい病気ではありません。40歳以上の日本人の3.84％が何らかの原因で緑内障に罹患しています。

お父様の健眼のケアを大切にしていって下さい。

お礼

詳しい御説明有り難うございました。

この事を踏まえて、父にはもう少し優しく
接したいと思います。

回答No.4

pmmaohm

緑内障は眼圧が高いと起こりやすい病気ですね。
急性だと時間との勝負で、一晩で失明するらしいですが、
普通は、眼圧が少し高かったら、通院をして進行状況を見守るようです。
視野が狭くなっていきます。
カメラで言うとフィルムの部分に損傷を起こしてしまうんですね。
手術のことはわかりませんが、視野が欠けたものはもとには戻らないのでは
ないでしょうか。

白内障は水晶体(カメラで言うレンズ)の中が白濁する病気です。
私、手術しましたよ。
手術前はかすみがかかったように見えづらかったのですが、
手術後はパーっと明るくなりました。直後から。
水晶体そのものは残して、その中の白いものを吹いだす手術ですよーと
言ってました。

ちなみに私は緑内障とは全然違う網膜色素変性症という難病なんですが、
症状は緑内障とそっくりで視野が狭くなっていきます。
だからおとうさまの見えないという気持ち、わかりますよ。
見ようと思うところは見えて、見ようと思わないところは見えないので、
モノにぶつかります。
ラップの芯を通してモノを見ているような感じです。かなり不自由ですよ。
家族もそのつもりで対応してあげてください。そうしたら「見えない」という
ショックな気持ちも緩和されるかもしれません。

お礼

ご自身の体験談を交えての御説明有り難うございました。
やっぱり、とても不自由なのですね。

私事で恐縮なのですが、我が家は離婚していて家族がバラバラな状態です。
父は、目が悪い他に喘息持ちで先日入院してしまいました。

父の世話をしたいと思うのですが、私は現在結婚していて
２歳になったばかりの男の子と７ヶ月の女の子がいます。

旦那も仕事が忙しく、月に１回休みが有る位で自分の生活で
精一杯な状態です。病院へ行くにも電車で乗り換えて１時間余り
掛かってしまって中々行けずじまいです。

pmmaohmさんは、やはり家族に救われているのでしょうか？

回答No.3

noname#211914

ダイレクトな回答ではありませんが、以下の参考URLが参考になりますでしょうか?
「手術と治療」

>日本の技術では駄目なのでしょうか
白内障で治療された方を知ってますが、手術後良く見えるようになったと言ってますが・・・？
どのような手術をされたのでしょうか・・・？

>白内障と緑内障の違い
◎http://www.hosp.pref.chiba.jp/sawara/45/ganka.html
(老眼、白内障、緑内障)

ご参考まで。

参考URL：

http://www.cisnet.or.jp/home/fujiwara/ope/cata_op.html

お礼

白内障の手術では無く、緑内障の手術をしたのですが
霞がとれないそうです。
早速、御紹介頂いたホームページを参考にしたいと
思います。有り難うございました。

回答No.2

ichigo2002

・緑内障
　一般に、眼圧が高くなることによって視神経が冒され、視野が狭くなったり欠けたりする病気です。しかし、眼圧が正常値範囲内でも緑内障が起こる場合がありますので注意が必要です。緑内障は、薬物療法やレーザー治療、手術などの、眼圧を下げる治療を行うことで、それ以上視野が狭くなったり、欠けたりするのを食い止めることができます。しかし、一度欠けた視野は元にはもどりません。しかも治療は一生続くことになります。

・白内障
　白内障は、瞳の奥にある水晶体が混濁する病気です。水晶体はカメラのレンズにあたる働きをしているので、混濁が強くなると視力が低下します。白内障にもいくつかの種類がありますが、最も多いのは老人性白内症で、老化現象として起こってきます。治療は、初期には進行を送らせるために点眼薬を使いますが、進行した白内症には手術が必要になります。

　上にも書きましたが、緑内障の場合は一度失った視野はもとにはもどりません。手術もおそらく病気の進行を止めるためにおこなわれたと思われます。

お礼

詳しい説明有り難うございます。
父は手術した後も、霧の中に居る感じだと言っていたので
歳と共に手遅れだったのでしょうね。
もう片方の手術を行っても変わらないでしょうかね？

回答No.1

nubou

白内障は老化によって徐々に起こるので急いで対処しなくてよいのですが
緑内障はなったらすぐに対処しないと悪くなった視力は取りもどせません
したがって緑内障の場合時間との勝負で一刻も早く治療しないといけないのです
遅れると遅れた分は取り戻せません
人事でありません
あなたも目に異常があればすぐに眼科医にいってください

お礼

遺伝するのでしょうか？この頃、目が疲れてくると頭が変に痛く
チョット不安になってしまいました。
近々病院へ行こうと思います。有り難うございました。