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TPP 交渉に参加してみてダメそうなら撤退、は?

タイトルの通りなんですが。。。 TPPの問題、関心を持ってテレビや新聞、ネット等見ていますが、 私は素人ですが、素朴な疑問があります。 そもそも今問題になっているのはTPPへの参加の是非、ではなく TPP”交渉”への参加の是非なのだから とりあえず交渉には参加して、条件等話し合ってやばそうなら撤退、とすればいいのに と思うんですが(TVで政治家が同じこと言ってました) 別の人(大学教授?)は ”そんなことはできない、交渉に参加するということはTPPへの参加が前提条件。 それが外交の常識だ” と言ってました。 どちらが正しいのでしょうか?

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回答No.5

『参加してからの途中脱退はあり得ない』 オバマ大統領が明言しています。 TPP交渉は既に煮詰まっています。途中参加のアメリカが既に主導権を持っていて、そこまで言い切れるのは、アメリカの対外貿易にとって日本の参加が不可欠であり、日本の参加が無ければTPPの意味がなくなるからです。現段階、条約の大筋は既にまとまっていて、終盤参加の日本が今更条件を口にしても、到底認めることは出来ない。参加した以上撤退も認めないということです。 内容が煮詰まっていることは、農水省の試算その他、これまでにかなりの内容が既に報道されています。要は政府が、それらのことを公式には認めないまま、ともかくも参加を急いでいることこそ問題なのです。 アメリカにとってのTPPの意義は、自国農民への保護政策によって生産過剰となり、ダブついている余剰農産物の対日輸出の拡大にあります。貿易障壁とは単に関税の問題だけではなく、牛肉のBSE検査、遺伝子組み換え農産物、残存農薬や食品添加物など、食の安全に関わる日本の輸入規制を取り払わせること、それらによる日本の農業保護政策を撤廃させることにあります。農産物については、日本以外の国々にとって余り気にならない内容なのです。食糧自給率世界最低の日本の農業にとっては、さらなるパンチを受けることになります。 農業以外にも医薬品や医療の分野、労働力の受け入れの強要、保険や金融分野での完全解放などを含み、中小企業や社会保障制度など、国民生活に欠かせないシステム上の防壁を、大阪城攻めのように堀を埋める行為と知るべきです。

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回答No.6

途中で撤退したら 日米関係は普天間どころの騒ぎでは済まされない、トンデモなく険悪な関係になります。 肉食男とホテルに入って何もしないでやっぱり帰ると言い出すようなものです。その気がないなら最初からついてくるなと。

metallic_white
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 とてもわかりやすいたとえですw 私の理解は たとえば服を買いたいと店に入ったが、気に入ったものがなかったので店をでたら 店員から”買うつもりがないなら入店するな”って怒られた、、、 だったんですが。。。 いいものがなかったから買わなかっただけなのにこういう文句は理不尽ではないかと。 いずれにしても日米関係が悪くなるのは間違いなさそうですね。 (悪いのはTPPをごり押しする米国側だと思うんですが。。。)

回答No.4

その教授さん、民主主義を知らないんじゃない? 外交は政府なので、条約の締結はできますが、承認は立法府の専権です。 今の民主党は、参議院の過半数が取れていませんし、両議員の3分の2もありませんから、参議院で否決されたら、ひっくり返せません。 参加して承認しないのが、外交のルール違反なら、京都議定書の時のアメリカはどうだったんでしょうね。 日本でも、児童憲章など、過去にいくらでも例があります。 政府が国会に優先されるわけでは無いので、参加して締結までしても通らないことがあるのが民主主義です。話を聞くのもNGって、どこの専制国家の話でしょうね?

metallic_white
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 確かに国会の承認がなければ結局無意味ですね。 それってアメリカも同じですよね。議会からなんやかんや言われて こっちに無理難題ふっかけてくるのでしょうか。 京都議定書ってもともとアメリカ主導で始まったのでは? それを”国益にならん”といって結局批准せず。 それが外交・政治というものだ、と言われればそれまでですが 身勝手ですよねアメリカって。。。

  • blackhill
  • ベストアンサー率35% (585/1658)
回答No.3

 どの国も、国内に保護貿易でうるおっている産業を抱えています。その反対を押し切って、なるべく有利な条件を勝ち取るのが交渉です。うまくいかなかったら撤退する国には、交渉に応じる相手が居るはずがありません。  交渉の中身が分からないのは政府の責任だという野党の主張も、考えてみれば不思議です。ここまで譲歩する、ここは譲れないという条件をはじめから公表する交渉などありえない。日本だけ情報公開で交渉に臨めば、足元を見透かされて大変不利な立場に立つことになります。  TPPへの参加の利益は広く、薄く、長期にわたります。だから、目に見える成果を示すことは難しい。ところが、既得権益を侵害される側では、不利益は目に見えています。だから、反対運動にも力が入ります。それを宥めるために途中撤退などといういい加減なシナリオが持ち出されたのではないでしょうか。

  • mekuriya
  • ベストアンサー率27% (1118/4052)
回答No.2

どちらも正解ですし、どちらも間違いです。つまりどちらもナンセンスです。日本の政治家には、国際的交渉力も判断力も無いことは日本の歴史が証明しています。日本外交がこれまで国際的案件を外交交渉で解決した事例など何一つ存在しない。一つも無いのです。そうしてことごとく戦争になっている。質問者さんが思いつく事例があるというなら挙げてみてください。ましてTPPについては何らまともな議論が日本国内で行われていないし、何ら有効な合意形成も存在しない。これでいったい誰がどんな交渉ができるというのか。私には想像だに不可能です。悪徳商会の展示販売商法の現場へ痴呆性老人に判子を持たせて送り出すことを交渉参加というのでしょうか。それを交渉参加というなら、詭弁としかいいようがない。そんなデタラメな話を許してよいのでしょうか。もしそうなら国民そのものが痴呆なのだと断ぜざるを得ない。およそ政治とは利害調整が本質です。しかし今の政府はそもそも利害の有無をどう理解しているのか。それすら私には全く感じ取れない。政治家の仕事は詭弁で国民を騙すことなのでしょうか。政治家本人はそのように考えているのかも知れないが、私はそれは絶対に許さない。今の日本の有り様は狂っています。正気とは思えない。

metallic_white
質問者

お礼

>日本外交がこれまで国際的案件を外交交渉で解決した事例など何一つ存在しない 日本は外交で失敗して欧米に追い詰められて仕方なく(?)真珠湾を攻撃した。 勝っていればともかくボロボロに負けて原爆まで落とされた。 これもその一例でしょうか。 国民の生命と財産を守るのが政治家の仕事、ですよね。。。 >質問者さんが思いつく事例があるというなら挙げてみて ないです。。。 回答ありがとうございました。

  • root_16
  • ベストアンサー率32% (674/2096)
回答No.1

TPP:米、途中離脱なら「参加しないで」 http://mainichi.jp/select/biz/news/20111029dde007020042000c.html やる気がないなら議論するだけ無駄だし 時間だけ取られて調整が遅れて他の参加国にも迷惑だから そんな嫌がらせみたいなこと、外交上しないよね。 というのが常識ってことなんじゃないですか? 途中離脱が出来る、出来ないの問題ではなくて。

metallic_white
質問者

お礼

上記記事読みましたが 交渉の結果参加しないという結論を出すかも、というオプションを持つことが ”真剣に議論するつもりがない”になるのでしょうか?? 日本は決して”やる気がない”のではなく、参加するならいい (日本の国益にかなった)ものとしようとしているだけでは? あの国一流のブラフのように思えます。 ”オマエら絶対参加しろよ”と。。。 回答ありがとうございました。

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