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どうして私はこれほどまでに良い質問をするのか 牛丼
正月気分も抜け落ちて、オセチの在庫ももはや無く、食べているのは(すき家)の牛丼。・・・牛丼と言えば本来ならば吉野家であったはずですが、徐々に身辺から吉野家の数が減り、かわりにすき家が増えました。個人的な味覚としても、すき家でオーケーなので、吉野家が無くてもぜんぜん大丈夫なのですが、、何でその勢力図に転換が起きたのでしょうか。心当たりのある人は、誰か教えてください。
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吉野家の衰退があったからです。典型的な経営判断の失敗。 吉野家、すき家とも、キャッシュが豊富で、企業買収を繰り返していた時期がありました。 吉野家は、牛丼のトップは揺るがないと、自分の経営を強くすることには興味がなく、総売上、総店舗数が多くなるような買収を行いました。企業間の相乗効果というよりも、経営のゆらいだ他のチェーンを買収し、自信のあった自分の経営方針で立て直して、グループを大きくしようとしました。 すき家は、牛丼を安く、効率的に経営できるような企業買収を繰り返してきました。 その結果、牛肉の買い方だけを見ても、吉野家は、未だに自分の使う部位だけをアメリカで安く買えれば儲かり、買えなければ損をする、という状況なのに対し、すき家は、牛を丸ごと買ってきて、グループ内で使い切る、ということができる状況です。 材料の調達だけでも大きな不利が吉野家にあるため、競争に負けている状態です。 あと、個人的には、オペレーションでも、吉野家は松やに負けているように思います。多様な商品を提供できないことが、大きな縛りになっています。
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- mugi_to_ho
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吉野家って牛丼再開したときに、”味変えた”んだよ。 それがもともとの吉野家ファンに”受けなかった”のも回復失敗の原因だねぇ。 牛丼なら吉野家が美味しいって言われたのは既に過去。
お礼
ご回答ありがとうございます。日産自動車が、事実上倒産した時も、山一證券が消えた時も、たいがいの人は驚いたと思いますが、全国制覇の吉野家がぶっ潰れた時にも老若男女が驚いた事でしょう。そこから復帰してもまだ、ブランドのみに頼りきって消費者を軽視している事に、企業としての2流さかげんを感じずにはいられません。
- 3838104
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だれも触れてないんだけど俺が思うに一番の要因は すきやはターゲットを絞り込んでのメニューと 豊富な種類と広告宣伝。 と、味以外の部分で吉野家を圧倒しているからだと思います。 大食いの若者にはメガ盛り 子どもや女性用にはミニ。 そしてバリエーションの豊富なトッピング。 またテーブル席を多く設けて家族連れでも 気軽に入れる空間を用意し、 CMでも家族で食事を楽しむ風景を利用して、 うまい、はやい、やすい!! だった牛丼屋のイメージを覆したのが最大の要因だと思うな。 立ち食いそばと同じ感覚で、 比較的男性のみが入りやすい空間から 子連れや女性でも入りやすい空間にした、 つまり、吉野家から顧客を奪う作戦ではなく、 牛丼屋に来る事のなかった顧客をターゲットにした。 だから、吉野家は競争に負けたって訳ではなく (目に見えて店舗が激減した訳ではない) すきやが単純に売り上げを伸ばしているだけじゃないのかな。 吉野家のプライド次第だと思うけれど 吉野家が同じ事をすれば、味で勝っている吉野家が勝つと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。おっしゃる事に一理あり、ですね。吉野家もいろいろなアレンジで味のバラエティーを増やすべきでしょう。
>個人的な味覚としても、すき家でオーケーなので、吉野家が無くてもぜんぜん大丈夫なのですが、、何でその勢力図に転換が起きたのでしょうか。心当たりのある人は、誰か教えてください。 味や薫りなどがどうでもよい人が増えてきたという事でしょうね。 個人的にすき屋は生姜が強すぎて、牛肉の薫りを殺してしまっている様に感じていますので、どうしても好きになれませんけどね。
お礼
ご回答ありがとうございます。吉野家にもたしか生姜が、別途に付いていたように思うのは気のせいでしょうか。安物の牛肉の香りを楽しみたい人には、丁度良いのでしょうが、料理にひと手間をかけずにポーンと出されても、すぐに飽きてしまいます。牛丼を常食としたい者にとって、値段と多様なアレンジは必須ですね。企業努力を怠っていると、一昔前に吉野家が見せた、ライバル業者ゼロ状態で倒産するという惨めな最後に再びなったりもするでしょうから、古いよしみとして注意勧告を致しておきたいと思います。
- manekane
- ベストアンサー率36% (190/520)
吉野家は店舗の作り自体が牛丼に特化しています。 つまりメニューは牛丼だけの単品販売で最高の効率が出るようにしています。 後発の牛丼店はカレーなど牛丼以外のメニューに対応できるようにキッチンが作られています。 これはある意味非効率になります。 その為にBSE問題でアメリカ産の牛肉が輸入制限されるまでは吉野家の収益性が非常高かったのです。 BSE問題でアメリカ産の牛肉が輸入制限されたとき吉野家はキッチンが牛丼専門という制約があるので色んなメニューを展開することが出来ませんでした。 メニューを増やすとキッチンでの動きの効率が落ちて収益性が悪化するからです。 しかもアメリカ産からオーストラリア産へと牛肉を変えると味が変わってしまうためにジャンルが違う豚丼しか選択肢が無かったのです。 他の牛丼店はオーストラリア産に牛肉を変更して販売を続けながら他のメニューを増やして牛丼店から飯屋に近い形に業態を変えてお客を集めました。 吉野家としては早期に輸入制限が緩和されると読み違えたのでしょう。 輸入制限が無くなれば牛丼専門の強みを発揮して売上は早期に回復すると見込んでいたので伝統の味を守るということでオーストラリア産の牛丼を出しませんでした。 しかし輸入制限が長引きそうになるのが確実となってやっとオーストラリア産の牛肉に合わせた味付けの牛鍋丼を出してきたのですが時期としては遅すぎたのかもしれません。 結局牛丼の味にこだわりが有る人なんて少なかったということがわからなかったんですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。いくら吉野家の味が好きでも、毎日となると、さすがに飽きてしまいます。口直しの生姜を添えるぐらいなら、チーズや明太子など、有料で添えたら客が喜ぶ創作料理っぽい発想があってしかるべきであったと思います。
- pepsinex0001
- ベストアンサー率47% (160/334)
大きく分けてこの3つでしょうか。 1)トラブル時の対応の違い アメリカでのBSE問題の際にアメリカから肉を輸入していた吉野家とオーストラリアから肉を輸入していたすき屋の間で対応の違い・安心感などが生じた事。吉野家の「主力メイン商品の一時消滅」によるユーザー離れが起こった事。 2)多様化時代の到来 (1)が起こった頃から、吉野家よりメニューの多様性があるすき屋が子供連れのユーザーなどに支持され始めた事とドライブスルーを最初に適用したのもすき屋ですので幅広いユーザーの獲得に成功したと思います。 3)価格競争 上記2つに加えてデフレ時代の価格競争に吉野家が遅れをとった事。 競争で負けるすべての要素が吉野家に追い討ち掛ける感じで次々と起こってますのでココまで条件が揃うと勢力図が変わるのは仕方が無いでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。(1)の時は驚きましたね。国民の総意としてアメリカ牛肉はノーと言っている中で、あくまでアメリカ牛肉にこだわる意味が分かりませんでした。今では吉野家自体が、そのときの判断に対して後悔していることでしょう。
- mugi_to_ho
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吉野家には元々牛丼しかメニューがありませんでした。 そしてその肉は特殊な1店舗を除いて全てアメリカからの輸入でした。 アメリカ牛のBSE問題が2003年に発生して、アメリカからの牛肉輸入が止まりました。 アメリカからの牛肉だけでメニューは牛丼だけでやっていた吉野家は、アメリカ以外から牛肉を調達することをせず、急遽牛丼以外のメニューで再スタートしました。 ちなみに、他社はOGビーフ等アメリカ牛以外の仕入れ開拓の努力をしてました。 そのため他社に大きく後れを取り、その後牛丼が再開されたあとの価格競争にも後れを取り、今のような感じになってます。 また、牛丼といえばキン肉マンを思い出す人も多いでしょう。 もともと吉野やがお願いしてキン肉マンの好物に牛丼をすえてもらって、ほぼ吉野家とわかるようにしたことによって、”吉野家の牛丼”の知名度を大きく上げたのは有名です。 ところがその後、手のひらを返したように「吉野家のイメージアップにキン肉マンが貢献した度合いなんてごく小さくて恩なんてないよ」っとあれだけお世話になっておきながらタイアップ企画に門前払いを食らわせました。それに納得しない人も中年以上の男性には多いみたいです。
お礼
ご回答ありがとうございます。オッサンのクソヂカラをあなどっていると、看板も傾むいてしまう・・・あると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。まさに、ですね。牛丼一筋うん十年と歌っているわりには、あまり牛丼の事が分かっていないように思います。和食における王道の調味料しか使っていないのですから、いくらでもトッピングが可能である事、そしてそれを歓迎する者が多いという事に思い至らなかった、単純な手抜き、驕りですね。