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タイロッドエンドブーツ交換のときに
今後、固着を防止する目的で、 COPASLIP http://www.copaslip.jp/ をテーパー部分に塗布してから固定することで、次回ブーツ交換をする際にエンドを外すために、 ガンガン叩かなくてもスッポリ抜けるようにしようと思っていますが、そういう使い方は大丈夫でしょうか?
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こんにちは。 基本的にナックルとタイロッドエンドやロアーアームなどのボールジョイントの結合部のテーパー部はボールジョイント側とナックル側(穴側)のテーパー角度が微妙に異なっており、ナットを締め付けるとボールジョイントの首(テーパー部)がくさび状にナックルに密着(固着)するように作られているはずです。 その目的はガタが出ないようしっかり固定させるため・ボールジョイントの首(ネジ切り部)が規定トルクまで締め付ける際にナットと共回りしてしまわないように、などだったはずです。 そこにスッポリ抜けるように潤滑剤を塗布するのはまずいのではないでしょうかね、共回りして規定トルクまで締め付けが出来なくなるような気がしますが・・。 整備畑に40年ほどおりましたが、潤滑剤塗布などはしたこともなく、またスッポリ抜けるような結合は殆ど見たこともなかったですね、すべて特殊工具やダブルハンマーで抜いておりました。 かえってスッポリ抜ける結合があったときなどはナットが共回りしてゆるまずに困ってしまったりで、そのときはボールジョイント首側の摩耗やナックルの不良があるのではないかと疑ったものですが・・・。 ほかの回答者のご意見も伺いたいものですね(また輸入車とのことですが今も実際に整備されているメカニックさんにもご意見を聞いてみたいところです)。 ご参考になれば幸いです。
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- LB05
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>ガンガン叩かなくてもスッポリ抜けるようにしようと思っていますが、そういう使い方は大丈夫でしょうか? テーパ部を潤滑すると、ナットを締めた時の沈み込み量が増え、結果、テーパ穴のテーパ軸に対する『締め付け力』が増えます。 つまり余計にガンガン叩かないと抜けなくなる、ということです。 っと言いますか・・・・ガンガン叩くとかグリスを塗るとかする前に、何故ボールジョイントセパレータを買わないのですか?正しい工具を使わない整備など、整備とは言いませんよ。ボルトを締めるにはソケットレンチやめがねレンチを使うのが常識で、ペンチで挟んで回せばいいと言うことはありませよね?BJを外すのにBJセパレータを使うのは、機械設計上の常識です。 テーパ勘合部は、叩いて外す様には設計されていません。仮に今まで叩いて外せていたとしても、それは単なる結果論に過ぎません。経験やカンや無知な先輩からの『伝承』などでなく、正しい機械工学を学びましょう。
- aoiaaii
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元メカニックです。概ねno.1さんのおっしゃる通りです。タイロッッドエンドは、たとえ新車の状態ですっぽり抜けるようなクリアランスがある設計ではありません。あったらガタが出て大変なことになります。たまにナットを緩めるとカコン…と自然に外れるケースもありますが、それはロアアームの穴が緩かったわけではなく、サス等の戻る力が強いので抜けたに過ぎません。 もともとクリアランスがなくナットで閉め込んでいくような部品ですから、潤滑剤を使っても取り外しには効果ありません。
お礼
ご回答ありがとうございます。 固着してほしい部類の箇所なんですね。 勉強になりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 とても参考になりました。ありがとうございます。