非暴力団・非暴力団密接交際者である事を証明するには
お世話になります。
暴力団排除条例が施行されるようになりました。
NHKをはじめとする放送局では暴力団密接交際者は出演不可能になり、出演契約後に暴力団密接交際者であることが判明した場合は、放送局側から一方的に出演契約を破棄できるようになったと聞きます。
ここでふと思うのですが、自分が非暴力団・非暴力団密接交際者であることを証明するためにはどうしたらいいのでしょうか?
仕事上、勤務先や取引先に対してさまざまな証明書や検査をしてもらうことはあります。
例えば運転手、操縦士の乗務前のアルコールチェックや免許証所持確認、無事故無違反証明など。これらはその場で検査機械でチェックしたり、警察発行の免許証や無事故無違反証明書を提示することで解決できます。
暴力団関係ではそういうものがあるのでしょうか?
例えば就職面接や、取引の営業のためによその会社を訪問に行った場合、
「あなたは非暴力団・非暴力団密接交際者であることを何らかの形で公的な第三者の証明をもらってください。そうしたら採用(あるいは取引)いたしましょう」
と言われた場合、地元の警察署が
「●●殿
貴殿が非暴力団・非暴力団密接交際者であることを証明します。
平成●年●月●日
●●県警●●警察署長」
などという証明書でもくれるのでしょうか?
もし、そうでない場合、自称ではなく客観的に、自分自身が非暴力団・非暴力団密接交際者であることを証明する方法はあるのでしょうか? また他人が非暴力団・非暴力団密接交際者か否かを客観的に調べる方法はあるのでしょうか?
もし、これがない場合、あの暴力団排除条例ってずいぶんザル法だと思うのですが・・・
だって、
容疑者「あの人が暴力団関係者だなんんてちっとも知らなかったんです!」
刑事「そんなことはないだろう、お前は知っていながら利益供与したんだ。警察がそういうんだから間違いないんだ!」
って警察有利になりませんか?
また、上司や取引先から
「君は暴力団と親しいのではないか? そうでないなら証明してみたまえ!」
と言われた場合、身を守るすべがありませんが・・・
法律に詳しい方、ご解説をお願いします。
補足
特に、暴力団との偶然ではない故意の緊密な接触は、食事をともにせずとも一切ないほうがいいということですね。特に教育など公益的な法人の職員の場合は、排除条例の順守はなおさらではないかと思っていました。また、暴力団組長とのコネをちらつかせた交渉も条例違反になるのですね。はっきりしました。ありがとうございます。