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偏差値の合計について

授業の一環で偏差値を扱っています。 指標を売上高成長率と自己資本比率として、いくつかの企業をランキング付けする際、 最終的なランキング付けの為の総合得点を、(売上高成長率の偏差値)+(自己資本比率の偏差値) とすること(偏差値の和を用いる)は正しい方法といえるでしょうか? もし妥当と言えない場合に、ランキングに正当性を与えるにはどういう方法が一般的に採られているのでしょうか?

みんなの回答

  • funoe
  • ベストアンサー率46% (222/475)
回答No.1

インプットが売上高成長率と自己資本比率しかないとしても「それらの偏差値を足す」のは 乱暴に過ぎる無意味なことに思えます。 そもそも売上高成長率も自己資本比率も多ければ(高ければ)よいという指標ではないはずです。 企業の成長サイクルの中で、企業-成長-安定-衰退の流れのなか、 売上高成長率は安定期には0前後の数値となっても決して悪いことではなく、 自己資本比率は成長期には低い数値になってもいけないわけではありません。 売上高成長率0%の企業と20%の企業で20%の企業のほうが「良い」「偉い」わけではありません。 同じく、自己資本比率10%の企業と40%の企業で40%の企業のほうが「良い」「偉い」わけでもありません。 それぞれ企業の成長サイクルの中で妥当な値(許容される値)が考えられ、 「数学の成績」のように単に「数値が大きいほうが」「分布の中で最上位にいるほうが」良い といったものではないのです。 自己資本比率も経営方針に依存することが大きく、これが高過ぎる企業(無借金企業など)は、 投資家から見ると金融機関からの借金をしてリターンを狙うといったハイリターンを放棄している消極的 な経営に見えて不満があります。一定のROAが見込めれば借り入れて大きなリターンを目指したほうが 投資家のリターンは増えますよね。 (逆に社債を買うひとは経営安全性が高いと高評価するのでしょうが)    あえてその2つしかインプットがないのだとしたら、 (特に偏差値換算する意味はないと思いますが) 素の数値を2次元プロット(ex横軸自己資本比率、縦軸成長率)などとして 1~4象限、原点からの距離などで層別してグループ化、それぞれのグループを評価する といった方法が多く見られるとおもいます。

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