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SLのC型とD型
SLは動輪が3つのC型と4つのD型が主ですが、CとDでは何がどう違うのでしょうか。 それぞれの特性・特徴について教えて下さい。 D型は動輪4つで踏ん張りがきくから、貨物用に向いている、とかでしょうか?
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初期のC型とD型は、単に動輪が3軸と4軸というだけの物であまり差は無いようです。 後期の型、では、完全に役割が違っています。 Cが客車用で、高速だけど牽引力が少ないつまり重い貨車の長い編成などには向いていない設計になります。 D型が貨物用で、牽引力があり長い貨物列車のけん引は可能ですが高速が出ない設計です。 これは、SLには自動車のように変速ギヤが無いのでシリンダーのクランクと車輪のクランクの比率が一定のためです。 動輪の直径を大きくできるC型は高速のギヤ比に相当して、トルクは少なくても速度は出ます。 動輪の直径の小さなD型は低速ギヤに相当して、トルクは強い代わりに速度があまり出なくなります。 車輪が多いだけ粘着力つまり車輪が線路に密着する力も強くなり、すべりにくくなるという利点もあります。 日本で最初のE型SLは御殿場線(当時の東海道本線)の急勾配区間用に採用されたという歴史もありますし… ただし、SLの末期のD51などは、D型で牽引力も強いまま、速度も出るように改良されています。 これは、SLの車体を重くしても軸重つまり動輪1対あたりの重さが1/4になるので線路に無理がかからないという利点があるからです。
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- dexterw
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動輪が3つということは、1つ1つの動輪にスピードが出るので、特急列車などの「スピード重視」の列車に投入されていました。動輪が4つのDは、1つ1つの動輪にパワーが出るので、貨物列車などの「パワー重視」の列車に投入されていたようです。 もっとも、今ではCもDも関係なく蒸気機関車なら何でも注目の的なのでどちらも関係なく運用されているようですが。
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- niikanu
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既存の方もおっしゃられている通り、SLの場合はC・Dのみを、電機は「E」を前に、ディーゼルでは「D」を前にもってきます。 SLの例…C57180 「C」が動輪数、「57」が機関車形式、「180」がその形式の製造番号です。 ELの場合…EF6319 「E」が電機を表し、「F」が動輪数すなわち6個の動輪がついてます。「63」が時速85Km/m以上の速度が出せる形式(85Km/m未満は1~49)、「19」が製造番号です。 DL…DD51842 「D」がディーゼルを表し、「D」が動輪数で4動輪、「51」は速度が85Km/mで走れる機関車です。(未満は1~49です)「842」はもちろん製造番号です。 SLの場合、「C」が主に客用、「D」が貨物用でありますが、ほとんどそんなに区別はつけなくても馬力次第です。 C62はD51よりもはるかに強い大馬力カマの一種であり、客用でも貨物用でも余裕のパワーでこなせます。 ちなみに「E」形のSLも存在していました。(E10がそうです) 「E」形はひょっとしたら貨物専用であったかも知れませんね。
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- yumetarou
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D・Cのみなら蒸気機関車を表し EDXXなら電気機関車 DDXXならディーゼル機関車 XX:には数字で形式を表示します 第二番目の文字は動輪の数C:3,D:4,E:5 F:6,G:7,H:8 たとえば、電気機関車EH500:交直流機関車で8動輪
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- myeyesonly
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こんにちは。 ずばりその通りです。 C型では動輪数が少ないので、その分の駆動力で大口径の動輪を使用し、高速をめざしました。 急勾配用に作られた日本最後・最大のタンク機はE10で、5軸の動輪を持っていましたが、同じ理由です。
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ありがとうございます
- hana-hana3
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動輪の数でB、C、D型と別れます。 D型は貨物用に設計された機関車です。
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