ここで言う妥協する部分というのは本来はどれも大切な要素ですが、敢えて妥協すると…とうい話ですね。
妥協という観点からではなく、この大切な要素という観点から考えると、特にマンションの場合、一つ大切なものが選択肢から抜けています。
それは「管理」です。
どうも大切な要素というと、駅からの距離、日当たり、間取り、といった目に見えることに気が行ってしまいがちですが、実は「管理」はそれ以上に大切な場合が多いのです。
すなわち修繕費の積み立て状況にはじまり、エレベータや細々とした設備・備品のメインテナンス、共有部分の清掃頻度、サービスカウンターのサービスなど…
そのマンションで末永く、快適に暮らすことができるかどうかを決めるカギです。
一軒家ならメインテナンスや修繕、清掃は個人の自由でどうにでもなりますが、マンションの場合、住人全員つまり管理組合の意志によります。
ですからこの「管理」の部分を疎かにすると、個人の意思ではどうにもならないマンション全体の問題に悩まされ、新築のうちはいいものの、10年も過ぎると、「管理」がしっかりしているところとそうでないところとでは大差が生じてきます。
極端に言えば、「管理」が悪いと大規模修繕が必要な時期にそれが満足にできず、とても住めたものではない、ということにもなりかねません。
ですから他の大切な要素を妥協しても、「管理」に関しては妥協しないことをお薦めします。
お礼
回答ありがとうございます。