効果があるからメーカーさんが製作し、眼鏡屋に販売するのです。
それを店員が客にどう説明するかは店次第ですが、単に販売戦略のみでやるならその店はつぶれるでしょうね。
以下ちょっと見解を。(眼鏡販売員の経験から)
・中心と下部でレンズの度が違うもの
累進レンズがこれに当たります。中心部分には、「その人が遠くを見るための度数」が設定されます。
オフィス用なので「遠く」と言っても数メートル先ですから、視力にして0.8や1.0あれば十分ですね。
そして「下部」には、「その人が手元やPC画面を見るための度数」が設定されます。
普段私たちが手元を見る場合、眼の筋肉を使って、焦点を近くに合わせます。
ところが視力を矯正した場合、手元を見るのに普段よりも筋肉が必要になります。
1.裸眼で50cm先までははっきり見える人が40cm先のもの(手元)を見る場合
2.同じ人が眼鏡で2M先まではっきり見える状態で、眼鏡のまま40cm先のもの(手元)を見る場合
上記の場合、1だと少し筋肉を使えば手元に焦点が合いますが、2の場合は、普段の焦点が2Mなので、手元を見る場合には余計に筋肉を使うことになります。
そのため、2M先を見るための眼鏡で長時間手元を見ると、眼が疲れてしまうのです。
それを解消するにはどうすればよいか?
→レンズの下部に弱い度数を入れる です。
最も、「遠く用眼鏡とPC用眼鏡を作って掛け変え」ても良いですし、「どちらにも対応できるように視力0.8くらいの程ほどの眼鏡を作る」でも良いです。
・色がついたもの
パッと思いついたものは、TALEX社のレンズです。
TALEXレンズは、単に色が付いているのではなく、中にブラインドのようなものが入っています。
このブラインドがPCから出るチラチラした光(雑光)を防ぐので、レンズを通すことで目が疲れにくくなっています。
色は用途に合わせていくつかありますが、PC用だと薄いグレーだったかと思います。
また、サングラスの色も、色によって効果が変わるんですよ。
アンバー系 眩しさの軽減
グレー 眩しさの軽減
黄色 明るくする。曇天や夜間の運転にも良い。
その他にも、コントラストを強くする色もあります。サングラスをするけどものをはっきり見たい時には良いですね。
・レンズに特殊加工
こちらはよくわかりません。
もしかしたらTALEXもこれに含まれるかもしれませんね。