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関係代名詞asの使い方と構造について
- 関係代名詞asについて、主節の内容を先行詞にする時に使われます。
- 例えば、He is very careful, as his work shows. の場合、asの後ろはvery carefulになります。
- また、She was from Kyoto, as I knew from her accent. の場合、as以下の部分で先行詞が明示されます。
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#1の方とほぼ同じ考え方ですが、as を先行詞とするのは文法的な筋を通すためという面が大いにあります。 as というのは「~ように」という接続詞であり、また関係代名詞である that や which などとは系統がまったくことなります。意味を取ってみると分かりますが、「彼の仕事が示す “ように”、かれは非常に注意深い」としても何ら問題がありません。show しているのはまぎれもなく he is very careful という内容です。(very) careful という形容詞だけを show することはできません。似たようなものとして前文の内容を受ける which というものがあり He is very careful, which his work shows. 彼は非常に注意深い。そのことは彼の仕事が示している こうしても実質同じ意味で、which は起源的にもまぎれもない関係代名詞であり「そのこと(前文のこと)」という意味を持ちます。which = he is very careful というのも納得できます。 このように「ように」を使っても「そのこと」を使っても同じ意味になりますが、参考書の多くで as に関係代名詞という品詞を与えるのかと言えば「見せる・示す」という意味の show が「他動詞」であることと関係があります。 関係代名詞であれば目的語になれるため which his work shows は OSV を満たします。しかし接続詞は目的語にはなれないため他動詞は目的語を持つという条件を満たしません。そこでこの場合の as に関係代名詞という品詞を与え、文法的に筋が通るようにしているというわけです。 とは言うものの、いかに普段は他動詞として使われると言ってもこの例文では show するのは前文の内容であるのは意味的に明らかであり as his work shows it「彼の仕事がそれ(=非常に注意深いこと)を示すように」と言わなくても充分です(it を持つ形も使われるようですがそのときの as は接続詞です。目的語には it がもうありますから)。 動詞によっては、例えば say では as I said「私が言ったように」の say を他動詞とし as を関係代名詞とするものと、say に自動詞の意味を与え(目的語なしで「言う」)as を接続詞とするものと辞書によってばらつきがあります。 結局のところ他動詞は常に目的語を持つものだと固定的に考えるか、場合によっては目的語なしもあり得ると柔軟に考えるかの違いによります。英語は比較的固定的に考える傾向があり、the 比較級, the 比較級 のはじめの the を関係副詞とするのも接続詞なしで2つ以上の節を繋いではいけないという筋を通すためです(関係詞は接続詞の機能を兼ねるため)。 なお、もう一つの例文も同じで、前文の内容を受けます。
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- trgovec
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#4です。ちょっとおかしいところがあったので訂正します。 #1の方とほぼ同じ考え方ですが、as を「先行詞」とするのは文法的な筋を通すためという面が大いにあります。 ↓ #1の方とほぼ同じ考え方ですが、as を「関係代名詞」とするのは文法的な筋を通すためという面が大いにあります。 参考書の多くで as に関係代名詞という品詞を与えるのかと言えば ↓ なぜ参考書の多くで as に関係代名詞という品詞を与えるのかと言えば 失礼いたしました
お礼
訂正ということで、内容確認致しました。 お忙しい中、ありがとうございました。
その参考書の説明は、何らかの項目を説明するためか、asについて一部の用法を紹介しているように思えます。 辞書ですと、たとえば以下のページの通り、嫌になるくらい用法があります(私も受験勉強では、asには悩まされました)。 http://kotobank.jp/ejword/as 上記の中でも、お示しの文については接続詞として、 >2 ((様態))…のように, のとおりに (→特に「語法(1)」かなと) >5 ((限定))…するかぎりでは(as far as) の、どちらかであろうかと思います。 前者なら「彼は、その仕事ぶりが物語るように、用心深い(に違いない)。」でしょう。 後者なら「彼は、その仕事ぶりを見る限りでは、用心深い(のだろう)」でしょうね。 どちらになるかは、前後の文脈や状況次第と言うしかありません。
お礼
回答ありがとうございました。 http://kotobank.jp/ejword/as ←参考にさせて頂きます。
- KappNets
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この例文の as は関係代名詞ではなく接続詞です。
お礼
回答ありがとうございました。
- wind-sky-wind
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(2) のパターンは、which と同様、語句だけでなく、節的、文的な内容を先行詞にできるということです。 だから、He is very careful, as his work shows. というのは、もし as が関係代名詞としたら、 he is very careful という内容が先行詞で、 his work shows he is very careful ということです。 She was from Kyoto, as I knew from her accent. というのも、先行詞は Kyoto でなく、she was from Kyoto という内容です。 I know from her accent (that) she was from Kyoto. as が特殊なのは As I knew from her accent, she was from Kyoto. のように、関係詞節を先行詞に前置できるという点です。 だから、(2) のパターンの as は関係代名詞ととらず、接続詞「~するように」と理解することもできます。 接続詞なんだから、前にも後にも置ける。 (ただ、As is often the case with him, he is late again. のような as is となるパターンがあるので、主格の関係代名詞とするのが短絡的な専門家の考え方です) 今回のような、目的格的な場合は特に、接続詞と考えた方がわかりやすいと思います。
お礼
詳しい回答ありがとうございました。 理解できました。
お礼
回答ありはとうございました。 『as に関係代名詞という品詞を与え、文法的に筋が通るようにしているというわけです。』 ↑ ↑ 理解が深まりました!。 本当にありがとうございました。