- ベストアンサー
魚病薬 観パラDとグリーンFゴールドリキッドの違い
熱帯魚の細菌性の病気の治療薬で、 「観パラD」と「グリーンFゴールドリキッド」は 同じ成分の薬剤で、「グリーンFゴールドリキッド」は「観パラD」の含有量が10分の1 と見ていますが、含有量以外に違った面があるのでしょうか? もし同等だとすれば、「観パラD」を水で薄めると「グリーンFゴールドリキッド」となりますよね。 貧乏的な意見なのですが、価格的に考えると、そのほうが得と思ったりもします。 もしもの時に備えて、薬を保管しておこうと思うのですが、 どちらを購入するほうが良いでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
No.1です。 ・パラザンDの承認はS63,7,14 ・観パラDの承認はH17,12,28 カンパラDとパラザンDは、どちらも国の承認を得た主成分は、同じ「オキソリン酸」製剤です。 休日に付き詳細を調べられませんが、変更するとすれば表記義務のない「オキソリン酸を安定させる溶剤や液剤」の変更だと思います。 「溶剤や液剤」を変更することにより、より一層、オキソリン酸の魚毒性が減少するとか、良く水に溶ける、自然分解率が下がるなどの効果が望めます。 蛇足ながら、観賞魚水槽の常備薬は次の3剤がオススメ。 1・白点病やコショウ病などの小型寄生虫対策 ・マラカイトグリーン製剤 製品名:ヒコサンZ、アグテンなど 2・グラム陰性菌(エロモナス菌やカラムナリス菌)対抗薬 ・オキソリン製剤 製品名:グリーンFゴールドリキッド、観パラD、パラザンDなど 3・真菌(水カビ類)対抗薬 ・メチレンブルー製剤 製品名:メチレンブルー 1と2は水草、濾過バクテリアともに被害が無いため、本水槽に直に使用可能。 3は水草、濾過バクテリアともに被害があります。 ですが、真菌には極微量で効果があるたため、水カビが初期ならば、水草、濾過バクテリアに被害の出ない量の添加が可能です。(60Lに対し2~3ml程度) また、卵のカビ防止にも使えます。(隔離水槽にスポイト1滴程度)
その他の回答 (1)
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
・ご想像の通り、含有率の違いだけです。 複数の製造会社と、複数の販売会社がクロスマッチしているため、同一薬剤が複数の製品として市場に流通しています。 薬剤としては「農林水産省動物医薬品検査所」で使用が認められた「オキソリン酸」ですから、製造会社が異なっても薬剤は同じモノです。 > もしもの時に備えて、薬を保管しておこうと思うのですが、 > どちらを購入するほうが良いでしょうか? ・小さなお子さんや、ほ乳類や鳥類その他、などのペットを飼育されているのならば、濃度の薄い製品の方が安全だと思います。 思いもよらない万一の事故(誤飲など)でも、濃度が薄い方が、より一層安全です。 ・小型水槽ならば濃度の薄い製品が希釈計算が楽ですから使いやすいですし、多少、投入量を間違っても大事に至らない。 ・大型水槽ならば濃度の濃い製品の方が希釈計算は楽になります。 参考までに、 水産用オキソリン酸製剤は以下の製品が出回っていて入手可能です。 =観賞魚用= グリーンFゴールドリキッド(三栄製薬株式会社) http://www.nval.go.jp/asp/asp_showDetail_DR.asp?argeCode=2861 観パラD(三栄製薬株式会社) http://www.nval.go.jp/asp/asp_showDetail_DR.asp?argeCode=5710 観賞魚用パラザンD(三栄製薬株式会社) http://www.nval.go.jp/asp/asp_showDetail_DR.asp?argeCode=1108 =水産動物用(業務用)= 水産用パラザンエース(DS ファーマアニマルヘルス株式会社) http://www.nval.go.jp/asp/asp_showDetail_DR.asp?argeCode=1293 以下はURL省略 水産用パラザン油剤(DS ファーマアニマルヘルス株式会社) 動物用オキソリッチ散(コーキン化学株式会社) パラキソリンF(三栄製薬株式会社) パラザン(松村薬品工業株式会社) パラザンF(松村薬品工業株式会社) パラザンFコンク(松村薬品工業株式会社) パラザンエース(DS ファーマアニマルヘルス株式会社)
補足
どうも回答ありがとうございます。 家族構成や他のペット類で薬を選ぶ方法はなかなか思いつかないですね。 濃度の違いで同じ薬とわかり疑問が解けました。 ところで、日動では「観パラD」は「パラザンD」の改良版と聞いたことがあるのですが、 これも単に名前を変えただけでしょうか?
お礼
重ねての回答ありがとうございました。 観パラDのみならず、他の薬の得意とする内容は非常に参考になりました。 カビには微量のメチレンブルーが適しているのは意外でした。 ここ数年、魚の病気とは無縁なのですが、 備えあれば・・・・ あわてて薬を買う時間があれば、冷静になって対応出来ると思い、 通販でも多く魚病薬を取り扱っているようですので、 おすすめの薬を常備したいと思います。 たくさんの情報を提供いただきありがとうございました。