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イギリスの今後は デフォルト化?それとも健全化?

イギリスの今後は デフォルト化? それとも健全化か?  現在、世界で最も信用されている格付機関である S&P と ムーディーズ によってイギリス国債にAAAが付けられています。  また日本テレビ報道によればイギリスが最も健全なあるべき財政政策を行なっているという報道をしていました。  緊縮財政推進をする方々は、日本国債の裏付けは国民の貯蓄であり日本の国債発行がその額1100兆円を越えたら日本は破綻するとし、イギリスは歳出削減をし増税をし健全財政に向かって改革を行なっている、日本も見習うべきとおっしゃっています。 私は反主流でしてイギリスは健全どころか、オリンピック後 1~2年以内に現在の誤った政策運営による問題が表面化し、デフォルト化あるいはポンド急落という事態にまで陥るのではないか と見ています。 現在、AAAの格付けをもつイギリス国債ですが、皆さんはイギリスをどう見ていますでしょうか? 今後のイギリスについてのご見解とその根拠、考察などをお聞かせいただけたらと思います。

みんなの回答

  • gungnir7
  • ベストアンサー率43% (1124/2579)
回答No.4

金融爆弾の拠点の1つですからね。 その見通しは当たっていると思いますよ。 ただ、今となってはユーロに加盟しなかった事が賢明でした。 日本、ドイツ、英国、米国、フランスのG5は 何だかんだ言って逃げ切るのではないでしょうか。 よその国が悲鳴をあげる中、これらの国はさすがに存在力が大きく、 債務問題も通常の経済学では測れない何かを持っています。 人によってはそれはメンタルだという人もいます。 持てる国は新興国との関係においても密度が違います。 英仏独は南欧を犠牲にして、更に南欧でもスペインやイタリアは東欧を犠牲にして 日米はTPP締結で何とかしちゃうと思います。

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質問者

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書き込みありがとうございます。 gungnir7さんとしては、 EUの分断や大きな動乱が起こり、イギリスはドイツやフランスと共に南欧の犠牲によって相対的にはそれなりの水準を維持するが、更なる没落がイギリスにもあり、南欧はその更に下へと押し込まれる とのご見解というところでしょうか。

  • KappNets
  • ベストアンサー率27% (1557/5688)
回答No.3

英国経済の見通しは明るくはありません。キャメロン首相は英断を持って増税路線+緊縮財政を敷いていて、国民も一応我慢していますから、優柔不断の日本から見ると立派な国みたいにも見えますが... まず国内的には超緊縮財政政策で政府支出が減少。(景気の悪化による)賃金の伸び悩み+高インフレ(多分通貨安により輸入コストが大幅に上昇し、そのためのインフレです)で消費者の購買力がない。景気の悪化を背景に、民間の設備投資は低調。銀行は欧州にたいする多額の融資でリスクを抱えています。 景気後退のため税収は伸びず、財政赤字の削減(公的債務の増大を食い止めるという目標)はスムースには行かない状勢です。ユーロ圏が景気後退すると英国もさらに引きずり込まれるおそれ大でしょう。英国よりギリシャのデフォルトがいつか?ということが焦点でしょう。

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質問者

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書き込みありがとうございます。 イギリス自身はこのまま低調を続けるが、イギリス自身の自滅はない、がそこへEUからのショックが重なればイギリスは大惨事になる、KappNetsさんのご見解はこのような感じと理解してよいでしょうか。

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1498/3648)
回答No.2

最新の統計によりますと、イギリスの2011年第4四半期(10-12月)の経済成長率(速報値)は前期比マイナス0.2パーセントでした。2011年のGDPの増加も前年比0.9パーセント増にとどまっています。(前年は2.1パーセント増)。BBCなどは再び景気の後退(リセッション)に陥る可能性もあると伝えています。ユーロ圏のもっとひどい国と比較すれば「まだまし」と言えるかも知れませんが、経済成長率だけを見れば、半年あまり先にオリンピックが開催される国とは思えません。 もちろんイギリスが近い将来デフォルトに陥るほど経済が悪いとは到底言えませんが、リーマンショック以降一時は上向いたかに見えた景気は、依然低迷から脱し切れておらず、失業問題(特に若者)も深刻です。この背景のひとつに緊縮財政があることは確かでしょう。(大幅な公務員の削減は、それに見合う民間部門の雇用増加がなければ、失業率を悪化させてしまうでしょう)、国民は増税などの負担増や福祉の給付の引き下げなどに直面しています。(「ゆりかごから墓場まで」がもともと英労働党の社会福祉政策のスローガンであったことからもわかるように、イギリスは社会福祉の先駆的な国でしたが、財政難の影響は深刻なようです) これを財政を健全化して最悪の事態を回避するためには避けては通れない「痛み」と考えるか、それとも庶民にのみ犠牲を強いる「悪政」と捉えるかは、イギリス国内でも意見が分かれているように見えます。(多額の公的資金を注入して再建されたRBSという金融機関のトップが、約100万ポンドのボーナスをもらうことが発表され批判の声が挙がっているというニュースも報じられています) イギリスの緊縮政策は一連の経済危機に対する一つの回答で、成果が挙がっている部分はそれなりに評価すべきだと思いますが、深刻な副作用も出ており、総合的にどう評価すべきかは、今後も注意深く見守る必要があると考えます。ある専門家は、財政再建の難しさをマラソンに例えていました。ペースを上げすぎればランナーが倒れてしまう。またペースが遅すぎればいつまで経ってもゴールにたどり着けない…と。最適なペースで走るにはどうすればよいのだろうかと私も思います。

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質問者

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書き込みありがとうございます。 それらを踏まえてstaratrasさん自身は、どのようになるとお考えでしょうか? 今後のイギリスについて、そこの部分についてもご見解をお聞かせお願いできたら幸いです。

  • urax2
  • ベストアンサー率22% (69/301)
回答No.1

まず、国民だけでなく約50万人にもおよぶ公務員削減と徹底した歳出削減を高く評価します。併せて2.5%の増税を断行することで4年間で11%の財政赤字を1%に減らすという明確なビジョンがあります。 たしかに労働党政権による放漫政策のツケを払わされるという批判はあるでしょうが、強いリーダーシップの下でこういった思いきった政策を望んだからこそ政権交代が実現したのでしょう。 イギリスで働く人たちのほとんどはフリーの立場で、もともと国や企業からの間接的援助を受けていません。よくも悪くも自分の生活は自分で守る意識と覚悟があります。 短期的にはさまざまな調整が必要になるでしょうが、中・長期的にみれば、いまイギリスがめざしている道筋はおおむね正しいと思います。 サッチャー政権時、歴史的なV字回復を成し遂げた実績も大きな強みになっていますよね。

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質問者

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書き込みありがとうございます。 なるほどurax2さんは、現在行なっているイギリスの政策は正しく、小さな諸問題はあれど、中・長期でみればV字回復であり現在が底、強いリーダーシップによって10年後には昨今の問題はすべて解決し、日本のような失われた10年に陥ることはない といった見解というところでよろしいでしょうか。

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