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耐震スリット

耐震スリット(長方形の穴)を埋める溝埋め材の効用について教えてください。 溝が埋まっているのと、いないのでは、揺れ方は違うのでしょうか?13階建てのマンションです。 教えてください。

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  • kei1966
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回答No.2

溝埋め材は揺れを防ぐような物ではありません。 建築では13階は「高層」です。しかし、タワーマンションのような搭状建築とは違うゆれ方はするでしょう。揺れは平面形状や粘り強さ建物の重さなどによる固有の揺れを持っているのでこう揺れますとは言いいにくいですがおっしゃるように揺れることも13階ではおかしくないゆれ方です。 溝が埋めてあって溝の埋まっていないものと同じように揺れてくれなければスリットを入れた意味がありませんから、その話はどちらかといえば正しくありません。 ただ、手すり部分の揺れを吸収するという言い方なら間違いともいえません。 建物の揺れを変える様な物ではないことは確かです、

reimozart
質問者

お礼

素人には良くわからない事に対して、丁寧な対応をしていただきましてありがとうございました。 感謝いたしますm(_ _)m

その他の回答 (1)

  • kei1966
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回答No.1

スリットは溝を埋めることにメリットがあるのではなくスリットを設けることで短柱破壊を防ぐ仕組みです。 長い柱はそれ一つで上下の支点のなかで粘りを持たせる計算をして破壊しにくくしますが、手すりや窓の上下にある小さな壁が柱にくっつくことで力が加わる部位が増えます。短い柱の部分では思いがけないもろい崩れ方をしてしまうのです。 写真は十勝地震の時のものです。バルコニーではないですが窓の上下のかべにより柱の支点が短くなり粘りをうまく発揮できずにまず45度のひび割れを起こし、コンクリートが剥離し、写真の左側の部分から中央に従ってひどくなる様子のように崩壊が進みます。最終的には短い柱の部分が崩壊して階高をがっくりと低くさせます。つまり階がつぶれます。 階がつぶれることは命を助けるためにはできるだけ最後まで避けなければならない崩壊の形です。 なので、耐震スリットは少しでも長時間命を守る建物とするために必要な構造です。 揺れ方ではなく壊れ方の違いと考えます。

reimozart
質問者

補足

ありがとうございます。 私が住んでいるマンション(13階建)は、3月11日の地震で四方の外壁にひび割れが出来たため、管理組合で修理をするための検査をしたところ、耐震スリットの中に溝埋め材は無く木片や発泡スチロールがポンと置かれており、これが原因で雨漏り(部屋のフローリング変色)が酷かったのだと建設会社が認め、修理をすべて請け負うことになりました。 そこで、耐震スリットに戻りますが、13階建てのマンションはどのように揺れるのでしょうか? 高層マンションは、グルグル回るそうですが、私のマンションは南北に酷く揺れて、お仏壇やデジタルテレビは落ちて耐震具を付けていなかった家具は20~30cm歩いてしまったり崩壊してしまいました。 私の勤務先は、8月に耐震工事をしましたが、スリットの中にぷにゅぷにゅした溝埋め材が入っており、事務員は、建設会社から、雨漏りだけでなく、揺れがあった場合は、その力を分散させる意味があると説明を受けたそうです。 溝埋め材が注入されていたら私のマンションも揺れ方が違っていたのか…素人にはサッパリわからないのでお聞きしてみました。 長くなりましたが、『揺れ方には変化なし』と解釈して宜しいのでしょうか?

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