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最近の社会の出来事で気になること
最近の社会の出来事で気になることはなんですか? わかりやすく教えてください。
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欧州の金融危機とアラブの政変です。 今回の欧州での金融危機は、米国での金融バブルが崩壊した後の 後遺症のような形で欧州で発生しました。 地中海に面したアラブの世界では長期政権が崩壊し、政治的には まだ混乱が続いている。欧州の金融危機は政治的な不安定化が 進行しています。 紀元0年ぐらいからコロンブスが米大陸を発見するまでの、 世界の中心は地中海と中国でした。その両方を結ぶのがインド洋 とシルクロードでした。 時代が変わり、世界の中心が大西洋をはさんだ両岸に移動し、 20世紀には日本の台頭もあり、太平洋の両岸も無視できなく なった。この世界の中心の変化の兆しが、TPPや、APECに見る ことができる。過去に世界の中心であった地中海も太平洋の存在 を無視できなくなった。 長い歴世の変遷を見ると、(地中海、中国)→(大西洋)となって おり、古い方が経済的にも、政治的にも不安定化の兆しが生まれて いる。 これは世界の中心が大西洋から動き始めている前兆なのかもしれ ないです。50年、100年単位の大きな枠組みでの流れです。 覇権国家でもある米国が不安定化(衰退)していることによる もので、これから先、米国がレーガン政権期による改革で衰退から 離脱できた状況になれば、大西洋を中心とした世界に戻るでしょうが、 世界の中心が揺らいでいるから、地中海を中心とした国々の不安定化が 進んでいる。そのように見るべきかと認識します。 中国は違うはずだと思われるかもしれません。欧米の生産力不足を 補うために中国での生産(欧米への輸出)が生まれているので、 中国の今日の繁栄は欧米の衰退の逆相関ですので、日本の社会の ように欧米とは別の道を歩むようになる必要がある。つまり、欧米 の不安定化が進行すれば、中国が受けるダメージが大きいことに なります。 日本が中国と異なるのは、今年の春に体験した震災の影響で、日本 の工場が生産を停止したことによって、中国、韓国、米国の工場ま でが停止した。 これを意味することは大きいです。日本が存在しないと世界は製造 できない。これが理由で日本国債は暴落しない。地中海に面する 国々は日本のような生産能力を有していないから、世界の変化に 同調して、社会が不安定化する。 TPPの問題も、米中の日本争奪戦が根底に流れています。我々が 第一次世界大戦、第二次世界大戦で体験したことは、世界の不安定化 は必ず大規模な戦争で終結することです。 我々は大きな変化の時代に生きている。
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- 00quanta
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やっぱりTPP(環太平洋連携協定)でしょうか。 いろいろな輸入品がかなり安くなりますが、関税で保護していた農業や外国が参入しづらかった保険などはどうなるのか。 日本の国と国民にとって、どの程度のメリット、デメリットがあるのか。 始まってみないと分からないのかもしれませんね。