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自動車整備士の方に質問です
自動車整備士を目指している高校三年です。 いま現在自動車整備士をやっている方に質問なのですが、なぜ自動車整備士をやろうとおもいましたか? またホンダやトヨタなどのディーラーに勤めている方は何故そこにしたのでしょうか? 志望理由の参考にさせていただきたいので よろしければ回答お願いします。
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- yotani0425
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こんにちは。過去形ですみません、現役引退整備士です。 40数年前に「自動車整備士になりたい」と思った動機は自動車が大好きだったからです。 はじめは夢はカーデザイナーでしたが、自分にはそんな能力も無く、だったら自動車を触っていられる仕事に就きたいと思い当時の自動車専門短大に入って2級整備士を取得しました。勉強も面白かったですね。 就職先は、当時雑誌を見ていて大好きだったデザインの輸入車を扱っていた輸入車ディーラーに入りました。毎日毎日大好きな車に接することが出来て、それはそれは充実していましたね。 どんな仕事でもしましたし、一生懸命仕事を覚えたものです。 やはり好きな車に毎日触っていられることが出来ることは最高ですよ、これが当時の私の志望理由でした。当時担任からは国産ディーラーを勧められましたがそれを蹴っての就職でした。 その後、10年ほどでその会社がディーラーを廃業してしまったため、誘われて某国産ディーラーに再就職、そこのサービス部門に30年ほど務めました。 30代半ばでそのメーカー社内の技能資格1級(メカとフロントの両方)を取得した後、メカニックから技術課に移り、メカの技術教育担・フロントの教育・メーカーとの技術交換業務を担当、その40代後半でサービス部門長になり引退するまで統括業務を担当しておりました。 今振り返っても本当に充実した40年でしたね。 よく初志貫徹と言いますが、やりたい仕事をずっと続けることも出来ますよ、就職後もいつまでも向上心を捨てることなく・また勉強も怠ることなく常にその道No1を目指して頑張って下さいね。
整備士を目指しましたが、方向転換をしました。 そちらからの体験です。 (1)、自動車の単価が下がり、性能が向上して、客単価が少ない。 つまり、一台直しても、お金にならないのです。 (2)売上額を伸ばすために、要らない部品を交換したり、必要の無い部品を変える。 部品を変える(売れ)ことで売り上げが伸びる。 調整や修理ではお金にならない。 (3)細かく調整したり、金属を盛ったりすると、ほかのメカニックでは対応できないので、 アセンブリ交換になる。 エンジンと言うより、モーターの集まりになっている。 腕の見せ所が無くなっている。仕事として張り合いが無い。 (4)特にオートバイの単価は低いので、違法改造等、反社会的な仕事をしてしまう。 そこで、大手の系列などの販売会社で、安定した収入を期待することになる。 ◇しかし、大手パーツチェーン点が、組織的に、安価な車検を合理的に計算して 通常の修理屋さんの6~7割程度(税額も含めて)で車検をするようになった。 ◇有る意味・産業革命で有る。 中小の修理屋さんでは、従業員を雇用できない状況に陥る寸前である。 家族経営で、ようやく成り立つ現状で有る。 ◇知人は、欧州車のビンテージ車を研究してそれなりの成果を上げています。 欧州にも、事故車の買い付けに言っています。 ◇中小の修理工場に就職したまじめなA青年は、 農協や民間の修理工場を転々としています。 就職時の約束と違って、昇給がなく、スカウトされるままに移籍しているようです。 ◎職人的な玄人技の生かせる、高所作業車・重機と呼ばれる大型建設機械など、 に進むことも考慮されることをおすすめします。 電気系統も複雑になり、アナライザーと呼ばれる計器で電気トラブルを調べるように なりました。部品をばんばん変えて、動けば良しの時代です。 一般の整備士の待遇は、今後下がることは有ってもあがることは無いと思います。 ◎消防署や、警察関係や陸運局・自衛隊等の整備に進むことをお知らせします。 こちらで、固定給を貰いながら資格を得て、安い賃金で工員を雇うなどして 独立するのも一方かと思います。 ◎事故に対する運転者の処罰が厳しくなり、レジャーの多様化で 若い人の自動車オタクは相手にされない面が多い。 いろいろ書き立てましたが、自動車の軽量化・生産ラインのロボット化で、メカニックは パートで、有資格者は一人詰めていればよいので、かなりうま味のない職業になると 思います。 選択を間違えると、道を外すことになります。 還暦を過ぎて、可哀想な職業についた人を思うと、口や手が出てしまいます。 植字工:ワープロの出現で、独立間近で挫折しました。 酪農家:北海道の生牛乳の本州への移出許可で壊滅的打撃。 米作農家:米の販売自由化に耐えられないノかが多い。 バナナの輸入自由化以来、伝統果実が流通しなくなった。 一部の研究熱心な農家をのぞく。 港湾労働者:コンテナ船の出現で、壊滅的減少。 大工:建築資材の工業化で、臨時職人との差が無くなった。 中小工務店の廃業。 路線バス運転手:乗客の減少で路線廃止等で、会社はパートで運転士を補充する。 郵便配達:臨時職で補充。 パソコン屋:価格競争が激しく、大手の販売価格は仕入れ価格より安い。 家電の多くがそうです。 寿司屋:回転寿司の登場で、ただの飲み屋に替わる。 ミシン屋:町で見かけなくなりました。既製品で十分対応できる様になりました。 踏切警手・交通整理の巡査・切符切り・バスの車掌・田植え/受粉人夫・鍛冶屋 雑貨屋・猟師・下駄屋・帽子屋・本屋・目立て屋・豆腐屋・和菓子屋・麹屋・燃料屋 ホームセンターやスーパーマーケットとの販売競争に負けて多くの商店が 消えてゆきました。 特徴有る有力店以外は、消滅しています。 自動車整備士も、ご自分でアグレッシブに挑戦しない限り、有望な職では 無いと思います。 顧客がつけば、成長するので、ご奮闘を祈念します。
お礼
わざわざ回答ありがとうございます。自分はディーラーに整備士として勤めて、何年か整備士を経験してから販売へとまわりたいと考えています。頑張りたいと思います。