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「基本」「基礎」の対義語は?
- 「基本」「基礎」という言葉の対義語は思いつかない。
- 「応用」は対極的な位置づけで使われるが、意味が異なるため違和感がある。
- 「上級論点」という対義語があるが、印象が薄まるため適切ではない。
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《応用》という言葉を選ばれたのはしっくりこないとしても いい視点だと思います。 これに合わせて、よく問題集等で、発展というのも見かけますね。 しかしこれには質問者様は言及されておりません。 おそらく発展というのは、《未開》とか、未開発 とか、 そんな感じで、まだ手が加えられていないという意味に 受け取られ、発展は、手が加えられた状態がどんどん 広がっていく意味に受け取られるからでしょうね。 まぁあまり重要ではないのでさらっと。 weblio辞書より。 (1)のびひろがること。勢いなどが盛んになり、栄えること。 「―する企業」 (2)高い段階に進むこと。 「話が―して計画が出来上がってきた」 (3)盛んに活躍すること。異性関係にいうことが多い。 「最近ご―のようで」 基本の対義語としてしっくりくる言葉を考える前に、 改めて、基本の意味をはっきりさせる作業をするべき かもしれません。 私の電子辞書だと、物事がそれに基づいて成り立つような 根本。の事を言う。 物事とは様々なものです。スポーツではフォームの基本、 勉強であれば、基本原則、漢字の作りなどなど。 基本ができた後の広がりは様々であり、水泳の基本が できてこそ、水泳なのであり、書道の基本ができてこそ、 書道なのであるということでしょうか。 人によっては、音楽に型等というものはない。と考え、 自由な創作をされる方も多くいらっしゃいますよね。 そして次に大事な事。物事がそれに基づいて成り立つ ような~ 「それ」、は基本のことですからここではおいておいて、 基本に基づいて成り立つ。という部分も大事ですね。 話の途中ですが私がここでおぼろげに成り立たせた 反義語は、「完成」です。「成熟」でもいいかもしれませんが 「未熟」というものがありますね。で、「完成」にも 「未完成」があります。しかし、「未」をつけるだけで 対義語になってしまうのであれば、「未完」も未完成も 一緒だし、大体のものはそれで事足りますよね。 未成も同じ意味ですねぇ。 この未は、対義というよりは、むしろ否定であろうと 思います。 ってことは、完成でも、成熟でもよく、最大の問題は、 複数の対義語が存在という事態に。 これはなぜなのでしょうか。 まず、基本というものを成り立たせるぐらいですから、必ず その基本を成り立たせなければならない意味があります。 ここ私的に大事な文章です。ちょっとわかりにくいですね。 物事は、その基本なくしては、成立しえないからですね。 つまり言い換えると、基本というものを成り立たせる目的が 必ず存在しているはずである。ということです。 つまり、それこそが、「完成」であると。 フォームの完成形態。水泳フォーム。書体の基本ができ、 「完成」に至る。 「基本」ができないと何事も「完成」しない。これが私の 一説です。電子辞書の語義からも、成り立つのだから 成立、完成などだろうと推測がつきます。 基本も、一体何についての基本なんだろう?という疑問と 完成も、一体何についての完成なんだろう?というまさに 対照的な疑問が浮かびます。 水泳のフォームについての基本であるとすれば、それに 対するのは、水泳のフォームの完成であろうと。 もうひとつ疑問が浮かぶことになります。 基本の完成という表現は成り立つのではないか。 ということです。 こじつければ、これは「段階」の問題であるということも できない事はないと言えます。 すなわち、どこを基本に置くかということによって、 完成と呼ばれる部分も変化してくるということです。 つまり、↑の例では、基本を成り立たせる事こそが、 「完成」であった。そして、基本を成り立たせるために、 我々が「意識していない」、そのために必要な「基本的な」 部分が「一つ以上存在し」、それぞれの完成を持って、 始めて基本が完成し、さらにさらに、それぞれの完成は また、さらにそれぞれの基本の完成によって達成される という、丁度トーナメント戦の表が描けることかと思います。 たまに、型破りな人が出てくることもありますが、それは 単に人が「想定していなかった、基本として設定されている ものから外れているだけなのだ」という事。 さらにさらに、その一番上の「完成」にたどりついても、 結局はそれは、さらに上に続くトーナメント表の、一つの セルにすぎなかった。ということもありうるのです。 そして、これを横・あるいは上から見て、だんだん完成に近づいていく 一歩進んでいくことを、発展だと、つまり、段階が上がって レベルが上がっていくことを、発展と表現しているのでは ないでしょうか。 応用問題は、基本を使って問題を解くんですよね。つまり 基本の「利用」ですかね。利用能力を試す。という趣旨が 感じられます。 発展問題は、その「基本を使うことを目的として完成される 数学等、学問分野の、より上の段階の問題であり、その分野を 完成するために必要な、部分的な問題のうちの一つ。」で あると位置づけられるのではないでしょうか。 たとえば、忍者は、(1)岩を登り、手裏剣を投げ、身を隠し、 自我を捨てる。 そのために、(2)筋力を鍛え、滝に打たれ、忍具を常に携帯し、 その内容を理解し、云々。 (1)を発展だとすると、(2)が基本。 そして、それらがすべてこなされてこそが、完成なのだろうと。 あくまでも例えですよ。 まだ弱いですかね。なぜなら、修行に終わりはないと言われて いるように、鍛えれば鍛えるほど続々とそれを超えるものは 出てくるからです。しかしこれも難しいですが、基本を常に どこに設定するかということによって、完成と呼ばれる場所も、 結局は変化するのだということ。 基本とは言わば、ある物事が存在し、それを最小単位まで 分解し、それ以上は分けることはできないものであって、 よく言う「単位」「構成単位」などの、一般的な総称ではないか と考えられるのです。 そして、人間には、「完成」ということが無理な分野があるにしても、 人々の頭の中の「理想」には、やはり「完成」というものがあるだ ろうし、具体的には、家を建てる場合の、「家」も、人々がそれを 完成形態と設定したからこその「完成」でありますから、 基本は確かに存在してはいるものの、常に「完成」とは人によって 左右されるものである事は疑いがないように思われるのです。 理想的な「完成」としての「家」はまだ他にあるかもしれません。 だからこそ、理想が高い人間程、どこまでもいっちゃうんでしょうね。 はははw。完璧主義者頑張れ。また人生において「妥協」が大切 と言われているゆえんなのかもしれません。 基本の対義語というものが、ちょっとやそっとでは載っていない。 あまり取りざたされない。え。ってことはのってるってこと? 少なくともわたしは聴いたことはない。見たこともない。 そんな状態にあるのは、一重にこの、基本というものの 性質によるのではないか。ということです。 もしどっかの辞書に簡単にほいっと乗ってしまっていたらすいません。 基本の対義語は「 」です。とか言う感じで(笑) 個人的には「無知は罰せず」です。w 正解が見つかるといいですね。 でも書いてて楽しかったです。 ありがとうございました。
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「〔物事の重要な部分、根幹、おおもと〕として定義した場合」の対義語は「(枝葉)末節」かな、と。 でも『「基本論点」の対義語』が、「枝葉論点」や「末節論点」が適切かとうかは疑問です。
お礼
回答ありがとうございます。 そうなんです、「枝葉末節」が私のイメージに一番マッチしているのです! ですが、おっしゃる通り「枝葉論点」や「末節論点」となるとあまり意味が通らないのですよね。 感覚をわかって頂けて嬉しく思います。
お礼
ご回答を読んでいて一番しっくりきたのが「発展」でした。思いつきませんでした。 「原理原則(=基本)を“発展”させていった先に個々の派生概念がある」 というマインドマップのような図式が、私の描いていたイメージです。 おっしゃる通り「応用」という用語は、≒「利用」に近く対義語として「?」があったのです。 (ネット辞書では当たり前のように載っているサイトもありました) 蛇足ですが私の感覚では「応用」の反対は「理論」が妥当な気がしてならないんです。 また、「完成」というのもなるほど、と頷けます。 ただし、どんな分野においても「完成」はたやすいことではなく先には先があると考えると、この用語よりも「発展」の方がより最適な気がしました。 考えれば考える程、深みにはまりますね(笑) 言われてみれば、対義語というより段階を表す用語といった方が正しいのかもしれません。 何がともあれ、「発展」この言葉に気づかせて頂いて感謝です。 貴重なお時間を使ってたくさん書いて下さって有り難うございました。