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R・シュトラウスのオペラに出てくる女性たち
リヒャルト・シュトラウスのオペラ 「エレクトラ」や「ナクソス島のアリアドネ」、「アラベラ」などに 出てくる女性たちは対照的に描かれることが多いように思うのですが。 そういう意図で描いているのでしょうか? (私が感じてるだけ・・・?) 具体的にどのような性格なのか、 どの作品についてでもいいので詳しい方教えてください。 また、リヒャルト・シュトラウスの他の作品で 対照的な女性像が描かれているものがあれば 教えてください。
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saorin74 さん、こんにちは。 クラシックはあまり詳しくありませんが、物書きの端くれとして回答しますね。 >「エレクトラ」や「ナクソス島のアリアドネ」、「アラベラ」 この三作の共通点をご存知ですか? フーゴー・フォン・ホフマンスタールが台本を書いていることです。ちなみに「ばらの騎士」もそう。 ここでもホフマンスタールは――そう、台本作家の――女性を対象的に描いています。 ヴェルデンベルク公爵夫人とゾフィー 爛熟と青春 奔放と貞淑…これは言いすぎか。 このオペラでは男性も対照的に描かれてますね。 オックス男爵とオクタビアン。 エロ中年と純情青年 オクタビアンを男装メゾが扮するというのもgood! ホフマンスタールのみならず、モーツァルトの台本作家ロレンツォ・ダ・ポンテやプッチーニのジャコーザもその手法を得意としているようです。 そんな台本作家の作品を作曲家が選ぶのか、作曲家がそのように注文するのかはわかりませんが、台本作家にとってドラマを作りやすいのではないでしょうか。 答になったかどうか…。釈迦に説法なら失礼!
お礼
31192525さん> 回答ありがとうございます。 台本作家がストーリーを描きやすい、 演出しやすいというのもあるかもしれませんね! 参考になりました。